2016年05月07日

「FUKUROI'S SOUL FOOD KITCHENS」という本を作りました。袋井 のら

「FUKUROI'S SOUL FOOD KITCHENS」という本を作りました。
掲載させて頂いたお店に寄りながら一杯飲んでおります。


届けたら、大将と、常連さん(ウチヤマさんとマサオさん)が「おっ載ってるじゃん!カッコイイなぁ〜オイ!」と読んでくれました。


作って良かった、と、嬉しく思います。産まれ育った袋井の街に少しだけでも恩返しが出来たら、生きている甲斐があるってもんです。(^_^)

さし絵を書いてくれたカレーさんと、ひさのに届けようとしたら休みだったから、「のら」に言ったらスグリくんの友達の一味、ヘンミくんとナオくんとか、アウトドアのテーブルを作ってるニギヤカな一団と意気投合。友達になっちゃいました。コレが袋井です。



追記

この本の制作趣旨を、監修者であり大方針を定めてくれた大谷さんが
非常に分かりやすく、FBで書いてくれました。また、掲載させてもらった
竹原君も素敵な言葉をFBに書いて頂きました。このブログは、数年経ち
僕が読み返す為の「忘備録」の意味合いもあります。
後の僕が、もしも想いを忘れた時の為に、両氏の文をここに記載させていただきます。





2016.05.07 大谷さんFBより転載

『FUKUROI'S SOULFOOD KITCHINS』
この度、袋井市観光協会よりこんなステキな冊子をを刊行いたしました!
監修は一応は私でございますが、飲みに行っただけで何にもしておりません(笑)あとはマツヤマデザインの松山くんや大村さん、助っ人のゼキさんといったスンバらしいスタッフによる写真やら文章やら構成やらで、ホントに(遠州弁で言うところの)「バカええ冊子」に仕上がっております。


以下は、蛇足な補足になってしまいますので、暇な方だけお読みください。
これは「袋井の食のガイドブック」としてではなく「袋井の良さの一端をPRするための冊子」という性格のほうが強いです…てか、その目的で作りました。んでもって、今、シティプロモーションに躍起になっている袋井市や観光協会への挑戦…もとい提案でもあります。
袋井だけじゃありませんが、行政や商工会議所とか観光協会で、そのまちのグルメガイドを作ると「〇〇市美味しいものMAP」とか「▲▲町グルメガイド」みたいなやつですが、まあ大前提が「公平性」とか「とりあえず網羅」とかなんで、一店舗あたりの紹介スペースなんて名刺の半分もあればマシだし、写真なんてちっちゃ過ぎてナニ写ってるかわからんわ、もちろん紹介文なんて数十字もないってことがままあります。まあ紹介店舗数は多いけどね…でもさ、それを手に取って読む側にしてみると、ホントにそんなマップとか冊子って必要なんだろうか?少なくともそれを見て「お!この店行ってみてー!」ってなるでしょうか?僕は…正直な話、絶対になりません。
それに公的な団体で発行する以上、店舗の紹介っていうよりは「このまちは、美味しいお店もあっていいまちですよ~」っていうシティプロモーションの目的の方が大きいはずです。でもさ、「このまちはいいまち!」っていうの知らしめたいんだったら、手に取ってもらわなきゃ意味が無いし、手に取ってもらっても「お!いいじゃん!」って思ってもらわなければ失敗だと思うのです…そして、目論見が失敗に終わるんなら「公平性」もへったくれもないはずです。
そんなわけで、マツヤマデザインさんに指示させていただいたのは、観光協会が出す冊子としては、オキテ破りでいいんで、ピンポイントで指定した数軒のお店(協会未加盟のお店まであります)を写真と文章でガッツリ紹介してください!ということでした。まあこの試みはセンスのいい写真と文章と構成がなきゃ、遠州弁でいうところの「ドしょんない冊子」になってしまいますが、そこは長い付き合いで腕前もセンスもよーくわかってる松山くんに自信を持って一切合財お任せしました!
結果はご覧のとおりの素晴らしい出来栄えで、聞き及んでる範囲では内外の評判もすこぶる良しです!というわけで、調子コイて、本年度もいろいろやっちゃいますか…皆さん!※転載終了

2016.05.08 竹原くんFBより転載

袋井市観光協会発行の冊子「FUKUROI'S SOUL FOOD KITCHENS」に込められた想いや趣旨について、法多山の住職であられる大谷さんが詳しく説明してくださいましたが、これがまた素晴らしい紹介文となっているんですよ!
 
僕も、街興しやビジネスは単純に言ってしまえば「人を魅了できるか?ワクワクを共有できるかどうか?」だと考えています。
  
公平性を優先し「みんなが望んでいる最低限のものを、とにかくたくさん何件も」といった、最大公約数的なものをフィールドに持ち込んでも、情報過多の時代では採択されず埋没しがちですよね。
 
 
むしろ、集まったいくつかのモノのそれぞれの個性を引き出し、発展性の高い化学反応を目指す、最小公倍数的なビジョンを描いていきたいと常に考えています。
 
 
「袋井にはあの店がある。」と思って頂ける方、僕たちと何かを共有してくださる方が少しずつ増えていけば、この土地もこの職業も、もっともっと楽しくなるハズ。
 
 
田舎だから、人がいないから、とか。
飲食だから、ブラックだから、とか。
 
そんなネガティブな声も、数年前に比べて、僕のところには届くことも減ってきたように感じます。
 
まずは自分の店、スタッフたちから、少しずつ。
(転載終了)

上記シェア文章に対する大谷さんのコメント

竹原君、シェアありがとうございます!竹原君は料理人だから、よくわかってると思うけれど、良い材料と良い料理人が出逢うほど幸せなことはないと思うのです。この冊子も料理にたとえるなら素晴らしい出来栄えの料理です。吟味された良い材料(取材先のお店)を腕利きの料理人(松山くんたち)が調理することでこんな美味しい料理ができたんだと思います。それに腕が良いだけじゃなくて、愛情がいっぱいこもってるから…大好きな袋井と大好きなお店を愛する心があるからなんだよなぁ…さすがマツヤマ(笑)

それから「発展性の高い化学反応」ってさすがの表現だなぁと思いました。そう…僕はこのまちの素晴らしいものの「触媒」になれたらいいなと思って、この冊子を企画したんですよ!袋井が産んだ名店と、袋井が産んだクリエーターが融合したら「バカすごいこん」が起きっちゃった…いや、ホント嬉しいです!
これからもみんなとワクワクを共有したいです…(転載終了)

過分な評価をいただいたと思うと共に、
自分の判断や「仕事」に、より戒めとなる言葉だと思います。

大事な想いをこぼさぬように…これからも少しづつ、ゆっくりと
仕事をしていきたいと思います。  

2016年02月02日

静岡市の美容室 シービスケットさんのホームページを作ったこと

先日、一つホームページを作って公開しました。

僕は、あまり、じぶんの仕事を「これやりました~」とか書くのは好きでないのですが

そんなのナイショにしといた方がいくないですか?

たまに、知らない人と話していて、

あのページ、あの会社のいいですよね、とか話に出て、「あ…それ、僕作りました…」って言うのがいいじゃんね


印象に残ったから書きます。

ホームページの名前は、「シービスケット」さん。

静岡市の少し高級で本格的な美容室さんです。

完全予約制

女性限定

成人女性限定

の美容室さん。


変わったお客さんだなぁと正直、最初、思いました。


僕は、そんなに美容室には詳しくないのですが

一般論で、美容室は、お客さんと単価の減少に悩んでいるところが多く、

いかに男性客や幼児やシルバーを獲得するかを悩んでいることが多いと聞きます。

でも、シービスケットさんは、その逆をいってる。

いっつも忙しい、大人の女性しか相手にしない。子供ダメ、オトコダメ。


そして、「シービスケット」って変な名前じゃない?

なんというか美容室っぽくないっていうか


社長のコタニさんに聞いたら、「映画の名前」

うーん、道理で検索したら、なんだかよくわかんない昔の映画が出てきた…

ネットの世界だと、映画の名前とかぶると、あんまイイコトないんだよなぁ…

依頼は、「株式会社マツヤマデザインのホームページみたいにして欲しい、マツヤマさんに任せます」

うーん、

うちの会社はいいけど、美容室でいいの?それで?「いいんです。ウチは。」




仕事をやるかやらないか?

それは、僕が決めなきゃいけない社長としての大切な仕事。

映画を見ました。

いやー、いい映画だった

不覚にも泣いたね僕は


いい

こーゆー映画を店の名前にしちゃう人

僕好きだ


で、作りました。


写真もおまかせ

イメージの文章もおまかせ

ひさしぶりに、僕が基本的なトコ書き下ろしました。

当然、メニューとかは僕が勝手に決めるのは出来ないけれど

アレコレと、なんというか、そーいったところは、ぜーんぶ僕が「独自に、勝手に」書きました。

たぶん、見れば「ははぁ、ここら辺はマツヤマが書いたところだなぁ」とか分かると思います(笑)

テーマは「旅」としたから、僕が今までたくさん旅をした写真を選んで…。

あとはスマホに対応させて、と




作っていく中で、お店にお邪魔したり

お話を聞いたり

色々分かってきたことは

プロには理由があるなぁってこと


聞けばやはり、静岡市はもちろん、静岡県としても、全国的にも

異質で、特異(いい意味でね)な美容室。

料金も決して安くなくて

お客さんは、しっかりした上質なお客さまばかり

予約でいつもいっぱい。

コタニさんはじめ、スタイリストさんは開店中は本当に忙しそうにくるくる働きます。

急がしそうだけど、いつもカットや分からない情報に関しての質問や相談にはちゃんとビシッと明確な答えをしっかり返してくれました。

にこやかだし、やさしい笑顔だし、愛想もいいし、優しいし、なんかジェントルマンだしさ、いつもオシャレだし、そりゃ口コミや評判も良いわけだよ…。大人の女性が行くとこですよシービスケットは…。


なんというか、

コンセプトのサトーさんが、「『仕事は忙しい人に頼め』って昔から言うんだよ~」って教えてくれたのが分かる気がしました。


「仕事は忙しい人に頼め」

たくさんの意味があると思うけれど

忙しい人は腕がいい、だから、たくさんの仕事が舞い込む→よりいっそう経験を積み腕が良くなる→たくさん仕事があるから的確にサッと早く仕事をする→評判が良くなる→よりいっそうの仕事が舞い込む→より経験を積み腕が良くなる→腕のいいスタッフも集まる→素敵な仕事を早くやれる。

といった、「風が吹いたら桶屋が儲かる」的な理由だそうですが、コタニさんと仕事の話をしているとそれを感じました。

僕が静岡の女性だったら、コタニさんに切って貰いたいもんなぁ…。予約して、順番、待つもんなぁ…。

ともあれ、明日もコタニさんやスタッフの皆さんは忙しく、お客さん(ちゃんとした大人で、ちゃんとお金も払える、そのかわり、カットが上手くて、ササッと的確に素敵にしてくれる腕のいい美容師さんを求める女性)を前にして、バシバシっといい仕事をしているのだろうなぁと思うとなんだか嬉しくなるのでした。

この仕事(ホームページや広告のビジュアル制作)をしていると、たくさんの業種の方と会い、

そして、その人(社長さん)が、普通の方にはまず言わない、いろいろな事、(それをコダワリとかと表現する人もいますが、僕はそのコダワリって言葉、あまり好きじゃありません。なんというか、「人となり」とか「生き方」にちかいもの…「ライフスタイル」、「仕事の流儀」的なものです)を、時間を気にせず、納得いくまで話して、理解しようとして、そして表現することができる。

(「仕事の流儀」をちゃんと持っている人の多くは、とっても忙しいけど、その中でも、しっかり時間を割いて、僕が分かるまで丁寧に伝えてくれます)

僕はそんなことがけっこう気に入っています。

そーやって作り上げたもの(広告のビジュアルやHPやなんやかや)が、一般の見る方、お客さんにも気に入ってもらえたらこれに勝るシアワセはありません。

僕の作ったホームページが、あなたの目にとまって

そしてそれがキッカケとなって、あなたがシアワセになりますように…


僕も精進して、「忙しい人」になれますように…


静岡市の美容室、美容院 シービスケット さんのホームページ。

静岡市の美容室 シービスケット
http://www.s-dh.jp/


あ、あと、最近イササカ人手が足りないので、近日中に、株式会社マツヤマデザインのスタッフの増員をしなければいけません、ホームページで募集を開始しますが、もし、ご興味がある方がいらっしゃったらぜひこの機会にどうぞ。僕、面接します。楽しく働きましょう。今回は正社員・パートナーさん、アシスタント希望さん、制作事務、編集者さんからの応募も受け付ける予定です。
  

2016年01月09日

株式会社マツヤマデザイン アウトドアの学校 の開催の報告と予告 今年の抱負

2015年にアウトドアの学校を開催しました。


今回は特別編として、浜松のANYでの講義シリーズ。


アウトドア初心者の皆さんに、どの道具を揃えればいいか?山を歩く注意点などをお伝えして
のんびり秋の山を歩くというユッタリした企画です。(静岡県は温暖なので、12月でも秋の山ってのがいいです)



この日もぽかぽか陽気

相変わらず、生徒より多いんじゃないの?ってくらい講師とコーチがいっぱい付く山歩きスタートです。


鈴木渉講師の説明、山での足の置き方などを聞いたり





色々な草木の説明を聞きます





でも基本はとことこ歩くだけ



しかも、話をしながら


この話をしながらってのが大事で、息がはぁはぁしちゃうようなペースでは歩かない



体力が無い、いつも運動していないけれど…って人にも楽しめるのが
アウトドアの学校の山登りの特徴かもしれません。


でもなめてると危険だから、その点は本格派

ちゃんと大切なところは押さえます。


もひとつ押さえるのは、楽しい食事、そしてデザート、そして綺麗な景色と今日一緒にいる愉快な仲間と写真を撮ること。


ぽかぽか陽気の中で過ごすのは本当に贅沢です

のんびり時間がすぎていきます


自然を肩肘張らずに楽しむこと

美味しくご飯を食べて、綺麗なものに心を奪われること

自然は怖いし気持ちイイって改めて体で知ること。





僕は、そんなことが大好きです。


先日(年が明けた2016年1月7日)、ゼキさんと、急に思い立って

竜洋海浜公園で打合せをしながらキャンプをしました。

朝、車から空を見たら

快晴で真っ青。素晴らしい天気です。空が青くて高い!

思い立った日が吉日です。

ちょうど、難しい資料を読み込み、そして彼と少しじっくり話をして

考えをまとめたり、お互い、どう思っうか?意見を交換したり

共通の認識を持っていかなきゃいけない仕事の案件がありました。

なら、テントを張って、外で打ち合わせよう


時間の制限なく、ゆっくり、気が向いたときに話そう

誘いました

時間が取れたから、その日スグとなりました。


お互い、身軽です。


キャンプ道具は、まとめてあるから、一人分で軽く一泊は
そんな大荷物じゃありません。

すぐ行けます。



そう決まった後、出発前に会社で仕事をしていると

お世話になっている印刷会社の営業マンさん(40歳くらい)が新年の挨拶に来てくれました。

(印刷屋さん、オッサンって書くけどゴメンネ、でも僕も同じ年代、僕ら立派なオッサンだものね)


彼は昨年の夏~秋に、「子供をキャンプに連れて行きたいんですが…、テントは何を買ったらいいのでしょうか…?」と、

僕に聞いてくれて、オススメのテントを買ったものの、

キャンプする機会が無いまま(買ったはいいけれど、テントを練習で張ってみようとしたら、なにせ初めてなので説明書を読む&家で広げてみる、程度で秋から冬になる→子供もいるし冬はまずいだろ)、春には…!!(イマココ)という状態だと年末に聞いていたので


「今日、夕方からテント張るけど見に来ます?」

と聞いてみました

「え!今日ですか?でも、いいんですか?」


で、

彼は素直に来ちゃいました。


お仕事、調整したそうです(笑)

彼とサイトに立って、テントを張る場所の決め方を話し




彼のテントとほとんど同じタイプのテントを広げ

ポールを通し、

ペグを打ちます

フライをかけて


完成!




僕にとってはラクチン、朝飯前の仕事ですが…

彼は、目を子供のように輝かせ

やってみる?と僕が聞くと

「はい!」

と、楽しそうに(でもちょっとおっかなびっくり)

「ほう!あーなるほど~!」

「そうなるんですか」

と、嬉々としてテントを張るのでした。




その後、ご飯を作るバーナーや、




この時期は暖房代わりになるランタンなど




本当に興味深げに見聞きしつつ会社に戻っていきました。

僕、彼に見積もり頼んでたから、その日の夜には見積もりが欲しかったのです。

ちなみに、キャンプの翌朝は7時に起きて8時には出発、某市役所で打合せがあります。


日が暮れて、ご飯を食べながら




ゆっくりゼキさんと話していると





メールが来ました。

こんなメールでした。


㈱マツヤマデザイン 松山 様

いつもお世話になっております。
本日はありがとうございました。
すごく勉強になりました。大げさかもしれませんが
勇気が沸いてきました。またいろいろと教えて
いただければと思います。

さて○○の見積もりをお送りいたします…(以下略)


読んで最初は、誰か分かりませんでした


あの印刷屋のオッサンでした。

「勇気が沸いてきた」って凄くない?

これを読んで、ああ…、僕はこんな気楽にテントを張ったのを見せただけで、

あのオッサンに「勇気が沸いた」のかぁ…と感心したのです。

オッサンに勇気を沸かせるってこの国で大事なことだよなぁ…

そしたら、あのオッサンの子供、確か幼稚園とか言ってたな、

その子供も、今年の春はキャンプを楽しんで、いつかアウトドア好きな大人になるかもしれない。

そのきっかけは、今日あのオッサンに沸いた「勇気」なのかもしれない…

なんか、僕も少し役に立てたなら嬉しいなぁと思ったのです。



というわけで、今年の春くらいに、

「勇気を持って!キャンプに行こう!初めてのキャンプ、初めてのテント選び!」と題した、

アウトドアの学校をやってみたいなぁと思っております。

一月から公開、募集して、四月初旬に開催で、一回か二回コースでどうだろうか?と思っております。


子供をキャンプに連れて行ってみたいけど、

テントとかキャンプとか、やったことの無いお父さんお母さんに勇気を!

そんな事をアウトドアの学校http://www.md-f.jp/outdoor/では、今年やってみようと思います。

今年も株式会社マツヤマデザインhttp://www.md-f.jp/は大忙し、仕事もありがたいことに頂いております。

人手も足りないから、新しい仲間やパートナーさんも見つけなきゃいけません。(その件もまた書かなきゃ、書きますね)

三月に行うがんこ祭http://www.ganko-matsuri.com/も、共同代表として忙しくなってきます。(三月に開催する第16回がんこ祭は今回大きく改変の年なので今から大忙しになる予定です、またこのブログで詳しく書きますね)


新しい年、新しい季節

新しい出会いとチャンスは元気に前を向いて進んでいかなきゃもらえません。

がんこ祭やアウトドアの学校の社会貢献だけでなく、

株式会社マツヤマデザインとして、仕事として

僕は今年、3個の目標を立てました。

新しいビジネスモデルを作ること。

新しいサイトを立ち上げ、販売サイトを作り収益を上げること。

制作した作品で「賞」を取ること。

生きてるんだもん、健康で生きているんだもん

楽しく頑張らなきゃ

みなさま、今年もたくさんお世話になったり、ご迷惑を掛けることもあると思いますが

なにとぞよろしくお願いします。

松山拓也

ps 来週、研修で社員みんなで青森に行ってきます。  

2015年11月05日

浜松市 デザイナー ワークショップ 「浜松のデザイン業界で働く為に役に立つかもしれない18の事柄」の講義について

昨日2015年11月4日、浜松街中のANYで、「浜松のデザイン業界で働く為に役に立つかもしれない18の事柄」と題して、デザインのワークショップの講師を勤めさせて頂きました。




カメラ講師とかアウトドアの講師などは、最近チョコチョコやるのですが、本業であるデザインの講師は久しぶり。




プロ・もしくはプロを目指す方の講義、受講費用も安くは無い講座にもかかわらず来てくれた受講生の方に感謝しつつ、

東京でなく、地方、この浜松の街でデザインの仕事にかかわる上で必要だと思われることをお話させて頂いたつもりです。




今朝、スタッフとして聴講していたスタッフから「あの話は検索してもネットでは知れないですからねぇ…」と言われて、なるほどなぁと思いました。確かにネットをいくらググッてもこの手の話はありません。(確かにそうだ…、でも、だとすると今の世の中で、価値があるのは「ググッても知ることが出来ないこと」なのかもしれないなと思いました)




講義終了後は、こうしてお会いできた人たちと縁をつなぎ、友達になる時間。




僕の講義の第二のメイン「懇親会」に、




受講生、スタッフ、アシスタントのオグス君。

懇親会に顔を出してくれた広告業界の友人も加わってワイワイ。




デザインのお仕事をしている者同士、とても楽しい夜になりました。




仕事がらみじゃなく、利害関係も何も無い。こういう友人としてのつながりって、なかなか得難いものだと僕は思います。





参加してくれたみなさま。ありがとうございました。

開催した講義の告知文章を覚書として記載しておきます。(次回いつやるかは未定です)

ANY(http://www.any-h.jp/)に記載した告知文章@@@@@

浜松のデザイン業界で働く為に役に立つかもしれない18の事柄
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浜松市を中心に県内から海外まで幅広くデザインの仕事を手がける、株式会社マツヤマ・デザインの代表取締役「松山拓也さん」をお招きして、「浜松のデザイン業界で働く為に役に立つかもしれない18の事柄」をテーマにお話しいただく講座を開催します。

「ブログやFacebookを使ったセルフブランディング」や「仕事の受け方・金額設定・クライアントとの出会い方」など、学校では学ぶことのできない、リアルな内容を中心にお話いただく、貴重な機会です。

既にデザイン事務所で働いている方や、デザインの仕事に就きたい学生さん、自宅でデザインの仕事を始めたい主婦の方などに向けた、「デザイナーとして生きる」ためのヒントが盛りだくさんです。

講師情報

松山さん
松山拓也さん
株式会社マツヤマ・デザイン 代表取締役。
オーストラリア放浪旅の後、帰国し、印刷・マーケティングの仕事を経て独立。
2007年、株式会社マツヤマデザインを設立し、現在に至る。


松山さんは、WEB・グラフィック・広告のディレクター兼カメラマンとして活動しながら、デザインの枠を飛び越えて、アウトドア初心者へ”キャンプ”や”登山”などの楽しみ方を伝える「アウトドアのがっこう」企画・主催や、毎年3月に浜松街中で開かれる「浜松がんこ祭」の共同代表など、多岐に渡って活躍されています。

「とにかく実際に見て感じること」をモットーに、全国を飛び回る仕事ぶりや、
自社スタッフ全員での北海道やイエローストーンへの研修キャンプなど、
自由でのびのびとした社風のマツヤマデザイン。

今回の講座では、デザイン業界で働くためのリアルな内容をお話しいただきますが、
デザイン仕事のノウハウだけでなく、”楽しく仕事をする”ための、松山さんならではの「仕事の流儀」が伝わるのではないでしょうか。

■株式会社マツヤマ・デザイン http://www.md-f.jp/


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講座終了後、場所を変え、講師の松山さんと、ざっくばらんにお話していただける「懇親会」を予定しています。
「一杯のコーヒーよりも一杯の飯、一杯の飯よりも一杯の酒」。
”難しいことを語り合うよりも、まずは笑って話して食べて飲んで…そういうのってすごい大事だよ!”と語る松山さん。
まずは笑って話して食べて飲んで。
そんな時間を共に過ごすからこそ伝わる、何か大切なこと…”生き方”につながるような何かが、もしかしたら掴めるかもしれません。


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浜松のデザイン業界で働く為に役に立つかもしれない18の事柄

講座番号:K001-1
開催日時:11/4(水) 19:00~
開催場所:Any
参加費用:7,500円(税込)
Anyのワークショップ受講者の方は提携駐車場に特別料金(3時間300円)で駐車していただけます。詳細はコチラをご覧ください。

【備考】
*10分以上遅刻されますと、受講をお断りする場合がございます。
*本講座は、飲み物をお持込いただけます。
*食べ物のお持込みはご遠慮ください。

※この講座は受付終了しました。  

2015年10月30日

 「任せますので、いい感じで撮って、時々写真、変えてください」というお仕事。

今日、山下ベース工業さんのHPの写真を差し替えました。

この会社はホームページのトップに来る写真を、

「松山さんに任せますので、いい感じで撮って、時々写真、変えてください」

と実にホガラカに依頼してくれる会社です。

なので、僕は年に一度くらい行って、写真をパシャパシャ撮り、トップページの写真をエイッ!と変えちゃうのです。




マツヤマデザインのホームページに、僕はこう書きました。

「僕は「製造業」と「現場の仕事をしている人」、「技術を研究している人」の味方です。 「工場」や「現場」にとても思い入れがあります。真面目にコツコツ、毎日工場や現場で汗して頑張ってる「仕事の現場」それってなんて「カッコイイ」ことだろう。心から僕は思っています。」
(これの全文が書いてあるマツヤマデザインのページはココ http://www.md-f.jp/works/support/05.html

この山下ベース工業さんのホームページは、数年前作って、開く度に表紙の写真が変わってるという変わった作り。(なのでリロード数回してみるといろんな写真が出てきます)




ヒゲのおっちゃんの笑顔とか、オッサンが一生懸命何か削ってるところとか、掃除してるトコとか、女の子が夢中で設計してるトコとか…。




こんな自由に会社の「顔」というべきホームページのTOPの一枚絵をおまかせでノー校正で作らせていただいているという。お仕事のお話でした。


お掃除しているおっちゃんもカッコイイと思うんだよなぁ…^ ^

ここで見れます。山下ベース工業 http://www.y-base.jp/
何回も読み込むとそのたびごとに写真が変わるヨ♪  

2015年10月20日

墓地 お墓の写真を撮影したこと、お供えと想い。


今日、朝からお墓に行った

数箇所のお墓を廻り、写真を撮った。

墓石、故人の眠る「おはか」だ。


石屋さんのホームページを作ることになった。

作る際に、僕が頼んだ。

「見本で飾られているピカピカのお墓やパンフレットだけでなく、実際のお墓を見せて下さい、撮影させてください」と

石屋さんは、快く段取りをしてくれて、墓所へ案内してくれた

たくさんの墓石を見た

綺麗なお墓

苔むしたお墓。

最後に訪れた墓所は、

山の上にあった。


一人の老婦人が、お墓を手入れしていた。

他のエリアを撮影し終わって、眺めの良い老婦人のいらっしゃるエリアに向かう際、彼女と僕はすれ違った

急な石段を、ゆっくり降りてきた。上品で小柄な女性だった。

どうやら膝や足が少し弱いらしく、ゆっくり降りてくる

僕が石段の下で待っていることを丁寧に詫びてくれた

「いえいえ、ご苦労様です」。僕は出来る限り丁寧に頭を下げた。



高い場所で、風景などを撮影し終えた後、

ひときわ鮮やかな花が備えてあるお墓があった。

先ほどの老婦人が手入れしていたお墓だ。


まだ御線香が煙を上げているそのお墓には

りんご

おむすび

シュークリーム

ビールの缶

がお供えされていた。

故人が好きだったんだろうな…お結びの銘柄まで、きっと故人の好みかもしれない…と思い、覗き込んだ時、

そのビールの缶のプルタブが開けられているのに気がついた…

冷たく冷やされたビールの缶には、うっすらと水滴が付いている

中にはまだ炭酸の小さな泡があがっていた…。

さっきの老婦人が、故人の為に、美しい花と御供え物と、冷やしたビールを用意し、

あの足でこの高台まで運び

墓前でビールの蓋を開けたのだ。

少し涙が出た。


きっと、いい男だったんだろうな…。

素敵な夫婦だったんだろう…。

僕は、お墓に眠る故人と、去って行った老婦人に尊敬と憧れの気持ちを持った。

顔もしらない、そのお墓に眠る故人に、

そっと手をあわせ、美味しい酒を飲んでいる最中に邪魔した無粋さを詫びた。



手をあわせたまま目をあげると

美しい花が、風に揺れていた。





伝えるべきは人の想い

現地に行かなければ、分からないことだ。

僕は、僕に出来る仕事を今しようと思う。



  

2015年07月08日

「ふくろい遠州の花火  スペシャルギャラリー」観覧のポイント 来場の前に

あと一ヶ月になりました「ふくろい遠州の花火2015」平成27年は8月8日(土)開催です。

この花火は、地元の人の「僕らの街の花火にたくさんの人が見に来るら!おもてなししにゃ!私たちの街の花火はスゴイだに~^^!」という地元の人のココロ、多くのボランティアの人たちの力で成り立っているすごく素敵な花火大会です。

8万人の街に40万人を越える人が集まります、でも花火翌日は哀しいことにゴミの山が…、それを地元のおじちゃんオバチャン、小中学生が何千人も集まって、早朝から拾います…。

その姿を見てたら泣けてきちゃう…みんないいひとだよ…、素敵な街だなぁ…と思うんです。

僕はふくろいの花火が綺麗に見えたとしたら、きっと地元の人の気持ちが素敵なんだと思います。この花火は、地元の人のプライドだし、住む土地への誇りの花火なんだ!と思っています。

僕はこの花火が大好きなので特設ページを協賛で作っちゃいました。(花火だけじゃなくて、ボランティアで頑張っている人の姿もたくさん載せました)。初めて見に来る方は会場の様子などが載っているから来場前に見るといいかもしれません。

がんばれ袋井の花火!マツヤマデザインは応援するぞ!おー!

「ふくろい遠州の花火 スペシャルギャラリー」





  

2015年02月03日

「浜松がんこ祭」 -人が踊る姿のチカラと素晴らしさ- 




来月、3月14日15日に、浜松市内で「浜松 がんこ祭」が行われます。
年々、規模も拡大し、今年は総勢109チーム4700人が浜松中心市街地に集合、観客動員約11万人を予定しています。

このお祭は、よさこいのお祭りですが、楽器の町浜松らしく、全国でも唯一「楽器を持って踊ること」をルールとして
最大100名の人間が一糸乱れぬ優雅で迫力ある踊りを披露し、コンテストを競うという今年で第15回、
なんと15年も続いているイベントで、全国から大学生やチビッコからオジチャンオバチャンまでが集って、賑やかに舞い踊るという
まぁニギヤカで景気のいい楽しいお祭りなのです。

で、実はこのイベント(というか「祭」ですね)、15回も続いて、街の風物詩にもなりつつあり、規模も年々大きくなっていますが

開催団体はドコか?ということはあまり知られてなく、一般の人に聞くと「え?市役所じゃないの?」とか言われたりするのです。

そりゃそうかもしれません

「浜松がんこ祭」は、10万人以上の観客が楽しんで、宿泊参加者約4700人のうち、半数以上約3000人が浜松に泊まりで(二日間開催だからいやおうナシに泊まりです)やって来て
1泊~4泊します、(大学生チームとかは、お小遣い節約の為『青春18切符』で普通電車を乗り継いで全国から浜松を目指します)市内のホテルや当然飲食も、三食×最低二日はこの祭りの為に訪れるから、浜松にとって最低6千万円から一億円くらいの経済効果になるのですが
実は、運営も企画もボランティアの団体である「浜松がんこ祭実行委員会」が行ってたりするのです。

当然、街をまきこんだ大きな催しですし、最終のコンテストは、市長をはじめ、商工会や商店界、各新聞社も審査員として登場しますし、
歩行者天国にするから地元市役所・警察や街中の関連各団体、地元自治体や市民団体も総力を挙げて協力体制をとってくれなきゃ出来ないわけです。

でもまぁ、しかし、運営母体である「実行委員会」は、ボランティアで開催されてて、どんな人がいるかというと
「数年前、偶然見たら感動したから手伝うよ!」というサラリーマンさんやOLさん、地元のオジチャンオバチャンが20名くらい!という…

月に一回打合せをしている会議を見たら、半年前の秋なんぞは参加者5人とかで(笑)「ええ、これで、やれてんの?」と驚くこと請け合いです。
(さすがに年があけて最近は会議に出てくれるボランティアさんは10名くらいになりましたが)。

しかし、僕は、こんな感じの実行委員が開催している祭でも、

「毎年のことだからね(ニコニコ)」、とか、
「手伝ってあげようか?」とか、
「浜松の為にやってるなら手伝うよ」
「いいよ!街中を盛り上げなきゃね!」

なんて、アバウトだけどココロザシがイイね!って感じで優しくゆるくサポートしてくれる浜松の街の人達と、
継続するチカラ強さで、好意により、ふんわり開催できるお祭りって本当に素敵だと思うのです。

なんかさ、いい街だよね^^

全国から参加してくれる踊り子さんは、がんこ祭の第一回が大学生により開催された事もあって
大学生のチームも多数参加してくれます。大学生にとっては卒業や就職活動を控え、一緒に踊れる最後の晴れ舞台ということもあり
みんな本当に「想い」を込めた踊りで、「コンテスト」の上位を真剣に狙い、青春の火花を散らしちゃうのです。

最終審査に残れるかどうか?が発表されると、感極まって泣き出したり悲鳴が上がったり
悔し涙や、歓喜の涙、ものすごいドラマが生まれたりします。

でも、その100チームの頂点に立つ最優秀の7チームの行う「ファイナルステージ」は、それはそれはスゴイんですよ…。
なんちゅうか、クオリティもそうだけど、人が本気で何かを目指し、一心不乱に打ち込む姿…、僕はそんな「人のひたむきさ」や「人の真摯な想い」って本当に美しいと思います。

デザインという仕事をしていて、「情熱」や「想い」を目で見れること、その目でナマで目にするコトって本当に大切だと思っています。

しかも、このお祭りの場合、「ひたむきで真摯に打ち込む人達」のしている行為、それが「踊り」であり、
目の前の観客に向けられているのです、

これってなかなか無い…ことじゃないかなと思うのです。

ちょっと考えて見て下さい、ここ数年であなたは「本気で一心不乱に情熱をかけて一斉に踊っている100名近い人達」を「目の前で」見たことありますか?
そんな機会って、普通に生きててあまり無いと思うんです。

でも、「浜松がんこ祭」では、それがある。
誰でも、3月14日15日に浜松街中に来たら無料でそれが見れるんです。

すごいことだと思うんだけどなぁ。


絶対、こんな素敵な祭、途絶えさせちゃダメだよ…、なんて僕は思っています。


偶然、踊りを見たマサのお袋(鈴木トシコ64歳)が、「ちょっと見るだけ」といって道端に座り込んで見るうちに
「いいねぇ、元気にこんな笑顔で踊る人見てると元気が出てくるねぇ…」って言って「もう少し、もう少し…」ってずっと手拍子して2時間見続けてた…なんてちょっといい話もあるくらいなんですよ(笑)

まだ見たこと無い方は、ぜひ見たほうがいいと思います。

「人の本気の姿」ってホントに素晴らしいチカラを持っているのです。
見る人のココロを動かすくらい…。


僕はそんなこんなで、カレコレ、10年ほどお手伝いさせて頂いています、

僕が、この「がんこ祭」に関わるようになったキッカケは小さな偶然でした。
少し、その話をさせて下さい。(もうこの時点で少しじゃないけど、よかったら付き合ってください)

今から11年前の2004年、僕が働いていた会社に、変わった人が突然やって来ました。

僕の部下クワヤマが対応し、なにやらカウンターでゴニョゴニョ話していたんですが話が上手くいかないらしく
責任者である僕に、クワヤマが助けを求めてきました。変わって対応した僕にその男が言ったのは
「わら半紙に印刷できませんか?」という言葉でした。

「ワラバンシってなんだ?……、ワラ、藁、藁半紙…あの茶色のボソボソした紙か…」気付くのに数秒かかりました。

「この21世紀にワラバンシ…?」、ちょっと一瞬ポカンとした僕に
その来客者は、「ワラバンシが…」とか「ワラバンシなら!」とか
訳の分からないコトを言います。

「ははぁ…、なんか変わった人だな…」と思いましたが、とりあえず話を聞くことにしました。
ソファに座らせ、お茶を飲んでもらって、ゆっくり話を聞くと、どうやら…

彼は「浜松よさこい がんこ祭」の実行委員長であること、数十人規模で行っていたイベントが
第四回で千人を越えてしまい、案内などの用紙やイベント関連の告知物を作る予算が不安であること…

今まで、コンビニのコピー機や、公民館等にある印刷機を借りて自分で行っていたけど
規模拡大に伴い、それも人手と予算が足りず大変な状況にあること…

そして考えた、印刷の予算が不安…

「ならば、子供の頃テスト用紙で見た、『ワラバンシ』なら安く出来るかもしれないッ!」と思い(イマココ)この場に来たことが分かりました。


さらに聞けば、僕と1つ違いの年齢であること、

最初は学生の仲間とやっていたイベントで楽しくやれていたけれど参加者が増えるに従い、規模や準備などが膨れ上がり、協力者が減り
今では数えるほどしか「実行委員」にいないこと。

それが、浜松よさこい初代実行委員長のノジマ君との最初の出会いでした。

僕は、本当に偶然にも、その数ヶ月前、名古屋の同業者のモリタさんの誘いで、
同じくよさこいのイベント「どまんなか祭」のボランティアスタッフを一日やったことがあり
「よさこいってスゴイなぁ…」と知っていました。

「え、浜松でもやってるの?!よさこい?」

生まれついての人の良さというか、モノズキでもあるし、同じくらいの年で頑張ってる人なら応援しなきゃ!
(僕は今でも同じ位の年の人が頑張ってると「お!負けないぞ、僕も一緒に頑張るぞう!」と勝手に気持ち的にスクラムを組んで心情的に応援しちゃうのです)
と思い、お茶をもう一杯、当時の部下のモリカミ(現マサの奥さん)に頼み、腰をすえて対応策を一緒に練り、

■ここまで大きくなったのなら、ワラバンシで経費削減!ではなく
ちゃんと協賛をもらってしっかりしたパンフとポスターを作ったほうがいい事。

■協賛を貰うなら、ホテルや食事をたくさんの人が使うし、趣旨を話して協力者を得たほうがいい事
(僕のお客さんのアイフラマツモトさんにお願いし、当時ホテル組合の責任者だった呉竹荘のヤマシタさんにお願いし
快く協賛を頂きました※今は財源も厳しいみたいで少しスケールダウンしちゃってますが(涙))

■その他、実行委員会に人手が足りないなら僕でよければ手伝うし、その当時僕の部下であったみんなも応援して仲間になるコト

などなどをその日のうちに二人で話し合いました。

そんな日が、10年くらい前にあったのです。


それから毎年、僕は三月になると、がんこ祭のボランティアスタッフとして、遠州の空っ風に吹かれてお祭の運営を手伝うようになりました。

ポスターは毎年、僕がこんな感じがいい!こんなお祭であって欲しいって願いを込めてデザインを決めるようになりました。

マサをはじめ、幸か不幸か、僕の部下になっちゃったデザイナーは「現場をその目で見なきゃダメだろやっぱ!」なんて僕の強引な誘いでボランティアスタッフとして手伝うようになりました。

僕の友人や、お人よしの同業者もみんな手伝ってくれるようになりました。

毎年3月近くになると、ポスターやパンフレットを、僕の部下が一生懸命悩みながら作る姿が事務所で見れるようになりました。

毎年パンフレットの1ページ目は、僕がコピーを書いて写真を選ぶようになりました。(毎回、思い入れが強すぎてちょっと泣きそうになりながら書くのはヒミツです)


それが10年続きました。


いろんな事がありました。

30歳だった僕は40歳を越えました。

いつの間にか僕は、お祭のハイライトである「コンテスト」の責任者をするようになりました。

いつの間にか、最後のステージの「審査」や「表彰式」の現場リーダーをするようになりました。

いい事や、悪いこと、辛いことも悔しいこともありました。

僕個人の話しだけど、離婚もしたり、再婚もしました、

当時、責任者を務めていた会社の部門を解散し、株式会社マツヤマデザインとして会社を興すことになりました。

その決断を、ウチヤマさんとマサとオークラの部屋で飲みながら心に決めたのもがんこ祭の夜でした。

いつ潰れてもおかしくないくらい、自己資金で始めた会社が一年持ったから法人化し、お世話になった方に集まっていただいて開催した

「株式会社マツヤマデザイン 法人記念パーティ」で「オメデトウね!私たちオバチャンで本当にいいの!?」と言いながら踊ってくれたのは

僕の大好きな地元おばちゃんチームの「リズム遊舞」さんでした。



こうして「がんこ祭」のコトを書いていると、本当に色々あったなぁと思います。



僕の所に「ワラバンシ!」と飛び込んで来たノジマ君が代表を退き、新しい代表ウチヤマさんに代わったり

「偶然見て、すごく感動したから写真を撮った、そのお礼だからよかったら何かに使って欲しい」とスッゴイ素敵な写真を送ってくれた男がいました。

プロカメラマンになったばかりのゼキさんでした。あまりに素敵な写真だったから、すぐ電話して、会って話したら意気投合しました、

今では一緒に九州行ったり北海道やアメリカや台湾に行ったり、全国各地に一緒に飛び回っている彼と初めて会ったのも「がんこ祭」がキッカケでした。

オサカベさんやシン君もアキちゃんやカズやナカヤマさん、最近ではジュンさんもナオミさんも…、入社したてのタオさんは強風でコンタクトを無くしながらも手伝ってくれました。

かれこれ部下を持つようになって十四年、歴代の僕の下で働いてくれていた仲間は全員がんこ祭に協力してくれました。

がんこ祭を通して、カヨやケイちゃんやマツオさん。マツケン君、ムラマツ君やイグチ君、カトー君やアニジャとか、たくさんのオモシロイ友達・仲間が出来ました。



僕は、生まれと育ちは浜松市ではありません、袋井市で生まれた人間です。

だから、浜松の街のお祭を僕がこんなに手伝うのは変かな…と最初は思っていました。

でも、こうして、株式会社マツヤマデザインとして、この街で会社を構えて、ありがたいことに商売をさせてもらってる。

なにかしらお礼を、少しでも恩返しになることをこの街にしなきゃイカンよなぁ…出来ることを、まぁやるしかないやね…と思い、ついつい続けて来ました。

でも、本当は…、こんなすっごく素敵な姿で一生懸命踊ってくれている「美しい舞台を見たい!」(しかも関係者という内側の特等席で)って気持ちが僕のココロの最深部にあるんだと思います。

だって、本当に素敵なんだよ…

人が一生懸命、踊る姿ってこんなにも美しくて、勇気をもらえるんだ…、

ただ見ている人になにかしらの「チカラ」をも与えてくれる事なんだ…。と僕は今でも感動しちゃいます。




全員ボランティアで運営してるから、実行委員も大変です。揉め事もあるし、やらなきゃいけない事もたくさんあります。

正直、10年以上やってれば、「もう辞めたいな…僕が手伝わなくても別にいいんじゃない…」と思ったことも一回だけじゃなくありました。

2012年には、開催の数日前に3.11のあの大震災があって、直前で開催を中止し、(あの判断も大変でした)大混乱になったこともありました。

2013年、代表者に誰かがならなければいけないというタイミングがやってきました。

気がついたら、僕が、今いる実行委員の中で一番古くからいる人でした。

正直、代表なんて、めんどくさそうだし、大変そうだし…会社もあるし、正直「できることなら断りたい」と思っていました。

でも、誰かがやらなきゃ、このお祭が無くなっちゃうかもしれない…と思うと断れませんでした。

少し、組織を工夫して、代表者が一人ではあまりにも大変だから、「共同代表」として数人で代表を務めることにしました。

これなら実行委員長である代表がいつでもどんな時も一人きりでドタバタしなくてもよくなります。

(お祭は同タイミングに一杯アレコレおこります「例えば、あと10分で段取りをスタッフに説明しなきゃいけないけど、
新聞社の取材の記者が来て、審査員で来てくれた市長さんに挨拶したり、舞台片付けしてくれた大学生にお礼を代表から言う為に100人が道端で待ってる時に、地元のオジサンが『責任者は誰だ!』とか言って怒っててボランティアの女の子が泣かされてます!」が「舞台に出て代表者挨拶をして下さい今!5分押してます!」とかね(笑))

昨年、タツヤさんと、タカバヤシさんと僕が三人で共同代表になりました。

今年はタツヤさんが残念ながら抜けて、タカバヤシさんと僕の二人が代表になりました。

今でも初代実行委員長のノジマ君とは友達です。彼は先日のプレイベントで元気良く活躍してました。

僕は彼の踊りが大好きです。

(僕はいつも「あんたは踊り子なんだから、舞台の上でチカラいっぱい踊りなよ!その方が向いてるよ…」と彼に言ってました(笑))だってアイツは踊るとすっごいカッコイイんだよ~!



ちなみに僕は「がんこ祭」にずっと関わってますが、一曲も踊れません。

ただ、見てるだけ。

「ふへー、カッチョイイなぁ、きれいだなぁ…わぁ!すっごーーい!」って見てるだけです。

一応代表だし、審査の関係の最高責任者だから、公平中立でなきゃイカンよなぁ…とは思っているけど思わず手拍子しちゃったり、

感動して大拍手を頭の上でパチパチしたりして周りの人にたしなめられたりしています。(別に審査の得点権は僕に無いからいいじゃないかと思うけどマズイらしい、いいじゃんねぇ)





でも、僕はそんなステージを見ることが大好きで、一生懸命踊る踊り子さんが大好きだし、この街が好きだから

今年も開催されるこのステージに関わっていれることがスゴク嬉しかったりします。



今年も、3月にがんこ祭が開催されます。

このお祭が終われば春です。

桜も咲きます。

五月になって温かくなったら山の雪も溶けて、僕の大好きな「登山」や「フライフィッシング」の本格的なシーズンがやって来ます。

僕の大好きな夏だってもうすぐです。



そうそう、この「がんこ祭」を続けようと決めた時に、僕のアタマに浮かんだ言葉があります。

子供の頃お爺ちゃんの家で見た、映画「男はつらいよ」の寅さんのセリフ。

寅さんが馬鹿にされて、怒ってケンカして実家から飛び出しちゃう前に、心配して駆け寄る妹に言うセリフです

「毎年決まって、必ず帰ってくる、あの燕(つばくろ)さえも、何かを境にパッ…タリと…帰って来なくなることもあるんだぜ…さくら」


そんな言葉をイナセに残し、背広を肩にかけて去っていった寅さんも今はいません。

僕も、大切な人やモノやコトをなくした事があります。


毎年あるって、本当にすごく大切な事なんだ。

だから大切にしなきゃいけないよな、わかるだろ?さくら。



浜松では、がんこ祭が終わると、桜が咲きます。

寒い冬は終わり、暖かな季節がやって来ます。

あと少し、あと少し頑張ればがんこ祭です。

本当に素敵なんだよ。

僕は大好きなお祭です。

全国の踊り子さん、早く来てね、気をつけて来てね、

すっごい舞台を楽しみにしている人がここにいますよ~^^

僕はワクワクしています。


第15回 がんこ祭 共同代表 松山拓也

※最新情報は 浜松がんこ祭 公式ホームページ http://www.ganko-matsuri.com/
公式FB はココです。

昨年の優勝チーム 「夜宵」さんのステージ
  

2014年12月15日

2014年度マツヤマ・デザイン忘年会(タカノレポート)

11月の24・25日少し早めの忘年会をかねて
鹿児島へ行ってきました。





事の始まりは、ある日のミーティング。
「ミーティングやるから早く集まって~。」と松山さん

「そろそろ年末ですね!」(松山さん)

「そ~ですね!」(MDスタッフ)

「忘年会の時期ですね!」(松山さん)

「そ~ですね!」(MDスタッフ)
と、どこかで聞いた事のあるような会話から始まり、

「FDAのキャンペーンで片道3900円で鹿児島にいけます!行きましょう!」(松山さん)
「えっ!? 3900円で鹿児島にいけるんですか?」(MDスタッフ)
「じゃ~行きましょう!」(全員)
そんなこんなで、

【鹿児島行き即決】
    ↓
【鹿児島行きの段取り(ちょっと下調べ)】
    ↓
【鹿児島へ出発】

と言う流れにあいなりました。
いつもながら動きが早いマツヤマ・デザインです。



当日の朝、少し仕事を進めつつ静岡空港へ出発。
1時間半ほどのフライトであっと言う間に鹿児島空港に到着です。





静岡空港が出来てから、
今まで遠く感じていた所が近く感じます。
ありがたいですね~!




さてさて、まずは手配していたレンタカー借りて
九州自動車道を南下。
最初の目的地&宿泊先「指宿(いぶすき)」へむかいます。




途中ちょっと寄り道、お腹が空いたので
桜島SAでちょっと遅めの昼ご飯。
夜は【地元のおいしい物を食べよう】の目的だったので
軽くおなかに。



簡単に済ませるつもりで注文したうどん。
しかし、これが出汁が効いていて「うまい!」
大判のさつまあげが乗っていて、これまた絶品でした。


続いて、景色のいい海岸線沿いをさらに南下
またまた寄り道で「道の駅」
地元の直売場を見学。


スーパーでは見たことのない野菜や果物、魚などがズラリ。
地元の特産物を見るのも、
違う土地に来た事を感じられるいい経験ですね。




ちょっとの寄り道のつもりが辺りは薄暗くなり始め
急ぎいぶすきの「砂むし会館」へ、




「いぶすき」と聞いてご存知の方も多いと思いますが、
今回は【砂むし風呂を体験してみよう!】って事で
全身砂に埋もれてきました。




指定された砂の上に仰向けになり、約50度~55度の砂をかけられます。
ジワジワと体が熱くなり、額から汗が噴出してきます。
約10分間で全身ポッカポカ!




掘る場所が違うと、80度越す熱水が出ることもありとても危険な様です。
(安全の為に砂浜にはロープが張ってありました。)
砂浜が熱いなんて本当ビックリ!土地の違いをまた実感デス。

砂むしの効果は、
腰痛や老廃物の排出、美肌にも効果があるみたいですよ。
腰痛持ちの僕には嬉しいかぎりでした。




砂むしを終え、宿泊先へ
サッと荷物を部屋に置き、指宿の街へ
地元の味覚を求めて出発です。

この日は、連休明けと言う事もあり休みの店が多く
タクシーの運転手さんのや宿のスタッフさんの情報を基に
松山さんの”美味しい物センサー”で(松山さんには美味しい店を察知するセンサーが備わっています。)
郷土料理「さつま味」さんと言う店に決め、入る事にしました。

マツヤマ・デザインは美味しい物とお酒が大好き
メニューを見ながら何を食べるか楽しい相談。
料理が出てくるのを期待しながらまずは、今年一年のお疲れ様の乾杯です。




行ったことの無い土地に行き、その土地の物を食べ、地元の人の話を聞く。
今こうして、この仕事をしていく中で、
本当に大切な事だと少しずつ分かってきました。
いろいろな体験をさせてもらい、
本当にありがたい事だと感じています。









地元の美味しい魚やお肉に舌鼓を打ち、
楽しい時間にお酒も進み、話も盛り上がりました。
そして・・・。
松山さんから次なる企画の発表!
次の企画にもワクワクです。
(これはまた別の機会に報告する事になると思います。)




次の日は、歩きで散策の予定だったのですが、
あいにくの大雨!
少しの雨なら、マツヤマ・デザインは平気なのですが、
(全員レインウェアー持参!アウトドア大好きです!)
さすがに、車の前方が見えないほどのドシャ降り・・・。
次第に雨は落ち着き始めましたが、
予定を変更して霧島方面をぐるりと巡る事にしました。




途中、美術館に寄るつもりが連休明けの為休館日・・・。
ここらへんが、旅では、ほぼノープランで行動する
マツヤマ・デザインらしい・・・。(笑)





霧島周辺をぐるりと廻り、
お昼ごはんを霧島神社の側の食堂でちゃんぽんを食べ、(これまた絶品!)
鹿児島空港へ向かい、静岡へ帰る事になりました。





1泊2日の弾丸ツアー。
もっとジックリ鹿児島を体験してみたいと言う気持ちを残しつつ、
短い時間でしたが充実した時間が過ごせました。

今回の企画で一番感じた事は、
「旅の手段を見つけ、スケジュールをあわせ、短い期間で、遠く離れた土地にサッと行き、仲間とその土地を体感する」
この動き、やり方が僕の知識になった事です。

人から聞いた話だと伝わりきらないから、
「自分の目で見て体験する事が大切なんだと」いつも教わっています。
実際にその場所に行き、自分の目で見て、食べて感じる事の大切さが
この頃少し分かってきました。

いつもこの様な機会を与えてもらって体験させてもらってばかりの僕ですが、
自分が誰かに同じように出来たら、伝えれたら、
新たな発見があるんじゃないかと思います。

この教えてもらったやり方なら、
自分でも出来るんじゃないか?と思い。
こんど家族や友人を誘って同じようにやってみようかと思います。

                     
                             MD タカノ  

2014年12月13日

2014年度マツヤマ・デザイン忘年会(オオムラレポート)




11月24日、25日、一泊二日で
忘年会として鹿児島へ行かせていただきました。





マツヤマデザインでは「旅」という言葉がよく使われます。
私たちの考える「旅」とは、
自分で選び、足を運び、自分の目で本物を見て感じること。

旅行じゃなくて旅がいいよね、という共通認識が社内にあり、
私も「旅」という言葉をよく使うのですが、
実質としては「マツヤマデザインにおける旅」は
冒険という言葉がぴったりかなと思っています。






冒険。
ロールプレイングゲームくらいにしか使ったことはない気がする、
少し気恥ずかしいような感覚の言葉。
周りで耳にすることもあまりない。

なんとなく、漫画の「ワンピース」を思い起こします。
アドベンチャー、少年、スリリング、といったイメージ。
(ちなみに、松山さんと高野さんはワンピースを全巻持っているかと)




そもそも旅の意味は
-------------------------------------------------------
住んでいる所を離れて、よその土地を訪ねること。
-------------------------------------------------------

そして冒険の意味は
-------------------------------------------------------
危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと。
成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみること。
-------------------------------------------------------
(国語辞書より)

だそうです。

意味を知ると、言葉の違いは歴然!
旅の意味がこんなにドライな感じだとは、ということに少し驚きです。
(もちろん辞書としての意味ですが)




さて、冒険。
そのような「危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと」。
(だから、遠くへ行かなくても、どこでも出来ることなんですよね)

何度か松山さん主催で行われた「シークレットツアー」は、どこへ行くか・何をするかが全く分からず、日程だけは教えてもらえるというツアーで、まさに冒険という趣旨のために生まれたようなもの。正直、ここまでの冒険感は、私としては遠慮したいところで、本当に楽しいの!?と思う時は今でも多々あります。(危険をあえて無理にすることは現実的にどうか、という思いは捨てきれない)

しかし、程度の差はあれ、この「冒険感」が、ワクワクする体験のために必須な要素なのではという思いもあるのです。本当は旅行でも旅でも冒険でも言葉は何でもいいのだけど、「成功するかどうか成否が確かでない」ところに挑戦する、その心持ちや行動が大切だと私は思っています。




先週、「東京・美術館めぐり」へ行ってきました。
それは私にとって、ワクワクと刺激をもらえる活動のひとつ。
モネの絵は素晴らしく、いつまでも見ていたいと感動したし、地元にはない雰囲気のレストランに気分よく食事したりもしたけれど、期待していたほどの高揚は感じられないまま帰路につきました。後からその理由を分析して、新しい場所や事柄への挑戦が無かったからだという結論に落ち着きました。

成功することや良いことが分かっていて実行すること。
例えば、パッケージ化された旅行ツアーや、行き慣れた場所へ行き続けること。
それが悪いのではないけれど、残念だけど、きっとそこからは、ワクワクは感じにくいはず。楽しいはずの場所も、油断すると、全然楽しくない。そんなことを、東京で、感じてきたのでした。





【ワクワクしたことのない人が、人をワクワクさせるモノを作れるか?】

【直感で感じる「面白そう」という気持ちを大切に、
 そう感じたなら、それを実行に移すべきだ!】

これは、マツヤマデザインの根底に流れるポリシーのようなものです。


私たちは、冒険感のある体験を、だいぶがむしゃらに求めていると思います。
人には様々な生き方や価値観があり、そんな体験をしないことが悪いとも言えないし、することがいいとも言えないけれど、デザインの仕事をしていて、向かうものがあるならば、した方がいいというのが私の考えです。何よりその生き方のほうが楽しそうだなと単純に惹かれるのです。惹かれるならば、やっぱり素直にしてみた方がいいと思うのです。

その体験がいつか人をワクワクさせられるデザインへつながると信じて。





今回、「忘年会in鹿児島」を実施しました。
それは、【飛行機に乗って鹿児島へ行き、現地のおいしいお酒とお料理を頂きながら、1年を振り返る】という、私たちの中で、今まで試みたことのない計画。
冒険感を含んだ旅です。


鹿児島。

もともと、「人が温かい」「食べ物がおいしい」と聞いていて、
良い印象のあった場所。












鹿児島は、指宿の砂風呂や、各地で目撃するたくさんの湯気、凹凸の激しい山の形、そして今も火山活動を続けている桜島など、目に映る景色から「よその場所へ来た」ということを、強烈に感じさせてくれる土地でした!地元では見かけない野菜や、西郷隆盛さん像やイラストがいたるところに存在していることや、独特のイントネーションもすごくいい。

この土地に暮らす人たちの楽しみ、美しいと思う景色、誇りに思えるものを、次回は、もっと掘り下げて感じてみたい。自然の中を歩いたり、いけなかった美術館にも行きたい。きっと感じることがたくさんあるような、そんな可能性を感じた時間でした。





忘年会では、これまでの旅のこと、これからの旅のことが話題に。
私は今まで、この会社から、松山さんから、たくさんの経験を与えてもらい、
それらにより、確実に、私自身の思考が変わり行動が変わり・・・

ですが、与えてもらった分、それだけではダメだという焦りや自分に対する悔しさのようなものが生まれてもくるのです。
自発的な挑戦が、与えてもらっている分よりも少ないことが原因のひとつ。
もうひとつの原因は「返せていない」という感覚があるから。

そのような気持ちを話したところ、マサさんや高野さんが「この経験を、家族や友人にシェアすればいいんだよ」、松山さんが「自分も、これまで川野さんや佐藤さんに教えてもらったことを伝えてるだけなんだ」と。

貰った相手に返す、それだけが恩返しではないこと。
そんなこと、みんな当たり前のように分かっているのかもしれないし、自然とそう行動できているのかもしれないけれど・・・私には実行できていない考えだったと思います。
形にないものはすべて、世の中全体で、時間を超えてシェアしていく。
むしろ、そこにこそ努力すべきなのではないか、それが恩返しになるのではないかということ。
そんな考えが芽生え、心に残っています。







11月24日、25日に実施された「忘年会in鹿児島」。

時期的に、一年を振り返るという雰囲気ではなかったですよね?松山さん。
もう一回、近場で、忘年会やりますか!
なんて言ったら怒られるかな・・・


以上、オオムラレポートでした!

  

2014年12月13日

2014年度マツヤマ・デザイン忘年会 「行ってしまOH!鹿児島」マサ


「今年も忘年会の時期だね~」

「どこでやるか決めなきゃね~」

「折角の泊まりだったら、楽しい所でやりたいね~」

朝のミーティングで丁度そんな話題が出ていた

その日の夜

(写真はマツヤマ・デザイン事務所)

メールチェックをしていた松山が驚きの一言

「【明日の13時に予約すれば】FDAのキャンペーンで
        片道3900円で鹿児島行けるってよ~!?」


12時間後に予約か……








毎度の事ながらそこからのマツヤマ・デザインの行動の早かった事…


翌朝のミーティングで
■キャンペーン期間の中でお客さん・家族に迷惑を掛けずに行ける日程の確認



■そもそも鹿児島って楽しいか?討論

■鹿児島は美味しい居酒屋はあるのか?の討論

■鹿児島の見どころをWEBで調査

■知り合いから鹿児島情報の調達

■行ったことのある松山から鹿児島情報のヒアリング






【お世話になってる人に迷惑さえ掛けなければ】
    【楽しい事はできるだけやろう】

ケンカもするマツヤマ・デザインスタッフですがココの部分は同じ意見


そんなこんなで予約開始時間の13時を待って速攻で予約!

鹿児島

行ってまいりました~






茶畑の広がる「富士山静岡空港」から飛び立ち、
降り立った「鹿児島空港」も茶畑に囲まれていて…

元気なおばちゃん達がハツラツと働いているスゴク素敵な「指宿の砂風呂」
【昭和の観光地】の雰囲気そのままでお客さんが沢山いる状態を目の当たりにして衝撃!
(今にも寅さんが出てきて「ど~だい おばちゃん?」って言い出しそうな…)

地の物が振舞われる一品料理「さつま味」で忘年会をして

「ホテル」で呑みなおし

翌日は雨で予定の軽登山は出来なかったけど


鹿児島を満喫してまいりました。








今回のマツヤマ・デザイン忘年会in鹿児島で

自分が【時代】の変化に取り残されていた事に気づきました…

ナンダカンダ言っても「鹿児島」って遠い場所ってイメージがあったんです…




でも本当に鹿児島は【近かった!!】

10:30に出発して昼過ぎには鹿児島

大体3時間で到着しちゃう

自動車移動の「岐阜」や「長野」
新幹線移動の「岩槻」

と同じ位の時間で【鹿児島】なんですね…





頭では解ってたんです
「だって飛行機で行くんだから早いよね~」って



【近い】と感じる要因は多分

「おっ 今から行っちゃおう」って気軽に行ける感覚(ナレ・日常感)
「高いんじゃない?」なんて気にしなくて良い値段
「到着したからまずは一休みしよう」なんてならない労力(距離・時間)

が揃ったから【近い】と感じたんだと思います。





毎月北海道に通っているあの先輩や

ここ十数年間の間、年に数回は海外に行っているあの人

本拠地がわからない位、各地を転々としているあの人達からすれば

当たり前の「普通の感覚」で

この記事を読んでもいまさら何言ってるの??

って事なんだと思いますが、



僕の中での地図の縮尺が大きく変った、とっても良い気付きをもらえました。

自動車移動・新幹線移動の目線で「地図の縮尺」を見ていた僕が
飛行機移動の目線での「地図の縮尺」に変った瞬間がありました。




「ホントに便利かい?」「やってけるのかな?」と思っていた「富士山静岡空港」
「安すぎだろ!? 絶対良い事じゃないんじゃない!?」 と思っている「輸送費用・宿代などの各種費用・物価の下落」

ネット化の影響か、企業化の影響か、
何でもかんでも

極端に、

低価格に、

そして便利になっていく 今の【時代】

個人的には疑問符も持っているのですが
今はそんな【時代】





疑問符のあるサービス

このサービス使ってると○○とかXXとかって面を考えるとあんまり良いことじゃないよねなんて思うけど

無理やり拒絶なんかせずに
受けれる恩恵は思いっきり受け取って、今の【時代】を理解する事が一番大事なのかな?

なんて思ってたりします。


だってamazonもイオンも便利だし、それらを使った事があるから「専門店」なんかの良さもわかりますもんね!





:まさ  

2014年11月13日

忘年会をする全社員会議、鹿児島決定!

マツヤマデザインの今年の忘年会をどうする?とぼちぼち考えていたら

悪魔のようなお知らせがメールで届きました!



おいおい飛行機、鹿児島片道3900円かよ!

緊急全社員総会で日程調節・決定に要した時間15分。

本年度の忘年会は鹿児島で行うこととなりました。

12時ジャストのFDAの販売開始をカウントダウンして待って、

出現したら速攻ゲット!

見事チケットを手にして支払いもカードで完了!

と、いうわけで、本年度の忘年会は鹿児島で行うことと相成りました。

交通費3900円×2(往復だから)で7800円で鹿児島に行けてそこで忘年会できるなら

これは行くっきゃないでしょ!

とはいえ、直前公開のチケットで検討時間がほぼ数時間で決めなきゃいけないのがハードル高いけど

うちの会社の掲げる大切な言葉は、偉大なる冒険家アーリング・カッゲ氏による

「先を読むこと、身軽であること、不安や恐れは置いていくこと」。



待ってろ桜島!

グラスを洗って待ってろ鹿児島焼酎!

サツマハヤトと島津魂、大自然と日本の広さを感じる忘年会を今から楽しみにしています。


FDAの期間限定の3900円チケット、発表と販売まで一日くらいしかなく、スグ売り切れるので、早く決断できるかどうかがキモですがこの企画、すごく素敵だと思います。

  

2014年10月31日

昔の約束 楽天1位の美味しいリンゴジュースのHPの物語

月末でドタバタしてますが元気なマツヤマです。


さっきタカノがアップした長野県にあるリンゴ畑「なかひら農場」の楽天のページが出来たみたい、お疲れ様タカノ!

このページを作ったのは、少し物語がありまして…、

以前ある企業のホームページの製作担当者として数年間僕達と仲間としてチームを組んで仕事をしていたNさんから「僕は数年経ったら…長野の実家に帰って、親父の会社を手伝うつもりです、そうしたら…ホームページに力を入れたいんですが…、マツヤマさんとまた仕事をしたいんです、長野に帰った僕にもこうしてチカラを仮してくれますか?」と素敵なことを言って頂いたのでした。

その話しをして数年経ち、

長野から協力を仰ぐ連絡を頂いた時は嬉しかったなぁ。

もちろん、仲間と交わした約束は何年経ってもちゃんと守ります。


今でも長野に時々行って、写真を撮ったり打ち合わせをしたりするのですが、
(長野は山もあるから大好きですし^^)

南アルプスがドカーンと見える高原にあるひろーいリンゴ畑の真ん中にある工場で作られたジュースは本当に美味しくて行く度にもらうリンゴもホントに美味しい…。(実はネット未発売だけどジャムもひじょーーに美味しい!)

こんな所でできた果物はホントに美味しいんだなぁと、この身を持って感じています。もちろん担当のタカノと一緒に。ディレクションする人もデザインする人も写真を撮る人もキッチリ現場に行くとワカル事の量が全然違います。社長さん、担当者さんとも何度も顔を会わせて話をしました。元気がよくて、忙しそうで、なんというか、この人好きだなぁって方でした。僕達にとっても敬意を持って接して頂きました。

僕達はにんげんです。

思いいれだってたくさん入ります。

絶対いいのを作りたいって思います。

会社の自社サイトと楽天のサイトを運営するようになりました、

楽天ではその部門で売上1位になったり出来るようになりました。

体にいい、と、美味しいは両立するんだなぁと思いました。

今年のお歳暮商戦も、ギフト部門で日本一にになるべく写真も撮ったのですが
どうなることか?ワクワクして結果を待とうと思います。



なかひら農場のホームページはココです。
クリスマス用のギフトも今回は作りました^^
http://www.rakuten.ne.jp/gold/nakahira/index.htm  

2014年09月23日

株式会社マツヤマデザインのホームページの完全リニューアル完了

本日、ついに念願の株式会社マツヤマデザインのホームページの完全リニューアルが完了しました。



デザインを仕上げてくれたオオムラ、協力してくれたマサとタカノ、

そして様々な撮影、ツアーに一緒に行ってくれて、たくさんの気付きとチャンスをくれたゼキさん、チアキさん、

コンセプトの佐藤さん、さげさかさん、

いつも僕と山に登ってくれる登山部の仲間、渉コーチ、チャーハンさん、よしむーさん、心君、湯川さん、しょうちゃん、

アウトドアの学校の受講生のみんな、

ノブオさん忍さんはじめさくら咲く学校の元気なオジサマたち、

青森ツアーに誘ってくれた八重さん、中田さん、

青森で出会ったタガワさん、本多さんとカガヤバーとクレイジーホースの気のいい仲間達、

掛川のスローライフの優しくて愉快な仲間達、敬愛する中山御老公、

世界の辺境カメラマン残間さん、きんちゃん、トモさん、小松さんやGGアミーゴの北海道の元気な皆様、

浜松で一緒に頑張ってくれてる「がんこ祭」の仲間達、

太平洋の反対側、イエローストーンのデイビッドファミリー、一緒に旅したノリスケ、

沖縄に共に旅してくれたモチヅキさん、

両俣小屋ツアーや北海道にご一緒してくれたたハラ夫妻、

いつも僕に多くのコトを教えてくれる東京の塩田先生と先生を慕う諸先輩の皆様、

毎年春野でキャンプ&カヤックするタパの上野さん、

僕にとっては「聖書をデザインした人」である出田さん、

エライヒトなのにいつも楽しくて優しい角さん、

何年経っても部下は部下のヤマガラコーヒーの佐藤、

頼りがいある愉快な住職大谷さん、

八丈島で会ったアマガイさん、

長野のリンゴ農園なかひら農場のみなさま、

天竜の森林で働くカッチョイイ働く男達、

多くの先輩と友人、家族と犬の桃太郎…

一緒に旅をしてくれた愛する人に心から感謝します。


みんなと一緒に旅をしなかったら…
あなたに会わなければ…
このページは出来ませんでした。

本当にありがとうございました。

心から感謝します。


ホームページがようやくできたので、よかったら見て下さい。




このページ、TOPの画像が12枚、移り変わるように作りました。
旅や登山の様子、美しい自然などの「1ダースの旅」を、
今後、時々掲載していこうと思っています。
これからもよろしくおねがいします。

ps、スタッフを1名募集を開始しました。
   お知り合いで良い方いたら告知してくれたら嬉しいです。

松山拓也

株式会社マツヤマデザイン 公式ホームページ http://www.md-f.jp/


  

2014年07月28日

「遠州新居の手筒花火」 僕の仕事の流儀について

金曜日、新居町の花火を見に行きました。

今度、ひょんなご縁から新居町にある会社のホームページを作ることになり、「新居ってどんな町なんだろう?」と思い、聞いていたら、その週末が年に一度のお祭り→じゃあ見に行く。となりました。別にお祭りのホームページを作る訳じゃないのですが、自慢じゃないですが、こーゆー時の僕のフットワークはタンポポの綿毛より軽いのです。

新居町の花火は、よくある打ち上げ花火大会とは違って、
人が手に持ってブハーーッ!と火の粉を吹き上げる「手筒花火」のお祭りなのです。(知らなかった!)




東海道新居宿に江戸時代より300年続く奇祭として「遠州新居の手筒花火」として有名で、全国でも珍しい練り歩く花火であり、諏訪神社に奉納されるという由緒正しきスゴイお祭りなのです(実際見たらスゴイ迫力でした…!)



その町の仕事をしている会社のコトを知る為にはその町を知らなければイカンのじゃないか?と僕は実は思っていて、その町のコトを知るには、お祭りは本当にいい機会だと思います。

「知る」って、話で聞くことや、字で読むこと、動画や写真で見ることだけでは十分とは言えない気がします。僕にとって、知るとは現場で感じて、「ふぅーん、こういう感じなんだ…」と身体で感じることだったりします。




タイミングよく見れたのは、スッゴイ花火だけではなく、祭りを楽しむ街の人々の笑顔や歩き方…、チャリンコに乗って楽しそうに会場に向かうチビッコや、美味そうにビールを飲むオッサンの嬉しそうな顔でした。














ふむふむ、なーんかいい感じだなぁ、いい街じゃん新居!これも仕事をするには大切なカギ。
大げさな表現かもしれませんが、それが僕の大切な仕事の流儀。

たくさん知ることが出来て、いい笑顔と景色も見れました。
ちょっとずつ寄り道しながら仕事をしようと思っています。

親切にガイドしてくださったしらいさんありがとうございました。

おかげで全然知らなかった新居が好きな街になりました。  

2014年06月27日

アメリカに行ってきます。

来週、一週間アメリカに行ってきます。




こんな景色を写真に撮って、打合せしたり
車で長い距離を走ったり、キャンプをしたり。
本場でフライフィッシングをしたり。

今年は社員を前半後半に分けて全員行くことにしたから
ちゃんと「ホントに青い空」や、「ぶわーッと広い空」や
「ビャーーン!って夕焼けの赤」を
全員の目玉で、直に見て貰う事ができるはずです。




そーいうことが、きっと作るデザインに表れると思います。
スグではないけどいつか…。

それは、ほんの少しの差かもしれないけれど、
「神は細部に宿る」って言葉。
僕は信じていたりするのです。

留守をしますがすみません。
勉強して、も少し皆様の役に立てるようになって来ます。
少し修行する時間を下さい。
ちょっと大きくなって帰って来ます。


株式会社マツヤマデザイン 代表取締役 松山拓也  

2014年04月07日

福田織物さんのホームページについて まかせてもらうこと

先日、ホームページを一つアップしました。

福田織物(ふくだおりもの)さんのホームページです。

世界でも例のないほど細いコットンの糸を織り、作り上げられたストール

光が透けるほど繊細で柔らかな風合いを実現する為には

社長さんを初め、現場の方達の「仕事にかける誇りと想い」、

それと

言葉で書けばなんて薄っぺらくなってしまうのだろう…と嘆きたくなるほどの

「経験と試行錯誤」がありました。

「プライド」と、「挑む意思」がありました。


言葉は、たくさんのモノゴトを伝えるけれど

ある種の「コトガラ」を伝えるのは苦手なのかもしれません。

それは、想いや誇り、そして、それらプロセスが紡いだ結果です。

今回の仕事は、極力言葉を廃し

写真を撮りました。





ストール以外の色が邪魔でした

風が無くてもダメだし、ビヒョー!でもダメでした

白だけある場所を探したら僕の持っている引き出しからは

3000mの雪山しか出てきませんでした。

モデルさんと、カメラマンと僕で行って写真を撮りました。

撮ってきた写真をオオムラがデザインしてくれました。

福田織物の社長さんが喜んでくれました。

イメージは何ができるか?どんな結果になるか?事前にはなかなか見えてきません。

その状況で、「マツヤマさんに任せます。」と言って頂いて仕事をするのは本当に嬉しくて、難しいことです。

写真とホームページは、これからポスターや様々な告知に使われるはずです。

信頼できる仲間と、信頼してくれたお客様と仕事が出来て幸せな事だと感謝しています。

実物は、D&Dデパートメントや、全国のセレクトショップで見ることができるはずです。





福田織物 ストール 公式ホームページ http://fukudaorimono.jp/

今、出来ることを、一生懸命、自分にできる限りやれたらと願っています。

  

2014年02月28日

DORP実行委員会さんから インタビューを受けたこと ワタナベさんの10年の印象




以前、「デザイナー・オープンリソースプロジェクト 浜松市に点在するデザイナーを集約し、持てる力を最大化するプロジェクト」である、DORP実行委員会さんからお話を頂き、インタビューを受けた記事を掲載して頂きました。

僕がいつものように脈絡ない言葉を好きなだけ喋ったコトを、本当に分かりやすく

なんだかイイヒトそうにまとめて下さった手腕と優しさに感謝します。

イベントを行うにあたり、作るチラシに写真が載るからと確認したら

体育座りの落ち着きのなさそーな男が載っていました。

自慢じゃないけど、小学校6年間ずっと通信簿に「落ち着きが無い」って書かれていました。


体育座りは「早く外で遊びに行きたくてウズウズしてる子」の基本です。

インタビュー記事はコチラです。お時間がある方はぜひ読んで見て下さい。

「デザイナー・オープンリソースプロジェクト“DORP”  サイト内 株式会社マツヤマ・デザイン代表取締役 松山拓也」

昨日、会社に来た、10年以上の付き合いのある、印刷会社のワタナベさんが言っていました

「マツヤマさん、FBで見て、あの取材の記事読みましたよ、僕、初めてマツヤマさんのコト、ちゃんと理解できたー!ってスゴク納得して、感動しちゃいました!」

おおおーそうか、ワタナベさんありがとう、…ってことは、この10年以上どう思ってたの?

「ん?いや、いつも遊びの話しかしないし、正直よく遊ぶ方だなぁってねハハハー(笑)」

そうかい…そりゃぁ………ありがとうね…



  

2013年11月14日

2013.11.14 株式会社マツヤマデザイン 移転・引越します。

僕らは2007年より活動していた浜松市東区西塚の株式会社マツヤマデザイン事務所を移転して
新しい事務所に引っ越します。

今年の春に、大家さんが「老朽化してきたから取り壊したいから年内に…」と言われての引越しです

ちぇっ…

この事務所、古いけど広くて開放的で

とっても気に入ってたのにな…

僕が生まれて初めて、株式会社を作った空間。

何もない事務所を広げ、僕とマサとタオとモリカミと開いた事務所。

とってもちいちゃいけど、とっても大切な場所でした。

今は、新しい仲間も増え、タカノとオオムラが元気に頑張ってくれています。



シーンとした中で

仲間がパタパタキーボードを打って仕事をしている音や

気づいたら時も過ぎて…夕日を窓から見る事も


仕事の手を休めて、社員みんなで下らない事で怒ったり笑ったり

そんな、とっても素敵な環境の中で働いていた

そんな、ありきたりな日常がとても素敵な事に思えます。


でも、新しい事務所も無事に見つかって

新天地での新しいスタートです。

今は引越しやさんからもらったダンボールにみんなでワッセワッセと詰めている最中。

新しい事務所は目と鼻の先、同じような築四十年のビルの5階建ての5階。

広くて、窓がいっぱい

今週2013年の11月14日15日が引越しで、18日(月)に新しいビルで電話線工事が行われます。
それまで、お仕事は一時お休み。

新しい事務所から、改めてご報告させて頂きますね。

では

また

※新しい住所は
〒 430-0801静岡県浜松市東区神立町119番地の11 神立ビル5階
です。

大きな地図で見る

株式会社マツヤマデザイン事務所は、こんなところでした。


太陽は貧乏人にも王様にも平等に降り注ぐ


マサのデスクからみた景色

応接ソファと函館で買った本棚

オオムラがボクにからかわれて、タカノが笑う日常

仕事が忙しいけど、いつも笑顔

悔しいオオムラ

こんな絵を僕はいつも見てました

ボクのデスクから見た日常、ゴチャゴチャだけど僕らには何が何処にあるか?だいたい分かる

マサ、マツヤマデザインの気楽な苦労人、ボクの両腕と言われるオトコ

給湯室の女帝

ボクのデスク

僕が7年間見ていた風景。


大好きな、事務所の窓から見る夕焼け
  

2013年09月26日

さよならマツヤマデザイン。

夕日を会社の窓から見ました。





来月で、株式会社マツヤマデザインは現在のビルの老朽化にともなって移転が決まっています。

だから、この事務所で見る夕焼けはそろそろ見納め。



僕はこの窓から見る夕焼けが大好きです。

僕達は、この事務所がとっても気に入っていたのです。




夕日を眺めた後、

みんなで、この曲を聴きながら仕事をしていました。


槙原敬之「足音」

愛を一つ胸にかかげて行こう
僕らの行く先には何もないから
愛を一つ胸にかかげて行こう
後に続くみんなの 光になるから


きこえるよ きこえるよ
誰かの声が
待っていないと思ってた
誰かが待っていた