2016年09月19日

八ヶ岳 阿弥陀岳(あみだだけ) 登山 剣岳のトレーニングとして登った話

2016年9月15日

僕は来週、北アルプスの「剱岳」に登ろうと思っています。

そのトレーニングに、週末に八ヶ岳の「阿弥陀岳」に日帰りで登りました。

2016年9月17日

八ヶ岳の「阿弥陀岳」登るのは大変でしたが素敵な山でした。(八ヶ岳はもう何回目ってくらいでしたが、阿弥陀岳は初!)
ハァハア息が切れます。曇りの天気、寒くも無く、暑くも無く登山には最適、ベースレイヤーの上に半袖シャツ一枚で平気でした。山頂では風があったのでパタゴニアのフーディーニを一枚着ました。思うに、このパタゴニアのフーディーニジャケットってのは、僕にそもそも勧めてくれたのは友人であり、山の仲間の「スタジオやまもり」の鈴木渉さん(「頂上を目指さない富士山さんぽ:ポプラ社」の著者)なんですが、これ、本当にいい。結局、今回もレインウェアを一応持っていきましたが、雨も降らず、肌寒い場合にシュルシュルと引っ張り出して着て、風がやんだらシュルシュルとしまう、と、非常に役に立ちました。僕は通常の生活でもよく持ち歩きます、新幹線に座って、肌寒いけど寝たい時、映画館でちょっと寒い時、ランチを食べに出たら帰りに小雨が降ってきた時とか、ホントいつ持っていても非常に使える。ナイスな一枚です、買いですよ、今セールだし(笑)僕もセールで約一万円で買いました、ホントはアメリカに行った時についでに買ってくればもっと安いのにね(なぜ日本国内はこんなバカみたいにパタゴニアが高いのか理解に苦しむ、こんな高くて買う国民はどうかしてる気がする まぁともかく)




阿弥陀岳
頂上に無事に来ました。



美濃戸より、行者小屋→中岳のコル→阿弥陀岳→行者→美濃戸。いうルートでピストンしました。

途中には鎖もあったり階段があったり、岩場や、ハシゴ鎖が苦手な方には、ツライ山かもしれません、
でも、落ち着いて登れば、それほどキツイルートではないと思います。


動画では、僕がハァハァ言ってますが、それは僕が体力が無いからで、コンスタントに(例えばシーズン中、月に一回は山に登る方なら)登っている方でしたら、ニコニコ笑いながら登れるのではなかろうか?と思います、とはいっても、天気や状況によって、山はいつでも牙をむく恐ろしい場所だから、決してナメて掛かってはいけませんが。

僕が感じたのは、「岩場が怖い!」って方が、ビビリながら、腰を擦り付けたりして移動する際に、けっこう平気で、石、岩、礫サイズのものを、カラカラ落としながら移動するのですが、これが非常に怖い…、そんなコワイなら、無理して来なきゃいいのに…と内心思ったりします。

そんな無理して、怖いのに登らなくても、人生問題無いのではないか?とおもったりします。

実際、今回、足慣らしで、同行した仲間は、「あたしゃ岩場はコワイからヤダ!」と言って、行者小屋でまったり待っていましたが、それはそれで、いい山登りだと思います。




朝7時出発で阿弥陀岳山頂11:40。ほぼコースタイム通り(行者小屋での大休止 カレーライスタイム有)。連休の初日、雨予報でしたので人は少なめ、登頂まではほぼ晴れ山頂について五分、11:45からガス、雲がもくもくと、それー!とスタコラサッサと下山しました。非常に素敵な山です阿弥陀岳。大好きになりました。





通常僕は、山には一泊以上でいきます。
なぜなら、簡単に言って、日帰りの方がキツイからです。全行程20キロの山登りだとすると、一泊なら一日で歩く距離が10キロで済みますが、日帰りだと、1日で20キロ歩かなければなりません。山小屋泊まりか、テント泊ならば、僕の場合、高確率で、早朝から登りだして、午後早い時間にその日泊まる場所に到着、ビールなどを飲んでいます。

が、昨日は「日帰り」。

朝、2時30分集合、運転、登山、下山、温泉、諏訪南の餃子の王将、運転、帰宅20時。と1日で全て行いました。

何故ならトレーニングだから。

練習とか修行ってものは楽しいけれどキツイものですね。おかげで両足が今朝ピキピキいってます。

しかし、ゼキさんも書いてましたが、阿弥陀岳をトレーニングとして登ろう!と言えるなんて、ちょっと前までは考えられなかった事です。「八ヶ岳に登るんだ!」って1週間前からワクワクしてたくらいだったのに、いつまでも初心を忘れちゃいけないな。って思いました。阿弥陀岳はトレーニングには本格的過ぎるほど素敵な山で、登れば登るほど赤岳、横岳、硫黄岳、富士山、頂上からは権現岳と、次々と景色が現れる最高の山でした。僕、やっぱり八ヶ岳好きだなぁ。登ってて楽しい。と思いを新たにしました。