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2015年04月30日

MSR ドラゴンフライ 灯油 灯油使用でのプレヒート。騒音問題と僕の使ってる道具紹介

MSR ドラゴンフライ 【灯油・ケロシン使用】

かれこれ15年ほど前、僕は東北の桧原湖で毎年夏に何泊もキャンプ生活をして釣りしていました。
東京からも仲間がやってきて、10人以上が持ち寄ったテントで釣りやアウトドア生活を楽しむ
愉快な仲間と自然の中で過ごす時間はそれは素敵でした。

その時、仲間が持っていたのがこのMSRのドラゴンフライ。
雑誌では見たことはあったけれど、始めて見ました、バーナーといえばガスのシングルバーナーでキャンプしていた僕は興味津々。
シュコシュコ、ポンピングするターチや黒オニ先生(この二人はキャメルのアウトドアクッキング選手権で日本チャンピオンのアウトドア料理人でありカヤッカー)を「すげぇなぁ」と見ていました。
調べたらドラゴンフライは1998年発売開始だから、販売してすぐのドラゴンフライだったんだなぁ(シミジミ)

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というわけで、あれから15年くらい過ぎ、僕も今ではMSRのドラゴンフライのオーナーになっているというわけです。
MSRは僕が好きなブランドで、バーナーは、この「ドラゴンフライ」以外にも「ウィスパーライト インターナショナル」も
使っていますし(これも本当に素敵なバーナーです。また別の機会にその記事も書けたらと思います)
テントもMSRのテントを使っています。(エルボールーム・ヌック+ヌックギアシェッド)
子供の頃(14歳)からキャンプや釣りアウトドアを始めて今は42歳だからカレコレ28年(2015年現在)。
雑誌や話、使っているオトナを見て、「いいなぁ…、かっこいいなぁ」と憧れてたブランドだってりします。

世界70カ国をフライロッドを持って旅した、辺境のカメラマンこと残間正之さんと北海道の原野で釣りをさせて頂いた時も
残間さんもドラゴンフライを愛用されていました。「お湯沸くからラーメンでも食べる?」って言ってくれた残間さんの手元を見て
内心、おおーー、残間さんもドラゴンフライを使ってるんだ!と嬉しく思ったのを思い出します。

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で、この、MSRのドラゴンフライ。ネットで調べると、燃焼音、騒音とか、爆音とか出てきたりしますが
あと、「灯油」ってキーワードも出たりするのですが、音はそれほどたいしたこと無い気がします。
まぁ、確かに通常のワンバーナーのプリムスのウルトラストーブや、同じMSRのウィスパーライトのシュコーって静かな音と比べると
最大火力にすれば、ゴシュー!という、さながらエンジン音みたいな音がしますが、それは最大出力の場合。

僕はそれほど急いでお湯を一刻も早く沸かさねば!ということもあまり無いので(そんなに時間的にタイトにお湯を沸かしたければ、機能的であり、スピード湯沸し的なジェットボイルを使います)ドラゴンフライを使う時は、ほとんどの場合、まぁゆっくりテントも張ったし、さあさ鍋でもやりましょう!とか、落ち着いてゆっくりお湯でも沸かしてコーヒーでも飲みますか?さぁて、ヤカンを火にかけて…といったのんびりできる時に使うので、あくまで僕はですが、最大出力で使い、轟音を響かせることはあまりなく、ほとんどが中火、もしくはとろ火で使うことが非常に多いのです。

とろ火はともかく、中火の場合は、まぁ、ほとんど他のバーナーと変わりませんよ音。あえて景気良く最大火力でシュゴーとやる時は、その最大火力と音をあえて楽しむ、そんな感じです。


「悩んだら二つ買え」それが僕のアウトドア道具哲学の一つです。
(ちなみに、寒い場合で鍋をやりたい時は、僕はプリムスのイータパワー・EFを使います。これも非常にいい、使いやすいしあっという間にお湯が沸く、まさに鍋使いのジェットボイルです。しかし、使い勝手というか、アウトドア道具の「使ってみたい度」で言えばMSRのドラゴンフライやウィスパーライトインターナショナルに軍配が上がると思います、なんたって使ってて楽しい)

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ドラゴンフライのこと、灯油のこと、僕が使っている道具の紹介を、知ってる範囲内で書ける事を書いてみようと思います。

ドラゴンフライ、ググると「ドラゴンフライ(dragonfly)は、英語でトンボのこと」とウィキに出ています。
トンボです。

うーん、龍・飛ぶでトンボって言うのね、僕は昔、このMSRのドラゴンフライストーブで、英語のトンボの意味を知りました(笑)
ドラクエにもドラゴンフライってモンスターいたよね。

トンボ、確かにトンボっぽいシルエットで、なんちゅうか独特の形です。好きか嫌いか好みは分かれると思いますが
僕は好きですね。そもそも道具って思いいれが大切だし、ドラゴンフライの特長である、とろ火調節がきく、ってことなんて
家庭用のコンロや、イワタニカセットガスのシリーズでもとろ火は自由自在であるからしてアレなんですが、
こーゆーアウトドア道具ってのは、実用的であるか?壊れ難いか?携帯性・コンパクトさはあるか?応用性だけでなく(それらは本当に大切ですが)なにより、思い入れがあるか?信頼できるか?ってところが非常に大切だと僕は思うのです。

ワクワクするかどうか?これも本当に大切な要素。

その点、ドラゴンフライは二重丸。安心してください、この子はいい仕事をします。

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僕は、登山の時や寒いキャンプの時は、温まるしお酒のつまみに、
長丁場の宴会でもいつもツマミに不自由しない「鍋料理」、寄せ鍋や鳥だんご鍋、ちゃんこ鍋、すき焼きなどが大好きなのですが
ワンバーナーではイマイチ載せるのに躊躇しちゃうほどのお鍋もデン!と載って
安心の安定感で、大きな鍋もガッシと受け止めてくれます。

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僕は灯油を使っていますが、理由はカンタン、すぐ手に入って、しかも安全だから。

ドラゴンフライはマルチフューエルと言って、ホワイトガソリン、灯油、ディーゼル、ジェット燃料、無鉛ガソリンと使えるとあります。(※市販されているガソリンは、ほぼ無鉛ガソリン)
色々使えるから燃料切れの心配がない!ということですが、日本国内で使用するとなると、ホワイトガソリン・灯油・ディーゼル・ガソリンの4つかと思います。
(この点、海外でキャンプする時に本当に助かり、実際に去年、僕がイエローストーンでキャンプした際に、使用したのはウィスパーライトインターナショナルでしたが、ガソリンが使えて本当に助かりました)

ともあれ、よく、キャンプで使われるのは、ホワイトガソリンですが、これ、高い、アウトドア専門店でないと売っていない。
高いのはススが出にくいから仕方ないとして、週末や木曜の夜に思い立ってイキナリキャンプに出かけることや、毎週連続キャンプに出かけ、準備なんて出かける前の深夜に慌ててすることの多い僕には、19時くらいまでしかやっていないアウトドア用品店で販売しているホワイトガソリンは手に入らない確立が非常に高いのです。その点、灯油は問題ない!家にストーブ用の備蓄があるし、20リットルで大体1500円とか2000円くらいでしょ?あれをキュポキュポで、MSRの燃料缶に詰めればいつでも満タン!一番大きなボトルが987mlだから満タンにしても100円くらい!この一本使うのは相当大変ですよ。燃料切れに対する安心感、安定感が違います。

もう一つの理由、それも安心感に理由があります。

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僕はけっこう不注意です。お酒も飲みます。酔って操作したり、暗い中で燃料を継ぎ足したり、バルブをひねったりは日常茶飯事。
液体燃料を23滴、いや数cc溢すなんて何回もあることです。手や手袋に燃料をこぼしたり、完全に乾燥させせずにバックに入れようとして、燃料のシミがつくなんて本当に当たり前によくあることです。
だから僕のキャンプ道具はほのかに…灯油の臭いがします(笑)。

でもそれでいいと思って使っています。灯油の匂い、僕は嫌いじゃありません、子供の頃、あったかいストーブの前でしたあの匂い。
なんだか懐かしいし、なにより、「あぁ、火を使う道具を使っているんだなぁ…」と感覚的に思います。

でも、そんなそそっかしい僕が、火気を近づけるとすぐ発火するホワイトガソリンをこぼして床に広がって(数cc落としただけで、テーブルやシートの上に数センチのシミやプールが広がります)
そこにもし火の気があったら…、引火したらエライコトだと思うのです。溢したガソリンは火を近づけるとスグ燃えます、燃えて液体燃料なので広がっています。山やテントがある場所の近くに水道は無い事も多く、手持ちの水はあっても数リットル。テントや衣類(フリースやダウンジャケット)も火がつけば溶けちゃうものばかり。
もし万が一、火がついたら消せないばかりか、衣類に引火したら大惨事です。

その点、灯油はエライ!と僕は思うのです。引火し難い、ってのはダメな面もありますが、万一の時にも安心感があります。

基本、灯油は火を近づけても、そうカンタンには燃えてくれません、まず灯心となる軸がなければ上手く燃えないし
暖めて気化するようにならなければそう景気良くボーボー燃えてはくれないのです。(だからバーナーに着火する時も、ガソリンより丁寧にプレヒートといって高温にする儀式的な作法が必要なんですが)
ああ、安心、灯油でヨカッタ。

ここでカミングアウトしますが、僕は燃料をボトルからボトルに移そうとして、数秒間タラタラ~と
灯油をこぼし続けたことも数回あります。寝ぼけていたり酔っていたり…理由は様々ですが下手したら100ccくらいはコボしたかもしれない…。当然テーブルの上やシートの上は灯油があふれてビシャビシャです、あわてて拭いても後の祭り、灯油臭さはしばらく取れませんでした。

でも、これがガソリンだったらと思うとゾッとします。

三回やってれば一回は引火してたね、間違いない。そしたら僕は大やけどかもしれないし、少なくとも山の中でテントは燃えて大騒ぎの大惨事になっていたことでしょう。

繰り返しますが、灯油はエライ!燃えないからエライのです。

確かにガソリンと比べて、バーナーに引火しにくく、灯油独特のにおいもするし、ホワイトガソリンと比べればススも出る。つまり扱い難いし、厄介な燃料だけど安心と安全は何よりも勝る。僕はそう考えます。

後で、植村直巳さんも冒険の時に灯油(ケロシン)を使っていたなんて記事を読んで、ああ、きっと植村さんも一人きりの極地探検で、
灯油の「メンドクサイけど安心と安全」を選んでいたのかなぁ…(まさかコストって訳でもないよね)と思うと、なんだか嬉しく思ったりしました。

そう考えると、なんだかワクワクして、より一層、この道具を使うのが楽しみになっちゃうのが不思議です。

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ドラゴンフライユーザーや、ウィスパーライトユーザーには当たり前ですが、収納はEPIのケースが見事なぐらいピッタリフィット。僕はこのケースに、風防、ライターや、灯油を使うが為に出る煤をコシコシとこすり落とす(冷めてからね)歯ブラシなどをコロリコロリと入れています。
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そして、燃料ボトルですが、このボトル、何を買おうか?僕も悩みました。悩んだ結果、最終的には三つ、全て揃っているのですが(笑)
最初は悩んだのです。使ってみての僕の使用方法というか、そのボトルをどう使うかですが、

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一番小さなボトル、一番これ使います。
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理由は、テーブルや食卓に置く際のスペースを取らないし、日帰りやランチ程度であれば、このボトルの半分も使わないので、これ以上大きなボトルはオーバースペックだからです。
(あくまで感覚的な感想ですが、棒ラーメンをランチに2名分作って、食後のコーヒーを二杯×二回くらいでしたらこの小さなボトルの三分の一くらいでOKです)

二番目に使うのは、一番大きなボトル。

使うのは、補給用です、つまり一番小さなのをドラゴンフライに接続し、足りなくなったら、大きなものから補充する。そんな感じです。
でも、まぁ、これを持っていくのは、例えば三泊四日の雪がまだ残っている上高地の小梨平や徳沢のお気軽お散歩キャンプとか、じっくり腰をすえてお料理や鍋を楽しみましょう!って感じののんびりキャンプですけどね。

じゃぁ真ん中の大きさのボトルは使わないか?というと

これはコレで使うのです。いつ使うか?それは、ちょっと大人数の一泊二日キャンプくらいかな?
小さいの一本じゃ不安だし、でも大きいのを全部使うほどでもない、そーいった時に、中くらいの一本持ってけばイイや。と登場したりするのです。

そもそも、ドラゴンフライやを使うのは、僕は時間が無い日帰り登山などでは使いませんし、のんびりできる山でのキャンプや、車で行くオートキャンプ、いわゆる丘キャンプで使うことが多いのですが最近では、オートキャンプのランタンも、コールマンのアメリカ用で出ている日本未発売の「ケロシン(灯油)ランタン 639C700 【並行輸入品】」を使っているので、灯油に頼った燃料体制なので、全部の三本を使うことが多いのです。(ちなみにコールマンの「 639C700」も非常にいい感じの光と明るさで、本当にいいランタンです、明るいし)。


あ、そうそう、灯油でこのドラゴンフライや、MSRのウィスパーライトを使う、本当に素晴らしい!と思える点がもう一つ。

それは、「寒さに強いこと」です。

夏でも肌寒く朝や夜冷える1500m以上の山、冬はモチロン初秋や早春など、ちょっと気候の気まぐれで、10度を切る事もザラです。
そんな時にこそ、人はあったかくなりたいし、温かい飲み物や僕の大好きな「鍋」は最高のご馳走です。

しかーーーし、ワンバーナーに代表されるガス缶は、寒さに弱い!寒さに強いとか言う理由で、金色銀色緑白とか、グレードが高く、ブタンやプロパンとか内容のガスの違いでちょいと高めなガス(寒冷地用)を各社出してますが、まぁ、おおざっぱな僕に言わせて貰えば、あんなのどっちも似た様なもの、おすぎとピーコ、どっちが寒さに強いでしょう?ってな感じです(笑)。(乱暴な表現で申し訳ありません)

ホントに寒い時や、残量が少なくなれば、やっぱり火力は弱まっちゃって(構造の問題でしょうがないんだけどね)「おい、大丈夫かよ!?」と不安になること請け合い。そんな時に灯油は絶対の安心感ですよ。燃えるもんちゃんと。えらいよ灯油。(まぁガソリンも同じなんですけどね)

なので、僕は年中キャンプに行きますので、冬はもちろん、寒そうだな…と思われる時には
鍋をするならMSRのドラゴンフライ、
お湯を沸かすのがメインの時はMSRのウィスパーライトインターナショナルを出動させて

灯油をエイエイとポンピングして、バーナーでおりゃーとプレヒートし、ゴシュー!やシュゴーと楽しんでいるのです。

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最後に灯油化、ケロシン化を検討している方へ、僕がオール灯油(ケロシン)化して使用している道具のセットと価格を記しておきます。参考にして下さい。

ちなみにドラゴンフライはアマゾンではこんな価格(最近少し高くなった気がする)


ケースはこのepiのを使ってます、見た目が一緒で値段が違うから非常に紛らわしい




赤いちっちゃいボトルはコレ。一番使う11oz。
アマゾンのレビューって読み込んじゃいません?やっぱこのボトルは評価高い!容量:11oz(325ml)素材:アルミ重量:約114g開ける時に押し込みながら開けなきゃいけないチャイルドロックが優秀、バックの中で漏れたりしたことは一度もありません。もう数年使ってる、たぶん10年15年は余裕で使えると思う、これで3千円台は安いとしみじみ思います。


二番目に使う、大きいの、887ml (30オンス) がこれ、小さいのとあんまり値段変わらないのが嬉しい。
「悩んだら二つ買え」です(笑)結局両方欲しくなるんですよw


結局最後に買うハメになる20oz 590ml。これはこれで一泊二日のオートキャンプに結局活躍する。※アメリカにキャンプに行った際に、帰りの飛行機で没収された(中身全部空にして石鹸で洗ってたのに…)ので買い直したので二代目。



現在の僕のオートキャンプする際のメインの灯りはこれ、「Coleman(コールマン) ケロシン(灯油) ランタン 12022-L [並行輸入品]」僕が買った時はアマゾンで1万円をちょい上回るくらいだったように思う、円とドルの関係だろうか?年々高くなってる気がする。しかし、これ、スゴク明るいし、非常に使い勝手がいい!
MSR ドラゴンフライ 灯油 灯油使用でのプレヒート。騒音問題と僕の使ってる道具紹介

アマゾンのレビュー読んでると買いたくてたまらなくなります(笑)。冬はこれを暖房代わりにしてタープの下で過ごすのですが、灯油だからケチケチせずガンガンに使用できるから王様気分!満タンで4時間くらいは使える(途中、圧を足さなきゃなのでポンピングは必要)このランタンを使えるようになってからが、本当の灯油化の真骨頂だと思います。




そして最終的に僕が二泊三日でランタンまでオール灯油使用でキャンプに行く場合に、現在使用しているのがコチラ。安心感が違います。5リットルだもん!10ozボトルなんぞに家で灯油を移し変える時、ほんの一瞬で満タンになり、あっという間に吹きこぼれるのですが、これを持っていけばそんなチマチマしたことも不要で非常に使い勝手がいい。MSRのボトル大中小の三本とこの5リットルの携行缶を持ってキャンプしていると、震災だろうがなんでもドンと来いって気持ちになります。

しかし、5リットルってけっこうありますよ、二泊三日くらいでは使い切れないくらい。それでも灯油だから燃料代は…灯油が高くなってる今でも、灯油は一リットル百円ほど、二泊三日で約500円の燃料代って…、ガス缶とかホワイトガソリン使ってる人にとっては信じられないくらいのコスパではないでしょうか?。



僕が使用燃料をオール灯油化して得た最大のメリットは、コスパがいいってのもありますが、実はそれではないと思っています。それは、「灯油だから、ケチくさいことを考えず、ドーンと座って落ち着いてガジガシ使える安心感!幸福感」が一番なのではないかと思っています。コストパフォーマンスばっか考えているんだったら、結局家に泊まって、どこにも出かけないのが一番安いわけです。キャンプなんて行かないほうがいい、でも僕は行きたいわけです、そんな時に、「ああ、残り少ないガス缶が…」とか、「こぼしちゃった…ホワイトガソリンもったいないな…」なーんてケチくさいこと考えず、むふふと笑って「大丈夫、俺は灯油だもんね」という余裕がくれる、キャンプでの気分のよさったら。あなたも一度味わったらヤミツキだと思います。


<参考記事>
MSRドラゴンフライ灯油使用で真冬のキャンプ 「すき焼き鍋」を作る ならここの里キャンプ場

アメリカ世界遺産イエローストーン自然公園でMSRウィスパーライトインターナショナルを使用してキャンプした時の記事
http://matuyama.hamazo.tv/e5479099.html



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この記事へのコメント
ドラゴンフライ、夏になるとヤフオクでウォッチしまくってます 笑 サイレンサーも、ドラゴンフライも今年もチャレンジです。

いつの間にか、安さにまけて中華BULINに手を出してしまいました。
Posted by PanheadPanhead at 2015年04月30日 22:11
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