2015年05月06日
「この地球で種として一番隆盛を極めている強者は虫族 説」マツヤマ
キャンプしてて思うのですが、「虫って本当は地球上の生態系の頂点にいるんじゃないのか?」と思うのです。
かれら、強いし人間より繁栄してる気がします。
例えば、人が、山や野原で野生の熊やライオンと出会ったら、恐れて逃げますよね?
逆に、リスや狐は人を見たら恐れ、逃げる。
狐より弱い、ネズミもきっと狐を見たら、恐れ、逃げる。
つまり、生態系で上位の生物(捕食者)は恐れ、逃げない。
逆に弱者、は恐れ逃げる。と仮定します。
虫は、人から逃げない、ライオンにも、熊にもガシガシ寄って行く…。
野生であれば、元気のある若い大きなオス熊でも、いつかは死に、虫に食べられちゃう運命だったりします。
虫は、人間をまるで恐れてないよ、僕の見たところ
蚊やアブが、どれだけ手で払おうとも、お構いなしに人や動物にワンワン群がって来るのは、無神経だから、とか、恐怖が無い=下等生物だからと今まで思っていましたが、
もしかして…、
「種として、人間より上位(強者)と知っていて、他(人間・動物)を恐れていないから…」と、考えたら恐くなりました。
彼等は、空も飛べるし、繁殖能力も高い、何より、環境適応能力も強く、種として人間やその他生物を恐れてはいません。
虫は逃げないよ…
人や動物を見たら逃げてく虫、知ってます?
僕は知らない。
サイズでは何万倍も大きな人間や動物に、何の躊躇もなく好き放題に襲い掛かってきます、一匹二匹殺されようと決して怯まずに…。
アリ一匹例にとって考えても、垂直に登れるわ、高い所(人間で言えば100メートル以上)から落ちてもヘッチャラだし、体の何倍もの重さの物を持ち上げて運べるわ、素晴らしいセンサーつきの触覚はあるわ、しまいには羽が生えて空飛べるし、しかも社会性を持ち、チームワークで役割分担までして…スペック恐ろしいですよ。
人間と同じサイズでアリが居たら、ものスゴク怖いです。犬くらいのサイズでも1000匹とか居たらオッソロしいことになるよきっと…。
八チなんて更に、針はあるし、毒まで持ってる…。もうかなう訳無い…。
一匹一匹は、サイズが小さいから、弱くて辛うじて人は勝てるけれど、人間と虫。この地球上でどちらが数が多く、種として優勢か?と考えた時に「人間族」と「虫族」だと、虫の方が強い気がしちゃう2015年の初夏の曇り空です。本気出したら虫の勝ちですよきっと…。数も多いから、民主主義で行っても多数決で負けるしね。
ちなみに、これからの季節、山に入ったりアウトドアに出かける時に、僕は「虫除けスプレー」などは使いません。持っていくのは「キンチョール(殺虫スプレー)」。北海道の原野やアメリカのイエローストーン、奥深い山の奥では、虫除けスプレーなんぞお上品なもの、デカいアブには効かないし、ハエや蛾やブユとか、ウァンウァン襲ってくる蚊の大群や蜂には意味がありません。延々ずーっと付き纏われます。
かつて、アフリカを旅したハンターが残した言葉。
「人間と野生の獣は、人が銃を持って初めて対等になる。それほどまでに、野生生物は強く、素晴らしいのだ」
虫の戦いに挑む僕はこう思っています。
「人はキンチョールを持って始めて、虫と対等になる、やつらはスゴイ」と…。
「この星で種として一番隆盛を極めている強者は虫族説」を私は唱えたいと思います。
Posted by マツヤマ at 15:41│Comments(0)
│マツヤマの…
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。