2012年05月26日

2012年度 秋葉山キャンプ研修報告(まさ)

意外ですが、マツヤマ・ブログへの記入は今回が初めてとなる
まさです。



今年も秋葉山研修キャンプが、
関係各社様のあたたかいご理解の下、無事開催させて頂くことが出来ました。

実はこの「秋葉山研修キャンプ」10年ほど前から、
毎年のように開催しているイベントで、
普段の仕事の中では経験する事ができない、様々な事がらを学び、吸収する事が出来ると想い、大切に開催し続けているイベントの一つなんです。







ある年は「キャンプ場にいる人を取材して 記事を書こう!」
をテーマに掲げ
見知らぬ人に突然取材をする度胸・取材内容を面白い記事にまとめる
編集力を経験してみたり、


またある年には「素敵な夏休み写真コンクール」というテーマにて
スタッフ全員で写真コンクールを開催、

カメラという道具の重要度よりも 写真のテーマ・風景の切り抜き方の重要性が実感出来るイベントでした。





「浮輪で気田川下り どんぶらこレース」なんてのもありましたけどね…



そして今回の研修キャンプ

今回はスタッフ各人、別々のテーマを持ちそれぞれが企画し行うこととなりました。


■マツヤマ
「みんなが気持ちよく寝たり食べたりでき、楽しいぜ!ってなるような住環境を整備すること」
■オオムラ
「カヤックに備えて、怪我防止・筋肉疲労防止のストレッチを教え、指導すること」
■タカノ
「夜空の星空を見て、みんなで楽しめるように、星座のレクチャーを出来るようになること」
■アメ
「日ごろ世話になっている先輩たちに気持ちよく酒を飲んでもらうべく17種類の酒を注ぐ文句を考え注ぐこと」



そして僕が持ったテーマは
「初日の午後、みんなで楽しめるレクリエーションを企画・開催すること」








「凧揚げだ!!」

今年の5月
昨年中止になった浜松祭が2年ぶりに開催され、
1歳半になる息子お祝いで初凧を上げた僕は単純にそう思いました。


間違いない!!

楽しいはずだ!!







しかし、ガラスのハートを持つ僕はやっぱり不安に駆られるわけです…

悩むわけです。



●秋葉山下社キャンプ場は山に囲まれた窪地である!!
風はあるのか?
山にさえぎられて風が無かったら凧揚げなんて出来ないぞ!!


●初日の昼食後の満腹時に激しい動きは可能か!?
楽しいバーベキューでおなかいっぱい過ぎるとみんな動きたくないかも??


●そもそも天気は良いのか?
マツヤマ・デザインキャンプは雨天決行 雨なんか降ってたら外で遊ぶなんてムリムリ!!





準備期間は1週間、準備にやりすぎは無いが、当日の時間は限られている!!

丸1日悩み…

2日目には相談し…

3日目には思い当たるお店を回り…








全部に対応できるレクリエーションなんて

ムリ!!!!!!



も~イイ!!


わかったよ!!!



当日、現場の状況に合わせて開催するレクリエーションを変えてやる!!






●晴れてて風があったら大本命の「凧揚げ」!!
みんなでやれる様に、ど~ん!と3個用意しちゃえ!!






●風が無かったら「バトミントン」だ!!
人数分ラケット持ってけばみんなでやれるし!!







マッタリムードでゆっくり運動なら
フリスビーでもやりますか!!







でも…


雨降っちゃったら、ど~しよ~???


ウノ??

正月じゃね~んだから テントでウノも無いよな…

将棋??

違う違う!


もっとキャンプらしい物!!


でも雨だから室内で出来るもの!!







良し!!





「キャンプで役立つロープワーク勉強会」を開催しよう!!
↓こーいうやつ
http://eco.goo.ne.jp/nature/ecocamp/mame/vol17/index.html

トラックの運転手さんが荷物を固定する時にササッとロープを結んでるのに
ほどけたりせずキッチリ固定できちゃって、
荷物を降ろすときには、ちょっと引っ張るだけでほどけちゃう、

とってもカッコいいあれです!!




結び方説明 → 室内練習 → テントのロープで実練

次回以降のキャンプはマツヤマ・デザイン全員 カッコいいトラック運転手さん並のロープワークの達人に!!






完璧です。

鉄壁です。


どんな状況が来ても 喜んでもらえる事請け合いです!!




さ~来いキャンプ当日!!
楽しい昼下がりは俺に任せろ!!









~~~~~~   そんなこんなで当日 ~~~~~~~~~~~~


マツヤマ・デザイン事務所に9:30集合

みんなそれぞれ自分のテーマに悩み、
準備をしてきた面々が集まってくるわけです。


■9:30 マツヤマ・デザイン集合

移動

■10:00マツヤマ宅 荷物の積み込み

■ビック富士で買出し

移動

■ヤマガラコーヒーに寄ってのんびりコーヒータイム

移動


-----------------------------------
なぜかその間 誰一人として自分の課題・テーマについての話題は出さない…
みんなちゃんと準備してきたのか?

俺だけ張り切っちゃってる恥ずかしい子みたいな事は無いよな…

いやいや皆とんでもないネタを仕込んでるから
教えたくないのかも…
-----------------------------------




なんて考えつつも、
ついに
■秋葉山下社キャンプ場 到着







晴れている!!


しかも


風がある!!
しっかり固定して置かないとテントが飛ばされるほどに!!



全部やれる!
持ってきた企画、全てムダにならない!!





後はバーベキュー後の皆の満腹感さえ読み違えなければ
完璧!!






バーベキューが終わり、



ゼキさん特製コーヒーで一呼吸、




楽しい食事と会話も一段落
楽しくて食べ過ぎちゃった満腹感をゼキさんのコーヒーが良い具合に和らげてくれ、


みんなチョットマッタリ、





やって来ました「この時間!!」


ガツガツ会話するのもチョット疲れて、
お腹だってイッパイだ!

あんまり激しいのはヤダけど、
チョットした遊びがあったら最高なのにな…

ってこのタイミング!!






「さぁ~ 皆さん 凧でも揚げますか!!!」













そんなこんなで企画した「凧揚げ」
楽しんでもらえたのか、
イマイチだったのか、

僕の企画の評価はみんなの報告や直接会って確認してみてください。



「僕は勝手に大満足でした!!」
(ボツになったその他の企画はまた別の機会に開催したいです。)







「仲間の為に想像を巡らせ・仲間を喜ばせる為に準備を重ねる」

マツヤマさんが整えてくれた住環境
オオムラさんのストレッチ指導
タカノくんの春野星座レクチャー
アメちゃんのお酌

と~~っても練られていて、どれも唸らせられるものばかり


とても素敵な研修キャンプが出来ました。  

2012年05月24日

2012年 秋葉山キャンプ・カヤック研修(オオムラのレポート)

マツヤマデザイン布多め担当、デザイナーのオオムラです。

タカノさん、雨ちゃんに続き、
「秋葉山キャンプ研修」のレポートを書かせていただきます!



毎年恒例の秋葉山キャンプ研修。
今回は2度目の参加でした。


川や田んぼなどの自然の中、
アウトドア好きな父のもとで育った私。

植物で遊んだり昆虫を探したりと
小さなころから自然は好きだったものの、
「不便だし、見たことのない虫がいる」ということで
父に連れていかれる「キャンプ場」はだいぶ苦手な子供でした。


そんな私が不思議なもので、
マツヤマデザインに入社して約1年半、
たくさんのアウトドア体験をさせていただき、
周りには「アウトドア好きな方たち」があふれ、
「キャンプ」や「山登り」への興味が急激に高まってきております。


↑こちら、GW前に購入したテント上昇

・・・・・・・

そうして訪れたキャンプイベント!

「考えるだけでワクワクする!」
「誰が来るんだろう!?何して遊ぼう!何食べよう!」

などと浮かれていたところ、

「遊びではないですよ!研修ですよ!」ということで
スタッフそれぞれに【課題】が与えられたのでした。

・・・・・・・

命じられた課題は、
【キャンプ&カヤックでケガをしないためのストレッチ】。

他の方への課題は
【みんなで遊べるレクリエーション】
【星空を見て、星を説明する星空先生】
【声をかけながらお酒を注ぐ係】
でした。


「どうして私はこの課題なんだろう?」
というのは、どうしても考えてしまうところ。

1年で7キロ太るという荒業を成し遂げた私を想っての
「ストレッチ担当」なのだろうか?・・・
いやいや、偶然ですよね・・?

【星空先生】なんて素敵ポジションは与えてもらえるはずもない、
【レクリエーション】は女子的なことを提案されたら困る?、
【お酒を注ぐ係】は前にやりましたからね、
などと一通り思いをめぐらせ、

「ストレッチ、私にぴったりではないですか!」
とだいぶ楽しい気持ちで受け止めたオオムラでした。

・・・・・・・

時は遡り、
そんな課題発表の1週間前。


深夜、車を走らせながら
ラジオに流れる「ラジオ体操」のメロディに耳を止める自分がいました。




【ラジオ体操の秘密】
そんなタイトルで特集が組まれていたのです。




ゲストには、
1981年から2010年まで『29年間(びっくり)』も
NHKで「ラジオ体操指導者」を務められた長野信一さんが登場。

「ラジオ体操は日本の心です」と語られる
長野さんの言葉が心に響きました。

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ラジオ体操の音楽が流れれば、
日本人なら誰でも自然と体が動く。

夏休み、朝早くに集まって行った、ラジオ体操。
それぞれの中にきっと存在するだろう、懐かしい記憶・・
----------------------------

冷静に考えると、
ちょっとコワイ「日本人・ラジオ体操集団」も、
たしかに刻んだ「自分の中の記憶」を思うと、
「日本人だからこそ分かる、ステキなもの」だと感じたのでしたキラキラ




爽やかな朝に・・
みんなでやろうではないか!ラジオ体操!
ナイスアイディア!

と喜んだのも束の間、
世の中そんなに甘くない、という現実を想像しました。

-------------------------
①ラジオ体操をやりましょう!と言う。

②音楽をかける。

③ラジオ体操を行う。

④ラジオ体操終了。
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!!

怒られる!びっくり
これは怒られる!

「これで終わり!?課題なのに!?手抜きもいいとこだ」
って絶対言われる!

【ラジオ体操はオマケの位置付けで】
きちんと現実を見つめたオオムラでした。

・・・・・・・

そんなこんなで
キャンプ2日前双葉

インターネットで「ストレッチ」をリサーチ!
(時々、「ストレッチ ダイエット」でリサーチ)

たくさんある・・・
これぞ基本!みたいなストレッチから
ヨガやピラティスのようなもの、
笑い声の飛び交うハイテンションなストレッチ運動みたいなもの、
道具を使ったもの・・。

そもそもの目的は、【キャンプ&カヤックでケガをしないため】。

「珍しいストレッチを覚える」のではなく
「きちんと、正しいストレッチを学ぶ」を目指すことにしました。


ベーシックなストレッチを
それぞれの動きと効果を覚えながら、2日間で4回トライ。

体にいいわ~と思いながら
「これでバッチリね!」と、当日を迎えます。




キャンプ当日。
買い物をすませて・・




キャンプ場へ向かう前に
恒例!?となりつつある、ヤマガラコーヒーさんへコーヒー





おいしいコーヒーを頂きました!
サトウさん、ありがとうございます!




レジの前や階段の下やテーブルのヨコや棚の上など
それはもう至るところに
「蝉の抜け殻」が飾ってあるのを発見し、
じろじろじっくり眺めてきました。

自然が造りだす形は美しいですね。




何だか楽しそう音符




キャンプ場到着。
見上げると、青い空!




秋葉山キャンプに初参加のデザイナー雨ちゃん。
速攻で川へ!
どうやら川がとっても好きなよう太陽




みんなで手分けして、テント張り。

ただテントを張るだけで
ワクワクしてしまいますキラキラ






みんな楽しそう音符




カメラマン&コーヒー豆屋さんのzekiさんも来てくださいましたキラキラ




カンパーイ!




松山さんやzekiさんは
こういう道具を見るだけでもワクワクしてしまうらしい・・






テントをひととおり楽しむのでありますおすまし




タープでまったり組もひよこ




マサさんは「焚き火」に燃えるらしく
夜に向けて念入りに準備してくださいました!




どちらが言い始めたのか
「川で泳ごう!」
などと川へ向かう2人・・




松山さんと雨ちゃんであります。
そっと足を水につける・・




ざぶざぶ・・
そしてすぐに出てきました

「寒い!冷たい!」




それもそのはず、
山の影で川はバッチリ日陰なんですもの・・





テントに戻ると、
マサさんのレクリエーション企画、
【凧上げ】の準備が始まっていました!




イエーイ!
たのしい!!






鳥のように空高く舞う凧!

凧上げは、恐らく小学生以来です。

凧が上がっていくときの高揚感!
糸をのばすときには手が痛い、ということが分かったり・・
風の向きを見てコントロールすることはとても難しいと分かったり・・
「上がる凧と上がらない凧」の微妙なバランスの違い・・
遠くに飛ばした凧の糸を巻き戻すのは、相当時間がかかるということ・・

そんな、「忘れていた感覚」や「新しい学び」がたくさんありました。


そうか、小さな頃の「凧上げ」は
父が手伝ってくれていたんだ、と思いました。

懐かしい思い出・・
やった気になっている事がきっとたくさんある、ということも思いました。

マサさん、ありがとうございました!




ゼキさんが淹れてくれるコーヒー。

山で飲むコーヒー、というだけでも美味しいのに、
ゼキさんのコーヒー!!
しあわせすぎる。


余談ですが
ゼキさんの住む地域では
子供達は炭を食べて育ったらしいです。
オドロキですよね!
(ゼキさん、ナイショだったらごめんなさい)




今回は、なんとびっくり
白い豆を焼くところから見せてくださいましたキラキラ
(白いコーヒー豆、初めて見ました!)

火にかけている網を少し貸してもらって
チャレンジしてみたのですが
【とにかく腕が疲れる!】⇒即ギブアップガーン

この作業をゼキさんは10分以上続けていらっしゃいました。


白い豆を火にかけるなかで
変化する香りや色、音。
これも、また、私にとって初体験。

私はいつも、ゼキさんとご一緒すると、
いろいろなものを分けていただいています。
ありがとうございます。



キャンプはそもそも、不便な場所で過ごすことであり
ただそれだけでも、
道具を借りたり(松山さんがほぼ全て用意してくださっている)
男性陣は力仕事をしてくれて
雨ちゃんは水仕事や片付けなどテキパキしてくれて
それぞれが動かなければ、事がうまく運んでいかない環境にあります。


それに加えて、プラスαで自分に出来ることを探す!


「役立つ人間になる」ということは、
「役割を奪いにいくくらいの意識で動く」ことなのだと、
いつもの教えを、改めて思ったのでした。




キャンプファイヤーを囲んで
水戸黄門ゲーム!
(久しぶりにこういったゲームをしました、楽しかった!)




そして、タカノさんが星空先生に。

山の星空は、何度見上げても、
そのたびにうっとりしてしまう美しさ。

そんな星空を見上げながらの「星空講義」は
とても贅沢で、しあわせで。

私は、土星を「初めて見た」と思いました。
「春の大三角形」も久しぶりに見ました。

「どの星?あれじゃないの?」
「あれってどこ?」
なんて、みんなで1つの空を見上げる時間。


なぜだか分からないけれど、
知らない人に教えられるよりも
タカノさんが教えてくれたから、私はとても嬉しかった。

ありがとうございました!

・・・・・・

【役割】ということを、改めて思いました。

みんなで楽しめるゲームを発案して仕切ってくれる役割
星のことを教えてくれる役割
キャンプができるよう準備してくれる役割。

誰かに甘えたり、誰かから与えてもらっている部分には
必ず【役割】があり、それを担ってくれている人がいる。


今回いただいた【ストレッチ係】、
習得すれば、
それが必要なときに、
その役割を担える人になれる、ということだなあと思います。

何かを調べたり学んだり実践したりすることは、
それが1つ1つ
無駄になることなく自分の力になり、
何かの役に立つかもしれないということ。


「わたしのストレッチは、ほんとうに完璧?」
習得した、とは決していえない「ストレッチ」を思いながら
1日目の夜が更けていきました。




ラジオ体操といえば、朝です!

準備したものに不安はあるけれど、
「準備したことを楽しくやろう!」と気持ちを切り替えました。


当初、「ラジオ体操」の音楽によって
皆を起こすくらいの気持ちで始めるつもりでしたが、
起きてきた方たちの様子は
だいぶ疲れ気味。




朝、元気な人と寝ている人がいる場合、
テントを叩かれて起こされる危険がありますね。
気をつけよう花


そんなこんなで、
「ラジオ体操なんて迷惑」という雰囲気が漂いそうなのを恐れ、
ひとまず朝ごはんを用意することに。

・・・・・・

しかし、いつまでもその空気を作れないため
半ば強引に「ラジオ体操」をスタート。

(勢いも大事ですよね!?松山さん!)

元気な人も、眠そうな人も、若い女の子も
やっぱり皆自然と体操ができる。
と、個人的には大満足でした。


そういえばラジオで
【ラジオ体操は、究極のストレッチ!万年肩こりの人にも効く!】
などと言われておりました。

そういうことも、伝えればよかったなぁ・・




2日目はカヤックを体験しました!




松山さんが握ってくれた「おにぎり」を持って・・




カヤックの先生による「ストレッチ体操」を見て
ひそかに学ばせていただいていたオオムラです。




そしてカヤック初体験!

ストレートゾーンは問題なく進むけれど
カーブゾーンはコントロールが難しく、
「手前で方向転換」
イメージは湧くものの、
いざやってみると思うとおりにいかず
何度も岩にぶつかりました。

結局思い通りにはいかないまま、終了。
(そんなに甘くはないですね)

その難しさもまた、面白さの1つのように思います。




水が気持ちよくて
みんな楽しそうで
空がきれいで

すばらしすぎる風景の中での
カヤック!

楽しすぎる時間でした。
またやりたいですびっくり

・・・・・・

カヤックが終わり・・・

ウトウトとテントで一眠りした後、
(コレって最高に気持ちいいですね)

【ストレッチは、運動前より運動後!】と疲れた皆さんを呼び集め、
再び「ラジオ体操」。



そして、いよいよ「ストレッチ」びっくり

途中で「左だけ?右はやらないの?」と突っ込まれたり
やるはずだったストレッチをやり忘れたりと
完璧ではないものの、目的は達成できたのではと思っています。
(すいません、基本的に自己評価が高い傾向にあると思います・・)


しかし、ココで終わりではないと思っています。

MDの【ストレッチ担当】は私が頂きましたびっくり

今度は皆さんの知らない「おもしろストレッチ」を
お伝えできるよう、レベルアップを図りたいと思います。



「ラジオ体操」も機会がある限り続けていきましょう。

5年後、10年後、20年後。
「ラジオ体操」で蘇る記憶のなかに
MDスタッフのみんながいるように・・。




松山さん、マサさん、ゼキさん、タカノさん、雨ちゃん
コンセプトの皆さん
タパさん・・

すばらしい時間をありがとうございました。

これから
自分の【役割】を少しずつ増やしていけるように
レベルアップを図ります!

今後ともよろしくお願いいたします。



それでは・・・


また会う日まで!

★レポートを読んでくださり、ありがとうございました★



  

2012年05月22日

2012年 秋葉山キャンプ・カヤック研修(タカノのレポート)

毎年恒例の秋葉山キャンプ研修。
タカノのレポートです。
今年は各自に研修課題があり、
それに向けて各々準備する事になりました。


僕はマツヤマ・デザインに入って1年とチョット。
前職は看板屋で10年ほど働いていました。
ホームページのデザイン、仲間と楽しいコトを
イッパイしたくて入社しました。

飲み会や、釣り、キャンプなどなど・・・
マツヤマ・デザインでは楽しいイベントが盛り沢山!
がっ・・・。
しかし、どぉ~ゆうわけか、僕はイベント事に弱く、
体調を崩したり、子供が熱を出したり、
(ちなみに僕は、もうすぐ1歳になる双子のいる父親です。)
5回に3回の割合で欠席しています(涙)。

今回は無事参加する事が出来うれしいかぎりです。


キャンプ4日前、松山さんから今回の課題が発表!
「タカノは~。星の説明が出来る様に準備する事!」
僕は星空説明係りに任命されました。

さてさて、どぉ~したものか・・・。
星空ねぇ~。

まずは今の時期見れる星空について調べる事に、
ふむふむ。
『5月の夜空では、南の空に春の大三角が、北の空に北斗七星が目立つ。
北斗七星と春の大三角を結んでいるのが、春の大曲線。』
なるほど・・・。
『春の大三角』と『春の大曲線』。
なかなか良いキーワードではないでしょうか。場所が春野だけに(笑)

しかし、いったいどんな風に説明したらイイのか・・・。
あ~でもない。こ~でもないと、
キャンプ前日まで5回6回と試行錯誤を繰り返しました。


そして当日。
少し風が強く天候がやや不安。
前日大荒れの天気で予行演習が出来なかったコトと
星空観察の準備で夜更かし。少し不安な朝をむかえました。

AM9:30マツヤマ・デザイン集合。
 ↓
AM10:00頃 松山さん家にて荷物の積込み。(いっぱい道具積みました)
 ↓
AM11:00頃 買出し。(いっぱい食べ物、飲み物買いました。)
 ↓
PM12:00頃 ヤマガラコーヒーさんに寄り道
       (ヤマガラ佐藤さん、美味しいコーヒーご馳走様でした。)
 ↓
PM1:30頃 キャンプ場到着&設営開始&大関さん合流。(いっぱいテント張りました)
 ↓
PM2:30頃 ちょっと遅めの昼ごはん&ビール!(いっぱいビール飲みました)
 ↓
PM4:30頃 マサさん企画の凧上げ!(いっぱい走っていっぱい糸を巻きました)
 ↓
PM6:00頃 運動後に大関さんのコーヒーで休憩。(大関さん美味しいコーヒーありがとうございました。)
 ↓
PM7:00頃 コンセプトさんチーム到着。(総勢10数名の大キャンプ大会)
 ↓
PM8:30頃 キャンプファイヤー(火祭用・・・今年は出来なくてとても残念。)











こんな流れで一日を楽しく過ごし、
天気を心配し何度も空を見上げ、
暗くなるにつれソワソワ。
方角を気にし星の位置を確認。
準備OK!


大関さんのいれてくれたコーヒーを飲みながら、
みんなで焚き火を囲み、楽しいトークとゲームで盛り上がり、
そして夜も更け、「星空教室」がスタート。

天気が良く満天の星空。
『春の大三角』と『春の大曲線』がとてもキレイに見え、
約30分くらいの僕のおぼつかない説明にもかかわらず、
話を聞いてくれた10数名の反応も上々!
前日、一時間以上かけて手作りした星図版も大好評!
天気と周りのみなさんの反応に恵まれ、
「春の星座教室」とても満足のいく結果で幕を閉じたのでした。
(がんばって準備してホントに良かった。)



翌日は初めてのカヤック体験。
約15kmの流れを4時間かけて下りました。
自然の力の強さと美しさに驚き、
仲間で子供の様に遊び、
あっという間に楽しい時間が過ぎ、
心地良い疲れの中で家路につきました。




5年先かそれとも10年先か、
いつか子供が大きくなった時に家族でキャンプをして、
星空を眺めながらたくさんの話をするコトが出来たら・・・。
僕が見たモノ、感じたモノが、
デザインの仕事に生かせるコトが出来たら・・・。

体験するって
肌で感じとって自分の一部になり、
生活や仕事に生かせるとても素敵なコトだと思います。

このキャンプはそんなコトに気づかされた大切な時間になりました。

一緒に遊んでくれたみなさんに感謝です。ありがとうございました。
  

2012年05月21日

2012年 秋葉山キャンプ・カヤック研修 その2

先日、2012.05.11~12にかけて行った、「ドキッ!デザイナーだらけのキャンプ&カヤック大会in秋葉山!!ポロリもあるヨ!全員集合!」の報告記事のその2です。(タイトル変わってる気がしますが気にしたあなたの負けです)(その1はコチラ

さて、朝一番に会社に集合し、テントを積み込み、ビック富士によって買出しをし、天竜二俣のヤマガラーコーヒーで店主サトウと四方山話をした我々は、今宵のキャンプ地「秋葉山下社キャンプ場」に向かったのでした。

マサが楽しそうにビール飲んでる


新人のアメに皿洗いをさせて、布忍者は後輩を尻目にニコヤカな笑顔



そして、早くも「今回の課題」その1(マサ編)の『午後のレクリエーション』が始まった

今回、僕はスタッフに、それぞれ課題を出しました。

■マサには、「初日の午後、みんなで楽しめるレクリエーションを企画・開催すること」

■オオムラには、「カヤックに備えて、怪我防止・筋肉疲労防止のストレッチを教え、指導すること」

■タカノには、「夜空の星空を見て、みんなで楽しめるように、星座のレクチャーを出来るようになること」

■アメには、「日ごろ世話になっている先輩たちに気持ちよく酒を飲んでもらうべく17獣類の酒を注ぐ文句を考え注ぐこと」

それぞれ、言うのはカンタン、行うのは難しい課題ばかり(笑)

ちなみに僕の宿題は、「みんなが気持ちよく寝たり食べたりでき、楽しいぜ!ってなるような住環境を整備すること」でした。

んで、そのイチの、マサの課題、「みんなで楽しめるレクリエーションを企画・開催」。

彼が考えて用意して来たのは、「凧」でした。さすが浜松っこ。



本人が一番、テンション高そうですが(笑)


最初は、みんな、「ほえぇ~」って感じで見てましたが


まぁ人が遊んでればやりたくなるのが人情…



次第に



やりたくなるようで



川原を駆け巡りだしました。


凧上がったですよ


まぁ、悔しいけどマサのお手柄


夢中で凧揚げをする数時間はあっという間に過ぎました
最終的に、糸を二巻きも足して足りないくらい高く上げる、というテーマもクリアして大満足でした。

走る社長と糸を手繰る取締役。この二人で株式会社マツヤマデザインは経営されています、いいのかコレで(笑)

凧揚げに疲れたらゼキさんが、コーヒーを入れてくれました

ゼキさんはプロのカメラマンでもあり、プロのコーヒー豆屋さんでもあるという器用で才能だけで生きている変わったおじさんです(笑)。スナフキンみたいでカッチョイイねぇ。


その後、焼きオニギリを焼いたり
毎年一緒にやらせていただいている「コンセプト」のチームが合流し、総勢10人以上の大人数に…

焚き火にも火が入りまして

お酒も気持ちよく飲めて

暗くなる中、お星様博士タカノ教授の「トゥインクル星座教室」も大好評で開催されました。

タカノの説明を聞きながら、ランタンの光を消して眺める星空はそりゃ綺麗でしたとも…



楽しい宴会は深夜まで続き



それぞれのテントに潜り込み「なぁタカノ…好きな子いる?」や、「なぁ、もう毛生えた…?」
なんて会話をしたりしながら眠りについたのでした

そして…夜があけた
(ピロリピロリーン ドラクエ風)

翌日は快晴で、さっそく朝ごはんの後

カヤックのレクチャーです


みんなで話を聞いて


装備を分けてもらい

気合をいれます

過激派注意の人もやる気はあるみたいです(注 アメ)


でも…ただ一人は元気がありません…

どうしたのでしょうか?



「怒られた後の小学生」のように座っている人が一人



昨日はこんな感じだったのに…

なにか悪いものでも食べたのでしょうか?

いつもみんなにイジワルを言ってる「ヤヨイさん(一休さんのキャラ)」がトンチでやられた後のようです


だってこんなんだもの…



心配しました…

でも心配して損しました

なんも考えていなかったそうです…(笑)


こんなに元気でした



さぁ、川に向かいます、今回もツアーはカヤックタパこと上野さんが頼りがいあるインストラクターとしてガイドしてくれています。毎年本当にありがとうございます!こうしてカヤックを楽しく安全に楽しめるのも、プロガイドの上野さんのおかげ、本当に楽しいですよ~。(カヤックタパさんのホームページはコチラ)僕は通算でカレコレ4.5回参加させていただいているけどホント毎回大満足です!

川につかって、冷たさに慣れます

敬礼もします(毎年この写真撮るけど、僕このサトウさんのポーズの写真大好き!なぜにこのヒトは敬礼をすると、「瞳孔」が開くのか?(笑))

カヤックから参加のコイデさんチーム

カヤックガイドのフルカワさん

ゼキさんは完全に小学生化しています

さげさかさんは一年ぶりで緊張気味。



さぁ、カヤックで川を下ろう!みんなで一斉に出発です!
もーこーゆのは理屈じゃない

ワクワクするし、楽しいし、危険は迫るし(下手すれば怪我する)、本気にならなきゃどーしようもありません。
言い訳がきかない自然が相手だからこそ楽しいのです。

いえーーい

完全防水のカメラでところどころ撮影しながら下りました





早い瀬があったり、まったりした流れがあったり


途中で上陸してご飯食べたり(僕がにぎった「塩むすび」)

川原で会議をしたり

ウェーダーを着るとサーファーの兄ちゃんみたいなアメは「すっごい川好きです!」らしい。

またカヤックに乗ってツアーは続きました。約15キロの川旅です。その途中、三つ並べたカヤックの上で立って見ようのチャレンジコーナーでは、真ん中にいたオオムラの大事なところを僕が踏んづけるという事故もあったけど(ゴメンね…)

おおむね、みんなチン(転覆のこと)はしたけど無事で

こうして楽しく川下りをすることができました。

今回、カヤックは初めて!っていうスタッフも多く(オオムラ・タカノ・アメは初めて)少し心配だったけど


こんな感じ

みんな、すっごく「満ち足りた」顔をしてたのが企画した僕は嬉しかったです。


こうして会社でキャンプをしたり、泊まったりしていると、時々「よくそんなお金のかかることするねぇ!」とか、「儲かってるんでしょ!」なんて言われたりするけど、なんのなんの、こーゆーのにはお金はそんな掛かりません。

掛かった費用は、肉や野菜やビールで全員で1万5千円。カヤック一人9千円。最後に食べた中華料理でみんなで1万円。
たしかに、コレは研修だから金曜日の出勤日を、まるっと休んで、その分仕事はピタッと止まっちゃったけど(笑)

でも、全員、キャンプ行くぞう!って気合を入れて頑張ったのと、理解あるお客様のおかげで仕事に穴はあけなくてすみました。

それより何より…。

僕たちはデザイン屋さんだから…

こーして、ホントに身体を使って、ココロの底から笑ったり、大の大人が、真剣に、夢中になって遊ぶことが、これからの仕事に…これから起こるさまざまな困難やトラブルに対して…。

一緒にテントを張って、一緒にご飯食べて、一緒に川を下って、一緒に笑った「仲間」がいるというチームが出来ることは、何千万円と比べても引けをとらない、本当に本物の「価値」なのじゃないかな?って僕は思うのです。

本当に本物の「感覚」を掴むことは、本当に難しくて、「時間」と「お金」とある種の「覚悟」を必要とすると思います。

たいがいのモノやコトは「テレビの中」で僕たちの代わりの「タレント」が、苦労したり、泣いたり、わめいたりしているのを「テレビで見て」、解ったフリをしているだけじゃないかなって思うのです。

お金なんてそんなに必要じゃない…

実際に行動するときに、本当に必要なのは「時間を作る覚悟」と、「ノウハウ」だったりするのです。でもそんなコトはテレビではやらないですよね(笑)。

「時間を作る覚悟」には、本気で仕事を進める「心意気」も必要となるし、「ノウハウ」を身につけたり、教えてもらうのにひつようなのは「元気にあいさつ&笑顔で返事」だったりします。

あたりまえだけど、本気でやるとなるとムチャクチャ難しいことです。

でも、

僕たちはデザイン屋だから、そーゆーことを「感覚として、掴んでいるか?いないか?」が作るものに絶対に現れるんじゃないかな?って僕は思うのです。

僕はこの仕事を開始してそろそろ20年近くなります、初めて部下を持つようになった時は今から11年前の28歳の時でした。
初めて僕の下に付いてくれた部下のみんなを連れてキャンプに行きました。その時から今まで、必ずこうしてみんなでキャンプに行っています(マサともそうして10年前から一緒にキャンプしてます)。(ちなみに昨年のキャンプのレポートはコチラ

今日やったことが、明日役に立つことなんてない、でも、来年に、再来年に、10年先には絶対違いが出てくる。ギリギリの所で出てくるのはそんなところじゃないかな?なんて僕は思ったりしますし、それがこんなコトを飽きずに続けている理由なのかもしれません。

まぁ…。「親の心子知らず」とも言います(笑)。参加してくれたスタッフのみんなも、キャンプのレポートを書いてくれるそうです。そのレポートも、このブログに載せていこうと思います。どんな感想をもったか?

僕のこんな想いはあくまでも僕だけのもの(笑)スタッフは「マサさんとマツヤマさんが好きなだけでしょ」なんて思っているかもしれません。

そしたら僕はこう言うつもりです

ええ、その通り、「正解!」と…(笑)

だって、楽しいのがいいじゃないですか?

なぁマサ!?

いえーい♪ってね。



これにて、秋葉山のキャンプレポートはおしまい。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

まつやまたくや  

2012年05月21日

2012年 秋葉山キャンプ・カヤック研修 その1

2012年5月18日 通常10時出勤のマツヤマデザインに30分早めの9時30分集合

今日は恒例のキャンプ研修、カヤックもあるヨ!の日。

いつもは、こんな感じで机に座ってるスタッフが多い中


全員で、テントを張って、ご飯作って、焚き火して、寝て、カヤックやる

というマツヤマデザイン恒例のキャンプ合宿研修である

なんというか、理由はいろいろあるけど

いつもこんな感じで働いてるこのヒトタチが…

(↑いつもの笑顔)

こんな



こんな感じ



も一度出すけど、いつもは、こんな感じだよ

それが今日はこんな感じ


こーゆー顔をする時間ってのは、
細かい理由はともかく、すっごく素晴らしく楽しくて、素敵なことだと僕は思う。


キャンプは、ワクワクもドキドキもみんなで山分け
雨に降られて寒いのも、ご飯が焦げたのも、美味しいのもみんなで仲間っこ
みんな笑顔ならみんな笑顔になるんだよねぇ(笑)


というわけで、一泊二日の株式会社マツヤマデザイン恒例、コンセプトさんと合同&一緒に遊びたい人ご招待しての「秋葉山下社キャンプ&カヤックツアー」は始まったのでした。





だけど、そろそろ、僕打合せに行かなきゃいけないので、今回はココまで
「その2」に続きます。
あとでまた書きます、おたのしみに~

とうっ!

(「アメ、飛べ」、「はい!」。飛べって会社の命令もすごいと思いますが、スグ飛ぶ彼女もエライ…)