帰ってきたマツヤマブログ（株）マツヤマデザインの社長が何を考えているのか分かるブログ

6泊7日で北海道をめぐる
研修の旅へ行かせてもらいました。

2度目の北海道。
マツヤマ・デザイン全員とゼキさんの6人で、
レンタカーにキャンプ道具と釣竿を詰め込んで
新千歳→旭川→稚内→中頓別→網走→知床羅臼→釧路のコースで
北海道半周、約1300kmを走ってきました。

今回の研修はなんと言っても、
“フライフィッシングが繋ぐ縁”を感じる旅で、

人生の先輩方の存在や足跡を感じながら、
その縁にささえられて北海道をめぐってきました。

どこまでも続く景色と豊かな自然、美味しい食べ物は、
あらためて北海道の大きさと豊かさを感じる事ができました。


【1日目　新千歳→旭川】

北海道到着。



一路最初の宿泊地、旭川へ向かいます。


夜の８時を過ぎてこの明るさ。
遮る物の無い広い景色。
北海道に来た感じが増します。


旭川に到着して、まずは乾杯。


最初の食事は、すじこのおむすび。


みんなで、北海道到着をわかちあいました。

今回の旅の目的の1つ、その土地の美味しい物。
本物を食べに行く！

マツヤマさんがいつも言う言葉。
「美味しいモノは旅をしない、だから僕らが旅をする」

今回は、美味しい物を求めて僕も旅をしてきました。


次の日の朝は、またまたすじこのおむすび。

セイコーマートのホットシェフは、
北海道滞在中の僕たちの胃袋を支えてくれました。


【2日目　旭川→稚内→中頓別】

天塩川の流れにそって北上。


山間を進むまっすぐな道。



豊かな大地でのびのび生きる牛たち。


そしてまっすぐな道をぬけると、



そこは、日本海。
まだ雪の残る利尻富士が僕たちを迎えてくれました。


さらに海沿いのまっすぐな道を北上。
日本最北端の街、稚内へ。



稚内では、2年前の北海道研修でお会いした、
北海道開発局 稚内開発建設部長の小松さんを訪ねる事に。

マツヤマさんが連絡を入れアポイントを取ってくれてたとはいえ、
アウトドアウェア姿で突然現れた僕たちを、
暖かく迎え入れてくれ、稚内の魅力、地元の美味しい名店を教えてくれました。





小松さんとお会いする機会がなかったら
この景色。この味に、出会える事はなかったと思います。
貴重なお時間、お話。本当にありがとうございました。



この日の最終目的地、中頓別のピンネシリキャンプ場。
日が暮れる前にテントを張り、温泉に入って旅の疲れを癒しました。


タープの下で旅の話で盛り上がり、お酒も進みます。
キャンプで一番楽しい時間です。



平日で貸切状態だったキャンプ場。
鳥の声で目覚め、すがすがしい朝を迎る事ができました。


【3日目　中頓別→網走】

この日は、この旅のもう1つの目的、
フライフィッシングをしながら進む事に、
魚の気配は感じるものの、思うような釣りはできず、
次の目的地、網走へ向かう事にしました。
自由な旅。目的をシフトチェンジするのも旅の醍醐味ですね。


お腹がすいて立ち寄った食堂で食べた、がごめ丼。
がごめ昆布のネバネバ感が、
かき込み飯大好きな僕にはたまりません。
あっという間にたべちゃいました。
ゴチソウサマ！


続いて網走監獄へ
がっ・・・。
入館時間が過ぎて閉まってた。残念。


気を取り直して、宿に荷物を置き網走の街へ。
目星を付けていた居酒屋　和助さんに到着したのですが、
満席ではいれず・・・。

がっ・・・。
じっと動かず様子を見るマツヤマさん＆マサさんの交渉術で、
見事にお店に入れる事に。
さすがデス。





美味しい料理でお酒も進み。
みんなで毛ガニ3匹やっつけました！


【4日目　網走→知床羅臼】
この旅も後半戦。
一路、世界自然遺産　知床へ。

途中はもちろんフライフィッシングをしながら。

僕たちが、北海道入りする2日前に一足早く北海道入りしていたマツヤマさんが、
残間さんから釣場の情報を仕入れてくれていた為、
みごとに魚影の濃い川に入る事に、全員でイワナ、オショロコマをGETする事が出来ました。

残間さん、
今回も北海道の魚に出会える事が出来ました。
ありがとうございました。



知床横断道路を進み、雪の残る知床峠を越え羅臼町へ。
この街でも新たな出会いがありました。

マツヤマさんが一足早く北海道入りし、
お会いしていた国分さんのご紹介で、、
羅臼町長の湊屋さんにお会いする事に。




町長みずから、知床の自然や歴史などを丁寧に説明していただき、
さらに泊まる所や、その夜の食事の手配まで、
おんぶにだっこで、お世話になりました。






湊屋さんは羅臼町で4代続く漁師、
その夜口にした料理の数々は、
今まで食べた事のない美味しさ。

イバラガ二、鮭児、時鮭、キンキ、ゴッコ汁。
どれも絶品でした。


羅臼の漁業の事。海洋深層水を使った事業の事。
子供の頃の話。色々と勉強になりました。
興味深い話の数々、本当にありがとうございました。

【5日目　知床羅臼】
次の日も湊屋さんのご好意に感謝して、
羅臼にもう一泊。




知床食堂で朝ごはん。

僕は、黒ハモ丼をいただきました。
脂がのっていて絶品でした。




それから、羅臼の美しい海を見て。
50年前に同じ場所に来た中山御老公を想い。




湊屋さんの番屋にお邪魔して、
漁に出かける漁師さんをお見送り。
海の男の仕事場を感じ。



知床世界遺産ルサフィールドハウスで、
ヒグマをはじめとする野生動物の事を学び。




ヒグマにおびえつつ、
また釣り
沢山釣れました！




豊かな自然を堪能させてもらいました。

【6日目　知床羅臼→釧路】

実動最終日は釧路に向けて出発。

前日朝まで話にふけってそのまま釣りへ。
移動中は寝かせてもらいました。


そしてこの旅、ニジマスねらいで最後に入った阿寒川。

押しの強い流れ、僕の腕では、歯が立たないのは一目瞭然。

ただ、この川なんか凄い。ゾクゾクした。
ここに立って、この景色を見れただけでも、
本当に良かった。


【最後に】
今回の研修は、北海道の諸先輩方とのご縁のもと
とても充実した旅になった事。本当に感謝しています。
ありがとうございました。

そして、その縁を繋いでくださった、
コンセプトの佐藤さん。
道中暖かく見守っていただきありがとうございました。

一緒に、旅をしてくれた
ゼキさん、いつも素敵な写真と楽しいトーク、美味しいコーヒーをありがとうございます。
マサさん、旅先で違った視点で物事をとらえる姿勢と冷静な判断。勉強になります。
オオムラさん、一緒にフライを始めたのにいつの間にか上手になって。次から次へ魚を釣る姿。完敗です。
タカエさん、沢山魚釣れて良かったね。アウトドア姿も様になってきたよ～！

マツヤマさん、いつもこの様な機会を与えてくれて本当にありがとうございます。
この経験が自分を大きくし、少しでもマツヤマ・デザインや自分に関わる誰かの役に立つ様に日々すごして行こうと思います。


フライフィッシング。本当に奥が深く、本当に面白い。
そしてフライフィッシングが繋ぐ縁。大事にしていきたいと思います。

腕を磨いて
また北海道に戻ってきます。



以上、タカノのレポートでした。