2014年02月07日

2014.01 青森ツアーレポート スローライフ学会 (その3)

長くなりましたが、青森ツアーのレポートその3です(青森ツアーのレポートその1はコチラ)

生まれて初めて青森に着いて、見るもの聞く言葉も全て新鮮、おまけに食べるものも新鮮で
嬉しくて浮かれていたのですがそれだけじゃイケマセン。

今回は、大事な使命、「スローライフの会議に出席すること」があったのです。


雪の中トコトコ会場の駅前「アウガ」へ、
伊那かっぺいさんの講演をまず聞きます。


一時間、このオジサンの話し…聞くのかぁ…と正直「ツマンナイカモ…」と思っていましたが

いやいや

どーーーも


面白い!

ホント面白くて

あっという間に一時間、テーマは津軽弁でしたが、この講義、立派なエンターテイメントで、お金払っても聞きに来る価値があると思います。

お客さんを楽しませ、笑わせて、テンポ良く本当に素晴らしい話術、そして演出、見て聞いて惚れ惚れしました。


もちろん、話の中では、面白いだけでなく、青森のコト、津軽弁のコト、
全く知らない他所から来た観客に、
ある時は津軽弁のネイティブとして、
ある時は日本という国の中心からの目線で青森を見る現実を解った人間として、

二方向からじっくりと見据えた青森への愛情ある目と心、そしてインテリジェンスとセンスが無ければ、こんな素敵な講義は絶対出来ないと思いました。

僕も少しですが講義や講演をする機会もあり、その視点から見れば恐れ入って正座して学ばせていただきたいと思うほどの完成度の高さと、長年の経験を感じさせていただける素晴らしい内容でした。本当に勉強になりました。

津軽弁には、通常日本語に無い濁点があり、それらを使い、様々にコミュニケーションすること、
青森と他の東北地方との違い
青森と全国との違い、特異性、人間性

それらが、「わはは」と笑いながら、本当に良く理解できた素晴らしい講義だったと思います。

さて、その後は、会場を移して

ねぶたの家 ワラッセにて、分科会、僕は「方言」についての分科会に出席しました。

少しながら「日本語」という言葉を扱う商売で身を立てている自分が、日本という国の最北でもっとも遠くまで伝達され、変化した言葉に本当に興味がありました。(北海道は明治以降の言語なので言語変化の時間が積み重なり進化していく言語の歴史的には青森が最北・最遠だと僕は思っています)




いやいや、津軽弁、奥が深い、

僕はこの「方言」についての分科会を大きく分けて二つの観点から拝聴していました。

一つ目は、単純な興味・知識欲としての「津軽弁」の面白さ・言葉・方言の意味を知ること

二つ目は、それらの文化を、「保護していくべきかどうか?」の観点

「津軽弁を聴き・知る」という点では、残念ながらこのパネルディスカッションの機会では、壇上で生の津軽の交錯(ネイティブ同士の会話)は聞くことが出来なかったのですが(その時、かっぺいさんがご指摘頂いた「それは市場や飲み会の席でそっと聞き耳を立てているといいよ…」のアドバイスのおかげで、このあと、とても素敵な体験をさせて頂けたのですがそれは翌週のお話に…)

二つ目の、「保護していくべきかどうか?」の論点、
・最近の若い方達は、津軽弁を使わない事が多くなった…、それらを保護していくべきかどうか?
では、賛成・反対、様々な議論がなされましたが、僕個人の意見としては、かっぺいさんの言う意見に同じく
過剰な保護などはしていくべきでない、というコトに同意を感じました。

・ココに昔使った、農機具がある、これらを指し示すその農機具の「名(方言)」があったとしても、その農機具を人々が使わなくなった時、その言葉も一緒に死ぬんです。(かっぺいさん)

僕は、言葉は生き物だと思っています。それは時の流れで様々に変化し、進化し、形を変えて脈々と受け継ぎ続いていくもの。

それらを、ある一定の瞬間で、(百年なんて、人類の歴史の中で考えれば一瞬です)「保護」と言う名の「檻」に入れ、後世に残すために「瞬間冷凍」したら、その言葉と言うものは「死ぬ」のではないか?僕はそう考えています。

方言を記録し、残していくのは学者さんが昆虫標本で死んだ虫を集め記録していくようにできるのかも知れないけれど、言葉と言うものは「保護・保持」しつつ使い続けることは出来ない「生き物」では無いか?と思いました。

今日、僕の大好きなナカヤマ御老公のFB記事で、こんな記事がありました。

「大正6年(1917年)の複葉機の商業宣伝初飛行大会の新聞記事! 
今日、納戸の中を整理していたら出てきました。今から97年前の新聞です。 
今は亡き祖母が隣村から嫁いで来た時に持参した箪笥の引き出しの敷き紙に使われていました。」


記事には、約百年前の新聞の写真が掲載されていました。「飛行大会(ひかうたいくわい)」と記されています。
もちろん、これは新聞記事の中の文字であり、口頭で話していた「言葉」とは違いますが、それでも現在僕たちが読む新聞とはたった100年でこんなに違うのか?と感じます。言葉や文字は人が使うもの、時と共に様々に変化して変り行く生き物であり、その変化は、誰にも止められないのでは無いかと思うのです。




しかし、青森に行って気づいたことがあります。

それは、方言の言葉「単語」としては変化したり、使用しなくなっていくのでしょうが、津軽弁特有のイントネーションは、きっと残るだろうな…ということでした。

例えば、青森の方と話していると、丁寧にお話くださる言葉の中で、聞きながら「ん?」と疑問が生じて
理解するのに引っかかる部分があったのです。

それは、横文字の長い和製英語でした、文字で書くと説明しつらいのですが

例えれば「インクジェットプリンタでプリントアウト」という言葉も、津軽弁特有の上下するイントネーションで言われると
通常の「インクジェットプリンタ」のコトだと気づくのにほんのコンマ数秒理解するのに時間が掛かります。

雨と飴のように、かな文字で書けば全く同じ「言葉」でも、イントネーションで全然違う言葉に聞こえる
そのイントネーションは長く地域の言葉のDNAとしてしぶとく残って行くのでは無いか?消え難いだろうな…そう感じました。

旅をする側から無責任な意見を一言言わせて頂ければ、どうか、いつまでも津軽弁の暖かで素敵な響きが長く生き続けて欲しいと願うのでした。

さて、マジメな会は今日はひとまず終了。

会場を青森港に浮かぶ連絡線、「八甲田丸」に移して、八甲田丸を見学した後、パーティの始まりです。

ハネト姿のヤエさんが登場、司会を見事にしてくれていました、頑張れヤエさん!


青森市長が挨拶して



みんなで乾杯!


知らない方とたくさんご挨拶です


青森名物「けの汁」も出ました(毛が入ってるかとおののきましたが大丈夫だった…)


ラッセラの掛け声と演奏をしてくれる方達が登場して


ねぶた祭りの踊り方(はね方)のレクチャーの後、みんなで跳ねました


ナカタさんも、オオムラも


なんだか、お酒も回ってきて楽しくなっちゃうから不思議です


次第にみんな打ち解けて、


静岡から来たチームでご挨拶したり


すっごい楽しい話を聞かせて頂いた伊那かっぺいさんにお礼を言ったり


僕は正面に座ったタガワさんや、佐藤さん、


そして最後には市長さんのお話もははぁとアリガタクお聞かせ頂いたりして


あっっと言う間に時間は過ぎていきました。

最後はかっぺいさんのシメの言葉で終了!

その後、二次会のおすし屋さんに行きタガワさんと楽しく話したのですが、それほど終了、ホテルに帰ったけど
すこーしお腹が減ったので、深夜にゼキさんと歩いてラーメン屋さんに行ったのはナイショです。

そして、夜が明けました

天気は快晴です

僕はそこにソリがあったら朝でも乗るタイプの人間です。(ゼキさんが撮ってくれました。サンキューゼキさん!)


日曜日は、神野直彦(東京大学名誉教授)先生の講義を聞きました。

僕は、この講義を聞かせて頂き、本当に青森に行ってよかった…と思いました。
カレコレ数年、スローライフと名がつくものに、少しづつでも携わって…
おぼろげながら感じていたことを、言葉にして、定義して頂けるだけでこんなに頭の中がハッキリすることなのか…
頭のいい人の話って、聞く人間の頭の中をスッキリ整理させてもらえるものなんだ…と感動したのを今も覚えています。

■物質や利益、効率だけを追い求めるのではなく、
あるものを見つけ、それを大切にしてシアワセなじんせいを送ること。

■モノを手に入れて満足する感覚は「豊かさ」を感じさせてくれる。
しかし、モノではなく、体験や関係性に代表されるコトで満たされるのは存在欲求である「幸福感」を生む。

僕が、今、理解できる範囲で受け止めれたことはそんな事でした。

街の活性化や、拡大を求める場合は、どこまでをゴールにすればいいのだろうか?地方都市がニューヨークのようになれば、それは本当の活性化の完成なのだろうか?

仕事の効率や、お金を求めた場合、いったい貯金額が幾らになれば満足で「幸福」なのだろうか?

おぼろげながら感じていた疑問に、少し光が見えた気がします。

僕は何事も、理屈でなく、感覚で理解しようとするクセがあるのですが、分からぬ闇の中を歩くより、遠くに少し「灯り」が見えれば、その道を歩くのがとても楽しくなり、勇気が湧いてきます。それがどんな小さな光であっても、です。その「灯り」の価値は何ものにも変え難いほど貴重なものだと僕は思うのです。

お勉強をしたら、お腹が減りました。


最後は、街中のガイドツアーふたたび、

アウガの地下の市場に連れて行ってもらって


でっかいタラに驚いたり

これが高いのか安いのか頭をひねったり

タガワさんや皆が言っていた「青森県人は魚卵好き!」の現場を見てビックリしたり


飛行機の時間ギリギリまで楽しく過ごしましたが、そろそろ時間です。

荷物を取りにワラッセに戻ると、今までの穏やかな天候がウソのような吹雪になりました。

あっと言う間に駅前広場は真っ白

ここ数日、雪が降って無い、普段はこんなものじゃないんですよ…と青森の人が言っていたのが

身に染みてわかりました。これはスゴイ…

最後に記念写真を撮って

ナカタさん、ゼキさん、オオムラと四人でバスに乗り、雪の無い静岡県に仲良く帰りました。

そして、その翌週、僕はふたたび青森を訪れて、タガワさんや、加がやバーのカガワさん、ホンダさんに再会し、
さらに、そのご縁でエバトさんやコジケンさんエビさんと素敵な夜を過ごし、スローライフ的な交流型ツーリズムってこういうのなんだろうなぁ…と感じるのですが、それはまた、次のお話「二週連続青森アゲイン」に続きます。

ともあれ、「第一次 スローライフ青森ツアー」はこれにておしまい。

長い文章を読んで頂き、本当にありがとうございました。
青森に一緒に行ってくれたナカタさん、ヤエさん、ゼキさん、オオムラ本当にありがとう。
スローライフの関係者の方達や、かっぺいさん、本を教えていただいた佐藤さんを初め
青森でお世話になった方達に心からお礼を言いたいです。

ありがとうございました。心から感謝します。

まつやまたくや

関連記事@@@@@@@@@@@@@@@@@@
2014.01 青森ツアーレポート スローライフ学会 (その1)
2014.01 青森ツアーレポート スローライフ学会 (その2)
2014.01 青森ツアーレポート スローライフ学会 (その3)
2014.01 「スローライフ・フォーラムin青森」レポート(オオムラ)  

Posted by マツヤマ at 23:31Comments(0)2014.01 青森ツアー

2014年02月04日

2014.01 「スローライフ・フォーラムin青森」レポート(オオムラ)




会社の研修旅行として、「スローライフ・フォーラムin青森」へ参加させていただきました。まちづくり・地域活性化などに関わる仕事を行う中で、目指すビジョンとして登場することの多い「スローライフ」について学ぶための研修です。今回の研修旅行は、スローライフ・ジャパン理事の長谷川八重さんがコーディネートしてくださったもので、八重さんとこれっしか処の中田さん、カメラマンのzekiさん、マツヤマさんと共に参加させていただきました。

研修へ参加するにあたり、マツヤマさんからは「仕事だけでなく、個人のライフスタイルに関わることも学べると思うよ」というお言葉を頂いていて、自分自身の「暮らし方」についても、何か新しい学びを得られるのではという期待がありました。

以下、オオムラの青森研修レポートです!


■■■■■■■■■■■■ 概要 ■■■■■■■■■■■■

■スローライフ・フォーラムin青森

○日 時:2014年1月25日(土)・26日(日)
○場 所:青森市内「ねぶたの家 ワ・ラッセ」ほか
○テーマ:『地域資源―「雪」「祭り」「方言」』
○構 成:25日「オープニング」「3つの分科会」、
      26日「全体会議」、両日「逸村逸品展」「市民活動展」
○主 催:スローライフ・フォーラムin青森実行委員会
○協 力:スローライフ学会



■■■■■■■■■■■■ 感じたこと・考えたこと ■■■■■■■■■■■■






■地元にあるもの・残っているものの価値を知ること。

青森県立美術館の企画展「日本の民家 一九五五年 二川幸夫・建築写真の原点(PDF)」で、今ではもう見ることの少ない、かつては当たり前だった日本の美しい民家の数々を目にしました。建物の造形としても、自然の領域と人が暮らす領域とのバランスとしても、とても美しく感じました。田んぼや畑、牛小屋、かまど等、当時の生活や各地域の文化が、写真の中に満ち満ちていました。

各地域で異なる意匠を持ち、独特の生活様式を想像させる美しい建物たち。当時は「こんな家、恥ずかしいから」と撮影の許可を得るのにも一苦労したそうです。欧米からの建築が美しく快適で素晴らしいものとされ、当時の人々の中には、日本の民家に対して「恥ずかしい」という感覚が生まれていたとのこと。当時の日本政府も、暮らしや建築の画一化を目指して力を添えていただろうと思います。それが人々の価値観にも大きく影響を与えたのだと想像します。

建築の変化とともに、そこに根付いていた食文化や先人たちの知恵や工夫、古来の暮らし方が消えてしまったように思えて、失ったものの大きさを想い、このような建物がほぼ失われている事実が、とても悲しく思えました。今、「恥ずかしい」として、大切なものを見失っていないだろうか。価値に気付かず、失ってからではもう遅い。そんな悲しいことを繰り返してはいけない、そんなメッセージを感じました。

「今あるものから、新しいものを発見すること」。体験を通じて、知るということを重ねていきたいと思います。「守るのではなく、愛すること」という言葉が、心に残ります。


【これからの自分のテーマ】
・日本らしい暮らし方を勉強する、考える
・地域にあるものから、新しい視点で愛せるものを発見する
・今の暮らしに取り入れられるものはないか、考える


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■地元らしさは、他地域と比べて分かる。
異文化だからこそ、交流したくなる。
体験を重ねること。ライフスタイルを変えること。


青森空港から外に出ると、一面、雪の世界が広がっていました。これまで、ウィンタースポーツの目的以外で、雪の降る地域へ訪れたのは初めてでした。「雪降る街」が視覚に新鮮で、とても感激しました。しかしながら、それは「青森らしさ」とはまた違ったもので、現地のホテルマンおすすめの居酒屋へ着き、地元の方たちが話す言葉を聞き、静岡にはない食文化に触れて、初めて、青森独特の文化に触れられたと感じました。(焼きおにぎりを注文したら、いくら入り焼きおにぎりが提供されるなんて!)他地域の人は、浜松にどんな印象を持つのだろうか。何が違う?よく分かっていないことに気づきました。

また、かつて、青森駅付近には「りんご売りのお店」がずらりと並び、青森駅からのびる商店街には、たくさんの店舗や出店が並んでいたそうです。「青森といえばリンゴ」という景色や、その土地ならではのモノたちが、昔は、もっと強く濃く存在していたのだと想像しました。

今、「青森らしさ、青森の文化」というものは、奥まったところに隠れつつある、そんな印象を受けました。もし、何からも「青森らしさ」が感じられなくなったら、観光は成り立たなくなる。異文化だからこそ、それを体感したくて、その土地を訪れたくなる。「画一化の恐ろしさ」、「他地域との違いの大切さ」を改めて感じました。

神野さんからの『体験を重ねると「たびたび訪れたい→移り住みたい→戻ってきたい→住み続けたい」というように欲求が変わる』とのお話、前岩手県知事・増田さんの言葉からの「雪の降る環境は変えられない。ライフスタイルを変えるしかない」とのお話。

「その地域で体験できることを、自らのライフスタイルの中で実現する必要がある」ということを思いました。どんな体験ができるか?どんな良さがあるのか?どんな学びがあるのか?すべて、自分が体験しなくては伝えられないと、改めて思います。


【これからの自分のテーマ】
・今住んでいる地域でさまざまな体験を重ねる
・他の地域へ行き、現地の方との交流を図る機会を探す→違いを発見する



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■発想の転換、捉え方を変えること。

青森では「雪」は大きな課題のようで、多く話題にのぼりました。
「親雪、雪を楽しむ必要がある」→「そんなきれいごとばっかりじゃ済まされない」→「雪への見方を変え、付き合い方を変えなければ、何も変わらない」というような意見。

最終日、スローライフ学会学長・神野さんのお話の中で、次のような表現がありました。
■雪は天からの手紙である
■アジアには「白」を尊ぶ思想がある
■雪は舞っている状態を指す(人々を困らせているのは積雪であって雪ではない)

雪の降る地域に暮らす方たちに向けて、「親雪」の心に至るヒントのようなものを伝えられたのではと解釈しました。

住んでいる人は、雪の厳しさを強く感じていて、だからこそ「捉え方を変えること」は難しい。この時点では、他地域の人の視点が必要で、有効だと思います。
でも、捉え方を変え、価値を生み出すには、その厳しさも含め、雪のことが本当に分かっている人にしか出来得ないと思います。地域を変えることのできるのは、そこに住んでいる人たち以外にないと感じました。


【これからの自分のテーマ】
・地元を楽しくできるのは私たち!
・マイナスも捉え方次第でプラスに、という発想ができるように



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■「緩/急」、「旧/新」、「和/洋」、「文化/文明」…
 自分で選んでバランスをとること。


スローライフ・ジャパンのHPにこんな言葉がありました。
『スローといっても、何でも「ゆっくり」ではありません。要は、「ゆっくり」と「急いで」と、「スロー」と「ファスト」を、上手に使いこなすことが大切。“緩急自在”こそが本当のスローライフと考えます。』

今回の研修では、さまざまなタイミングで「バランス」という言葉を聞いたり、自分の中で考えたりしました。「緩/急」以外に、「旧/新」、「和/洋」、「文化/文明」のバランス、ということもいえるのではと思います。

企画展「日本の民家」で感じた、失われつつある「地域独特の文化」への憧れ。でも「じゃあ昔に戻ればいいのか」と考えると違うと思います。既にさまざまな異文化が各地域に溶け込んで入るという事実や次々生み出される新しい技術がある中で、それらを自分でバランスをとって選びながら暮らしていくのが、現代日本における心地よい暮らし方だと思います。

方言の分科会での「津軽弁の伝承」についてのご意見(伊奈かっぺいさんより)。
「無くなるべくして無くなるのなら仕方が無い。守ろう、とする意識が逆にダメにさせる原因なのではないか。巻き込んで、楽しんで方言を使っていくことが、津軽弁の伝承に必要なこと」。
人を自然と巻き込むことのできる【楽しい】というエネルギーの力について考えさせられました。(仕事の上でもとても大切なことだと思います)伊奈かっぺいさんの講演はとても楽しく、たくさん笑って、【楽しい】を体感させていただいたと感じました。

文化を残そう、と意気込むのではなく、「ファスト」と「スロー」をバランスよく楽しく使いこなしていく中で、日常の中に文化が残り、無理のない形で引き継いでいけたらと思います。急いでもよし、スローでもよし。バランスをとりながら、自分で選んでいく中に幸福な暮らしがあると感じます。


【これからの自分のテーマ】
・文化・先人たちが残してくれたものを学ぶ。
(地域の行事に参加すること/学べる場所を見つけること/さまざまな年代の方との交流を持つこと/生け花・茶道などの習い事)
・新しいことにも積極的に。



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■想いを込めて、ものをつくること。

神野さんのお話に「物を通じて、想いが伝わる」という言葉がありました。

物ではなく想いに価値がある、と理解しました。逆にいえば「想いのない物には価値が無い」。
デザインの仕事をする上で、忘れてはいけない視点・意識だと感じました。

【これからの自分のテーマ】
・想いを持つこと。忘れないこと。
・正しいと思うことを明確にすること。


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■関わりあいや体験によって、幸福を感じることができるということ。

「所有欲求が満たされると人は豊かさを感じ、存在欲求が満たされると人は幸福を感じる。」
青森では、既に「所有欲求」から「存在欲求」へゴール設定を変え、地域事業に取り組まれているという印象を受けました。

個人的には、この言葉が、今回の研修の中で、一番強く心に響いた教えでした。これまで「関わり合いや体験」は、「やや面倒な時もあるけど、やってみると心地よいもの」というような認識でした。でも、それらが、それこそが、【幸福】だったなんて…。

その言葉に衝撃を受けて、面倒だと思っていたご近所付き合いに初めてきちんと向き合おうと思ったり、その言葉が心の中に残り、実際に会った友人との時間が、とても大切で【幸福】だと感じながら過ごすことができたりしました。明確な言葉は、自分の心の中に強く長くとどまる力があると思うので、この言葉に出会えてうれしく思います。

【これからの自分のテーマ】
・関わり合いは幸福への道、ということを忘れない。
・日々を大切にすること。



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今回の研修を経て、「暮らし方、生き方、ものづくり」の指針として、多くのことが自分の中に残りました。
また、知っただけで、分かっていないことが山ほどあると思うので、それらについて理解を深めていきたいと思いながらメモを残しました。

今回も、北海道研修に引き続き、多くの方からたくさんの気持ちと教えを分けていただきました。
現地の方たちと交流できたことで、ただの観光では気付かないものを教えていただきました。
青森の食べ物や、ずっと行きたかった美術館、初めて見た「ねぶた祭(の展示)」、真っ白な雪で覆われた北国の景色など、たくさん、心が動きました。

一緒に旅してくれた方たち、その時間もまた、「関わり合い」。
幸福な時間だったんだと、今、思います。

八重さん、中田さん、ゼキさん、松山さん、青森の方たち…
ありがとうございました!




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青森から浜松に戻り、車から降りると、いつも通りの浜松らしい強い風が吹いていました。
青森にいた時よりも寒く感じる体感温度。

この風が、この街らしさなんだと、改めて気付きました。

浜松祭の「凧揚げ」も、この風から生まれたんだ、と思いました。

以前北海道で出会った方に「風が好きなんだね」と言われて「そうなのかな?」と、その時ははっきり分からなかったのですが、この風が、厄介だけど、私は好きなんだなと分かりました。

生まれてから今まで、どれだけの場面で、この地で、この風のことを感じたか。
私の人生に、他の地域に暮らす人よりも、風にまつわる思い出はたくさんある、と思いました。
そう思うと、この風も愛しく思える・・・ような。
どちらにしても、これからもずっと、この強風と付き合っていくんだなあと思ったのでした。



以上、オオムラの青森研修レポートでした!




■■■■■■■■■■■■ その他、覚書 ■■■■■■■■■■■■



■分科会「方言」より

●「あずましく = 心地よく」 という意味。
*青森のまちづくりのキーワードとして使っているような印象を受けました。言葉の持つ力を思います。

●伊奈かっぺいさんより「過去に何度か標準語への統一政策があった」とのお話。「子供に対する標準語政策」が学校へ持ち込まれたり、戦時中に兵士への命令伝達をスムーズに行うため、地方の方言をなくし言葉を統一する指令が下ったりしたとのこと。しかし、学校教育においては、教えた先生自身も標準語を話せないので、浸透させることは難しかった。

●「津軽弁」を残す必要はない。残そうとは思っていない。無くなるものは、無くなる必要があって無くなる。「守ろう」としているのが逆にダメになるんじゃないか。遊んで残していく。日常の中で伝承していく。

●方言を聞いていると全力になる。言葉に惹きつけられる。そういう力がある。方言をもっていると、地元の自慢話ができる。方言は魂の語らいだ。

●ドイツ―1989年 方言協会 言葉の消滅の危機がある

●アイヌは違う言語だから「方言」ではない。
方言=明らかに標準語とは異なる言葉、訛り=イントネーション。
方言は無くなっても、イントネーションはなかなか無くならない。

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■スローライフ学会学長・東京大学名誉教授「神野直彦」さん講演より
【テーマ】:スローライフ・スノーライフ

●スローライフとは、未来へつなげる「伝承の生活」

●遅れているといわれる土地は、日本のあるべき美しい姿を引き継いだ、可能性を秘めた土地(前岩手県知事 増田さんの言葉)

●雪は天からの手紙。天とは、日本においては自然や神々や仏様・祖先のこと。

●アジアには「白」を尊ぶ思想がある

●雪は舞っている状態を指す(人々を困らせているのは積雪であって雪ではない)

●人は、言語によって行動様式が変わる。例:駅のホームで表示される「今度」と「次」という表現。地域によって、そのどちらが先発なのか、判断が異なるという事実がある。
*方言は、言葉にとどまらない、その地域独特の文化であり、方言を失えば、その他の何かも失う可能性がある

●「ケ=方言/ハレ=祭」 → これらを通じて「伝承」が行われてきた
祭とは、自然・祖先・神々と交流するために、人間同士が絆をつくりながら交流すること

●観客社会ではなく、参加社会にこれから変化していく。

●物を通じて、想いが伝わる。

●体験を重ねると「たびたび訪れたい→移り住みたい→戻ってきたい→住み続けたい」というように欲求が変わる。まちづくりには、体験を!

●有形により所有欲求が満たされると人は豊かさを感じ、無形(体験、関わりあいなど)により存在欲求が満たされると、人は幸福を感じる。「豊かさ」を求めれば、無いものねだりの感覚で、都会へ人が出て行ってしまう。発想の転換をして、「豊かさ」から「幸福」へと目指すゴールを変えると、むしろ都会よりも地方の方が優位である。

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■分科会での論議 まとめ


【テーマ1】: 雪
●逃れられない雪をどう克服するか。→雪と親しむ等、捉え方の転換が必要
●路上にあるスコップが無くならないという雪国ならではのモラルがある
●雪を楽しんでいくことが大切
●市民の公共精神が大事(もっとちゃんとやってよ!ではなく、自分で何とかする)
●【親雪】という言葉に対して、「きれいごとすぎる」「捉え方を変えなければ何も変わらない」と両極の意見あり

【テーマ2】: 祭
●ハネトや楽器演奏者減少への器具
●他地域からの参加者が「花笠をかぶらない」ということによる祭への影響
●観光としても大切だが、「自分たちがどう捉え・どう繋げていくか」をあくまでも大切に考えたい
●祭=神々をまつり、人々が集うもの。飲食も祭の一部。人々が交流し、伝承されていくことが祭の大切な役目。

【テーマ3】: 方言
どのように残していくか、が主題となった。主に以下の2つの意見に分かれた。
①無くなるものは無くなる。楽しみながら日常の中で伝えていく道
②文献に纏めたり、無形文化遺産に登録したり等、無理やりにでも残していく道


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■全体会議より

●雪は変わらない、人口減少もやってくる。ライフスタイルを変える必要がある。

●若い人が出て行かないためには、ねぶた娘(そこに暮らす者)のしてのプライドを育てていく必要がある。

●これまで、「攻め」ばかりで、「守る」ことをしてこなかった。「守るものは何であるか」を考えてこなかった。文化の由来を明確にしてほしい。
*プライド・自信を持つためには、自分たちの暮らす土地のことをよく知ること

●祭は、人々の共同作業と共同飲食の場。→ここにいることの安心感が生まれる

●よその人を思いきって受け入れていくという道を模索したらどうか

●「方言ツーリズム」、「津軽弁ツーリズム」があってもいい。異文化には触れたくなる。

●外から人が来ないと、なかなか自信につながらない。

●地元側で、「場づくり」の必要がある。

●無形の文化をどう売るか。「いらっしゃいませ」を使わないことを提案する。沖縄の「めんそーれ」のように、徹底してそれを行ってもよいのでは。

●日本にとっての「青森」はどんな役割なのか?青森の人にもっと考えて欲しい、自信を持って欲しい。ひらひらと飛んでいきそうな日本を抑えてほしい

●守るものではなく、愛するものだ。「今あるものから、新しいものを発見すること」


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■その他、学んだこと

●「文明」・・・特定地域や歴史に縛られないもの
        (世界のどこへでも持っていけるもの、例:技術)
●「文化」・・・特定の地域や歴史に縛られるもの
        (その場所にしか存在できないもの、例:生活様式)」

●「分度」・・・報徳の教えのひとつ。家計でも仕事でも「分度」が大事。穏やかに幸せに生きるために必要なこと。

●「足るを知る」・・・仏教の大切な教えのひとつ。人間の欲望にはきりがないため、その欲望を満たしても又、次の欲望が生まれ、永遠と続いていく。現在の自分のあるがままを受け入れ、それを素直に感謝する心。「足るを知る」なかに本当の幸福がある。



  

Posted by マツヤマ at 16:18Comments(0)2014.01 青森ツアー

2014年01月28日

2014.01 青森ツアーレポート スローライフ学会 (その2)

【前回の続き 青森にスローライフのお勉強に行った僕は、一日目は着いてすぐ食事→翌朝 青森県立美術館→ねぶたの家ワ・ラッセに行ったのでした 詳しくは(青森ツアーレポートその一)を御覧下さい】

さて、ようやくスローライフ学会のカリキュラムの一つ、「青森街中見学ツアー」に参加しました。


青森駅前のお店や、魅力などを地元のボランティアガイドさんに案内していただいて巡るというナントモ楽しそうなツアー
嫌がおうにも期待は高まります。

リンゴを売るお店

ナンダコレ!と二度見してしまう商品をうるお婆ちゃん

これは、ナマの「ナマコ」でした。

聞けば、ここに約五十年座っているらしい…、最近出来たお地蔵さんよりご利益ありそうです。

雪の積もった路地をみんなでトコトコ

ゼキさんも興味深げに歩き回ります

意外だったのは、ビックリするほど、こーゆー市場をはじめ、地元の小売店がしっかり残っている事でした。

僕の住む、静岡県西部では、大型ショッピングセンターが次々と出来て、生鮮食品をはじめ衣服や生活雑貨まで販売しているおかげか、
次々と個人商店が廃業し、駅前などはシャッター商店街的になりつつある現状。誤解を恐れず率直に感想を言えば、僕の住む地域ではとっくに潰れてしまったお店が今も青森には残っているという事を感じました。当然、シャッターが下りているお店もあり、決して活気があって景気良く賑わっているか?と言えばそうでもないことは分かります。しかし、この2014年に閉店せず残っている…県庁所在地の人口30万のこの街に。
それが今後、どんな将来を迎えるか?中央市街地の活性化などの課題はやはり青森にあるのだろうか?それは聞きそびれちゃいました。


さて、少し歩いたらお腹が減りました。
青森に来てから食べてばかりのような気がしますが気にしちゃいけません

ゴハンです。

昼食はツアーで連れて行ってもらった「市場」での「のっけ丼」です。

まずは、1000円でチケットを買って…、ごはんは100円、大盛りゴハンは200円です。


あとは、市場を回ります、新鮮な魚介を売る店がたくさん!というより、だらけと言った方がいい、悩みます



この「のっけ丼」用の小分けにされた食材が各お店にあるので

さっきもらったチケットを出して、それを買うシステム、うーーんオモシロソウ

何を見ても美味しそうで、どれをゴハンに乗っけても美味しいに決まってる気がします


悩んだ末に僕が作った「マイのっけ丼」はコチラ


どうです、美味しそうでしょう~


イクラと大トロと卵焼きと中落ちとネギトロで出来てます。

注目すべきはイクラです
やはり、色が素敵


向かいのオオムラは味噌汁を付けるという正統派な攻撃…、さすが食いしん坊です


生のホタテをワシワシ食べています



ああ。だめです、

書いていたら、お腹がすいてきたので今日はココまでとします。
続きは「その3」で…

今のところ、飲むことと食べることに終始してますがきっとこの後
マジメな展開が待っているはずと、僕は願っています。

  

Posted by マツヤマ at 17:38Comments(0)2014.01 青森ツアー

2014年01月27日

2014.01 青森ツアーレポート スローライフ学会 (その1)

2014年、1月24日25日26日と青森県に行ってきました。

きっかけは、ヤエさんからのメッセージ。

「スローライフの大会があるので、青森に行きませんか?おいしい魚もありますよ^^」でした。

メッセージを読み、二つ返事で参加を表明。理由は、おいしい魚に目がないから、というのは本当で、タテマエは「僕がアレコレ参加して、本当に面白く、意義のあると思う、『スローライフの考え方』というのを、リクツだけでなく、体感としてもう一歩深く感じることができる「かも」しれないから…」でした。

行けば、ソレができるかもしれない…

オトコノコが旅に出る理由はそれだけで十分です。

早速、スローライフの関係のデザインを作ることが多い弊社オオムラと、面白そうな旅に目がないゼキさんに

「良くわかんないけど青森行かない?スローライフの学会があって、雪が降ってて魚が美味しいらしいよ」

と誘ったところ、二つ返事で「行く」という事で早速出発したのでした。




そんなワケで集まったメンバーは、以下の五人、ヤエさん、ナカタさん、ゼキさん、オオムラと僕の五名です。

FDAで小牧空港から青森空港に出発です。


フライトは天候も良く快適な空の旅



北アルプスや富士山も見えるから、昼間の国内のフライトは大好きです



山が見えるとどうしても身を乗り出して見入ってしまいます



雪が溶けたらあの山に登ってみたいなぁ…などと考えている間に時間はあっという間に経って青森空港に到着です。



一面、雪!スゴイ!


バスの中では雪が珍しい静岡県民はオオハシャギです


こんなに雪が降ったら大変だろうなぁ



30分ほどで青森空港から青森駅まで到着



ホテルを探して地図を見ます、この時ってなんだかワクワクしますよね



行き先が「たぶんこっち!」と、なんとなく見つかったので元気を出して



雪のある街を歩きます、なんだか新鮮!はしゃいでいます。


ナカタさんも嬉しそうです


大通りから少し入ると歩き難い雪の道です



青森国際ホテルに無事チェックイン、部屋の窓から見ても雪です



今日は移動日、無事に着いたら後は食べるだけ!早速フロントで聞きつけた地元の安くて旨い居酒屋で食事です



そうそう、こんな感じ!いい感じの店内です



忘れないように、店の名前も写真に撮って…「たる酒と貝焼き 六兵衛」さんです。


金魚のねぶた、これ綺麗ですね


「貝焼き」、青森名物のホタテ貝の皿の上に、ホタテと玉子がクツクツとろとろです



美味しそうでしたが、食べた結果…美味しかったです



「本日のサービス 刺身の三点盛り 四百五十円」はこんな感じ、素晴らしい!



どれも新鮮で



イカも美味しくて



ナカタさんの目が輝いていました



食事とお酒はドンドン進みテーブルははちきれんばかり


ゼキさんの頼んだ焼きオニギリには…


がっしりイクラが入っていましたとさ


お腹いっぱいになって、六兵衛さんを出て


このまま帰るか?もう一件行くか?会議です


会議は真剣で永遠に続くかと思われましたが


およそ1分で、決議が最終的に下されました。行こう!!



レッツゴー!!


そうと決まれば話は早い


後は飛ぶだけです


オオムラさんも今日はご機嫌で


足取りも軽かったようです



街中で、明日の会議のポスターも発見



明日に向けての鋭気も

ガンガン沸いてくることが

この写真で伝わることでしょう


見るものも全て新鮮で、知らない街を旅する初めての夜、


その時が本当に旅の醍醐味


偶然見つけた、よさげなバー、僕は絶対ココはいい感じ!と思ったので、
なかなか「ええーこのバーにイキナリ入るのかい?」とシリゴムみんなを代表して一人飛び込み
やっぱ素敵ジャン。と外で待つ三人を呼びに行きました。

偶然入った青森のバー「加がやバー」。
ホンダさん、マスターの加賀屋さん、素敵な青森美人の女の子、たくさんの青森話を聞かせてくれて
本当にありがとうございました。


知らない人が、大好きな人になる、偶然の出会いというのは不思議で素敵なものです。

※加がやバーで見た天気予報…、明日も寒そう…と言ったら、コノくらいは青森では温かいというと聞きました…。


二軒巡ってさぁ、ホテルへ帰りましょう

でも、青森はラーメンが旨いらしい…と聞きました

それならシメは行かなきゃね

美味い!

雪の中で食べるラーメンは美味しいと決まっています。

さぁ、今度こそ帰ります、おやすみなさい。

明日は午後から会議、午前中は青森県立美術館→街中案内ツアーと盛りだくさんです。


朝起きて、ゼキさんと朝食を食べて
(また貝焼き(笑))


美術館行きのバスを探し(地元の方にバスを尋ねる勇気あるオオムラさん)

無事、簿術間に到着!雪の白に映える真っ白な美術館


感動してフュージョン

この美術館にはゼキさんとオオムラさんと三人で行きました。

目にナニカが入るオオムラさん

歩くゼキさん

飛ぶ僕

青森犬(あおもりけん)雪に飾られて素敵でした。

いやー、見ごたえあったよ青森県立美術館、日本の民家の特別展示も素晴らしかった…

そしてまた駅に戻り、今度はねぶたの家「ワ・ラッセ」に


すごいぞねぶた


ほんものは迫力が違います


動いているお祭りの日はさぞや!と思うのでした

みんなで記念写真


飛ぶわけです



【長くなったので二部に分けます、まだ肝心の会議まで行かなくてスミマセン その2に続きます】

その2はコチラです「2014.01 青森ツアーレポート スローライフ学会 (その2)」

  

Posted by マツヤマ at 20:58Comments(0)2014.01 青森ツアー