2017年05月30日

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

2度目のマツヤマブログ登場になります、新人サトウです。
5月19・20日にマツヤマ・デザインとコンセプトさんと合同で開催した、秋葉山研修キャンプに参加してまいりました。

マツヤマ・デザインでは毎年恒例の、
入社して数ヶ月の私は初めての秋葉山キャンプ。

このキャンプでは、みんなでテントを張って、ご飯を作って食べて、カヤックで川下りをします。マツヤマ・デザインが日頃お世話になっている方たちもご一緒するのでたくさんの方にお会いし、お話を聞かせていただける貴重な機会でもあります。でも、ただ楽しくキャンプするだけではありません。「デザイン」や「仕事」に役立つ何かを得ること、それがこのキャンプの最大の目的です。

いろんなことを感じ、学ばせてもらった今回の研修のレポートを書かせていただきます。


『1日目』

AM10:00
遠鉄ストアに集合・買出しの後、キャンプ場に向かい、お昼前に秋葉神社前キャンプ場に到着しました。

到着したらまずすることは、2日間の家づくり・テントとタープの設営です。ベテランキャンパーであるマツヤマさんの指示のもと、マツヤマ・デザインの面々で協力し、テントを張っていきます。

何にもなかったこの広場に

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

協力してテントを張っていきます。

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

かなり暑かったこの日、テント設営途中、川遊びを始めたマツヤマさん&マサさん。思い切り飛び込んで気持ちよさそうです。

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

流れていくわれらが社長、マツヤマさん。

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

設営完了。まったりモードのMDメンバーとカメラマンのゼキさんとカヤックガイドのフルカワさん。

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

テント設営が完了したらご飯を作ります。

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

マツヤマさんと大村さんの協力により完成したトマトとモッツァレラチーズの美味しいヤツ。切ったトマトとチーズと刻みパセリを塩・コショウ・オリーブオイルであえるだけの簡単激ウマ料理です。

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

マツヤマさんのキャンプでは定番という鶏団子鍋。とっても簡単なのに、間違いのない美味しさです。

他にも茹で新じゃが、冷凍を炒めるだけの簡単ピラフ、チキンソテー。どれもこれもハズレなし!周りを見回すとみんなニコニコしながら、ご飯を頬張っています。
マツヤマ・デザインでは個人の裁量で仕事を進めているため、普段の食事はそれぞれのタイミングで食べています。と同時に、普段は真剣に仕事をしている姿を見ているため、一緒にご飯を食べていると、会社で見るのとは違うリラックスしたMDメンバーの笑顔が、とても新鮮です。

夜になったらこんな感じ。

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

ランタンの明かりがいい雰囲気で、会話も弾みます。

テント設営やご飯の支度をしながら、いくつかキャンプのコツをマツヤマさんに教えていただきました。

例えば「できた料理は調理した鍋・フライパンから自分の食器へよそう」というもの。
取り分けるためだけに、盛りつけてお皿を汚すなんてナンセンス。
汚す食器を減らすことで、片付けの手間を減らす。
ほんの少しの工夫でゆったりと過ごす余裕ができ、キャンプがより楽しく、有意義になる。

他にも「タープ・テントの設置方向は太陽の方向を確認してから決める」ということも教えていただきました。タープの開口部を太陽の方向に向けてしまうと日差しが差込み、せっかくタープで屋根を作っても暑くて仕方ありません。

これらのことは「適切な行動・対処をすることで自分で快適さを作ること」なのだなと思いました。そのためにはきちんと考え、自分の行動の結果を予測しなければいけません。

入社当初から、これまで何度となくマツヤマさんから、「状況に応じた立振舞いをすること。そのためにはよく観察すること」言われてきました。
上手くテントサイトを仕立てて快適な空間を作るためにも観察が必要。
適切なコミュニケーションを取って仕事を円滑に進めるためにも観察が必要。
キャンプも日々の仕事も、快適にしたり円滑にしたりするために必要なのは同じ「観察」なのだと気づきました。
そうすると「観察」するということは、本当に基本の基本で決して忘れてはいけない、しっかりと心に刻んでおこうと思いました。
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『2日目』

2日目はカヤックで気田川を下ります。

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

全員がカヤック初体験のマツヤマ・デザイン新人3人です。やる気のポーズです。

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

出発前の講習。パドルの持ち方・漕ぎ方を教わります。転覆した際の対処の仕方、流され方・浮かび方も実際に練習してみました。

そしていざ出発!したのですが、カヤックが思ったように動いてくれず、座礁したり、岩にぶつかったりと、ついていくのもやっと。みんなと一緒に本当にゴールまでたどり着けるのか・・・。
カヤックの先生が、そんな私に並走しながら丁寧に漕ぎ方を教えてくださいます。
お昼休みには、パドルの漕ぎ方の再レッスンまでしていただきました。漕ぐ時のパドルを持つ角度が間違っていたことを教えていただき、修正・練習。そのおかげで、ぐっとカヤックを操れるようになり、なんと、流れに逆らって川を上ることまでできるようになりました。なにごとも正しい道具の使い方って大事なんだな、と痛感。みんなの動きについていけるようになり、格段に余裕ができ、楽しさが増しました!

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

写真の奥は私、サトウを含めたカヤック初めて組の再レッスン中の様子です。手前はコンセプトのサトウさんと、ツースリーのイデタさん。何をしてらっしゃるのでしょうか?

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

再レッスンのおかげで流れの速い「瀬」も転覆せず抜けることができ、(「瀬」とは、流れが早く、推進の浅いところのことで、写真右側の白く波が立っているようなところです。)

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

こんな素敵な景色を眺めることもできました。カヤックの楽しさを知り、大きな充実感を得ることができ、やってよかったという気持ちでいっぱいです。


マツヤマさんはよく、「デザイナーは芸人だ」とおっしゃいます。
「経験」「センス」「技術」といった自分の中に蓄積したモノ、いわゆる自分のウデ一本で仕事をしている人たち。芸人はお客さんに「あなたが良い」と求められ、次の仕事につなげていく。つまり自分のファンにしてしまうということ。

まさに面倒を見てくださったカヤックの先生たちがその「芸人」でした。
川をくだる数時間の間、参加者全員に目を配って、必要に応じてフォローする。うまくいかない人の問題点を見抜き、分かりやすくレクチャーする。そして何より、カヤックの楽しさを伝え、ファンにする。

的確かつ褒め上手な指導と、カヤックを思うように操れた時の楽しさにはまり、すっかりカヤックとガイドの先生たちのファンになってしまいました。次もぜひ同じ先生にお願いしたいと思いました。
こうやってファンを増やすこと、それによって次の仕事に繋がっていくこと。仕事ももちろんつながっていくけれど、同時に人と人のつながりができていく。なんてすてきなことだろうかと思います。

まだまだ、勉強中の私ですが、「あなたにお願いしたい」と言われるような立派な「芸人」デザイナーになりたい、と思っています。まだまだひよっこの私は、学ばなければいけないことがたくさんあります。成長するための機会を逃さないように貪欲に観察し、真摯に努力していくと改めて決意した秋葉山キャンプでした。

秋葉山キャンプ2017 【マツヤマデザイン 研修 佐藤のレポート】

この機会を与えていただいこと、とても感謝しています。
本当にありがとうございました!
以上、サトウのレポートでした。



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