
2016年06月17日
丹沢FF研修【栗林】2016.05.24-25
「意識」も「肉体」も森や川に溶け込み
まるで自然の一部になったような極上の感覚
これが、初めてのフライフィッシングを体験し、
今でも身体が覚えている一番の感動でした…

栗林です。
2016年5月24日・25日に神奈川県清川村の丹沢ホームに研修に行きました。
今回は松山さんと2人。一からフライの事を教えてもらいました。
釣り自体これまでに数えられる程の経験しかない、
「釣りのド素人」のフライ初体験談を今回は書きたいと思います。

松山さんに教えて貰った基本中の基本(メモ)
研修が決まった日から未だ見ぬフライに思いを巡らせ、
期待と少しの不安を胸に当日を迎えました。
「一匹釣れるといいね」
と松山さん。
ただ、内心そんなに甘くないだろうと思っていました。
事前にフライのことをあれこれ調べたりもしてみましたが、
「百聞は一見にしかず」ということで、
名コーチ(松山さん)の元、素直に体験してみよう。という気持ちで臨みました。

着せられてる感がハンパない(笑)
この後いよいよ川へ
フライの選択にはじまり、ポイントの見定め、狙い定めたキャスティング、
流れゆくフライが奏でるストーリー、息を潜める魚…
それらすべてが繋がったとき、初めて姿を見せてくれるのかな?
なんて想像を巡らしてみますが、
実際、初めての私にそんなことが最初からできるわけはなく、
松山さんにポイントを探して貰い、こんな感じで流してみて!というアドバイスに従って
おっかなびっくりキャストを繰り返します。
魚たちとの知恵比べには程遠いかもしれませんが…
それでもドキドキワクワク夢中で竿を握ったのでした。
あっという間に1日目が終了。
成果は0。
1日目のハイライトはというと、一度だけ流れるフライに魚影がすぅーっと接近。
あともう少しでもしかしたら…というところまででした。

合鴨の鉄板焼きをほおばる私
宿での夕飯は、あまりの美味しさに沢山おかわりをしてお腹いっぱい頂きました。
まさに至福の時!
宿ではビールを飲みながら、お風呂に入りながら、布団に入りながら、
松山さんと色々な話をしました。仕事のこと、遊びのこと。
一番盛り上がったのはワンピース(国民的超人気漫画)の話でした(笑)
「今日は早めに休んで、明日早起きして早朝に川に行こう!」
研修1日目の夜は、心地よい疲労と昂揚感の中、初めて聞く名も知れぬ鳥のさえずりを子守唄に眠りにつきました。
2日目の朝。
相変わらずぎこちない手つきで狙ったポイントめがけてキャスティングを繰り返し、
流れるフライを目で追う私。
ふと、
いつの間にか川のせせらぎも鳥のさえずりも聞こえなくなり、
静寂に包まれ、雑念も消え、「無」に。
昨日からたびたび感じていたこの独特の感覚、自然との一体感。
ああ、心地いいな…
次の瞬間、そんなふんわりとした意識の中から一瞬で我に返りました。
その時は突然訪れたのです。

初めまして、イワナさん
ニジマス1匹、イワナ1匹。
初めてのフライフィッシングで幸運にも2匹釣ることができました。
もちろんあの興奮と幸福感は格別のものでしたが、
釣れたから楽しかった、釣れなかったから楽しくなかったではない喜びがありました。
それが川の中でたびたび感じていた、自然とひとつになったようなあの感覚でした。
そして今回の出発から帰宅までの時間すべてを「体験」することができました。
何かを初体験するということは、
当たり前ですがその時1回限りのことで、次からはもう初体験ではないのです。
この研修の数日前にはカヤックも初体験させて貰いました。
フライフィッシングもカヤックも私の人生における「未経験」フォルダから「経験済」フォルダへと移されたのです。
私は今、毎日「経験済」フォルダを次々に作って、そのフォルダの中に自分の「体験」を入れています。
今回の研修を通じて、
たくさん話し、たくさん考え、たくさん感じ、たくさん笑うことができました。
それは歩いている自分の目の前の道が今までより少しだけ開け、少しだけ明るくなったような感覚です。
一つ一つの体験を積み上げて自分のものへと昇華していき、それを少しずつでも毎日に生かしていこう。
マツヤマ・デザインクルーとしての心構えであり、その歩みをまた一つ進められたような気がしました。
とても貴重な時間をありがとうございました。

まるで自然の一部になったような極上の感覚
これが、初めてのフライフィッシングを体験し、
今でも身体が覚えている一番の感動でした…

栗林です。
2016年5月24日・25日に神奈川県清川村の丹沢ホームに研修に行きました。
今回は松山さんと2人。一からフライの事を教えてもらいました。
釣り自体これまでに数えられる程の経験しかない、
「釣りのド素人」のフライ初体験談を今回は書きたいと思います。
松山さんに教えて貰った基本中の基本(メモ)
研修が決まった日から未だ見ぬフライに思いを巡らせ、
期待と少しの不安を胸に当日を迎えました。
「一匹釣れるといいね」
と松山さん。
ただ、内心そんなに甘くないだろうと思っていました。
事前にフライのことをあれこれ調べたりもしてみましたが、
「百聞は一見にしかず」ということで、
名コーチ(松山さん)の元、素直に体験してみよう。という気持ちで臨みました。

着せられてる感がハンパない(笑)
この後いよいよ川へ
フライの選択にはじまり、ポイントの見定め、狙い定めたキャスティング、
流れゆくフライが奏でるストーリー、息を潜める魚…
それらすべてが繋がったとき、初めて姿を見せてくれるのかな?
なんて想像を巡らしてみますが、
実際、初めての私にそんなことが最初からできるわけはなく、
松山さんにポイントを探して貰い、こんな感じで流してみて!というアドバイスに従って
おっかなびっくりキャストを繰り返します。
魚たちとの知恵比べには程遠いかもしれませんが…
それでもドキドキワクワク夢中で竿を握ったのでした。
あっという間に1日目が終了。
成果は0。
1日目のハイライトはというと、一度だけ流れるフライに魚影がすぅーっと接近。
あともう少しでもしかしたら…というところまででした。

合鴨の鉄板焼きをほおばる私
宿での夕飯は、あまりの美味しさに沢山おかわりをしてお腹いっぱい頂きました。
まさに至福の時!
宿ではビールを飲みながら、お風呂に入りながら、布団に入りながら、
松山さんと色々な話をしました。仕事のこと、遊びのこと。
一番盛り上がったのはワンピース(国民的超人気漫画)の話でした(笑)
「今日は早めに休んで、明日早起きして早朝に川に行こう!」
研修1日目の夜は、心地よい疲労と昂揚感の中、初めて聞く名も知れぬ鳥のさえずりを子守唄に眠りにつきました。
2日目の朝。
相変わらずぎこちない手つきで狙ったポイントめがけてキャスティングを繰り返し、
流れるフライを目で追う私。
ふと、
いつの間にか川のせせらぎも鳥のさえずりも聞こえなくなり、
静寂に包まれ、雑念も消え、「無」に。
昨日からたびたび感じていたこの独特の感覚、自然との一体感。
ああ、心地いいな…
次の瞬間、そんなふんわりとした意識の中から一瞬で我に返りました。
その時は突然訪れたのです。

初めまして、イワナさん
ニジマス1匹、イワナ1匹。
初めてのフライフィッシングで幸運にも2匹釣ることができました。
もちろんあの興奮と幸福感は格別のものでしたが、
釣れたから楽しかった、釣れなかったから楽しくなかったではない喜びがありました。
それが川の中でたびたび感じていた、自然とひとつになったようなあの感覚でした。
そして今回の出発から帰宅までの時間すべてを「体験」することができました。
何かを初体験するということは、
当たり前ですがその時1回限りのことで、次からはもう初体験ではないのです。
この研修の数日前にはカヤックも初体験させて貰いました。
フライフィッシングもカヤックも私の人生における「未経験」フォルダから「経験済」フォルダへと移されたのです。
私は今、毎日「経験済」フォルダを次々に作って、そのフォルダの中に自分の「体験」を入れています。
今回の研修を通じて、
たくさん話し、たくさん考え、たくさん感じ、たくさん笑うことができました。
それは歩いている自分の目の前の道が今までより少しだけ開け、少しだけ明るくなったような感覚です。
一つ一つの体験を積み上げて自分のものへと昇華していき、それを少しずつでも毎日に生かしていこう。
マツヤマ・デザインクルーとしての心構えであり、その歩みをまた一つ進められたような気がしました。
とても貴重な時間をありがとうございました。

Posted by マツヤマ at 19:39│Comments(0)
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