帰ってきたマツヤマブログ（株）マツヤマデザインの社長が何を考えているのか分かるブログ

2011.05に秋葉山でキャンプをした報告その2「秋葉山　サトウの火祭り編」です
その1　キャンプ編はコチラ
その2　火祭り編はコチラ
その3　カヤック編はコチラ
その4　カヤック動画はコチラ
その５　カヤックでの川遊び動画編はコチラ

この記事はその2「秋葉山　サトウの火祭り編」です

キャンプで酒宴を開いていると
サトウさんが寝た！
予定通りだ…

ゆすっても起きない
相変わらず超スピードで熟睡するヒトである

全員集合
おごそかな儀式の始まりである
（僭越ながら僕（紫のアウター）が音頭をとらせて頂いている）

眠りに付いたベットごと持ち上げる
既に準備万端、用意した焚き火に近づく…

秋葉山名物　恒例の「サトウの火祭り」の開始である

サトウさんは重い！ズシリと来る重さである
さすが御神体！重みが違う！

焚き火の上を渡す

かなり熱い！危ない！（子供は真似しないで下さい）

コレからが本番だ
高々と持ち上げるッ

人の肩の高さまでエイヤッと持ち上げろ！
また火を渡る

さすが秋葉山「燃えない！」
火伏せの霊験であるッ
その証拠に燃え盛る火の上を布一枚で渡されても「起きない！」のだ！

さぁ
これからが本番である

無事な開催を祈り祝杯を上げ
これからの荒行に備え、息を整える

いよいよ本番
皆で再度拝む

さて、キャンプ地より
遠く離れた祈祷地（秋葉山の鳥居前）へとサトウさん、
いや今は御神体となったサトウ神輿を運ぶのだ


目的地まではかなりの道のり
しかも坂まである


坂を上りきって自販機の前で休憩
男7人、ヘルプで女の子4人が参加しているが
重い！腕がビリビリする


言っておくが、この間サトウさんは「寝ている」のある
担がれ、火を渡され、数百メートルという距離を
揺さぶられ、掛け声を上げて担がれても「熟睡」している

写真のように、顔をライトで照射され、名前を呼ばれても無反応
気持ち良さそうに寝返りを打つくらいである
神がかっているとしか思えない…

恐るべき「睡眠力」である
不眠症で悩む方は、サトウさんを拝むと、少しくらい御利益があるかもしれない…


秋葉山の下社の鳥居前までやってきた
高々と掲げ秋葉山の神様に御奉納

一同厳かにコウベをさげ（数えたら11名いた、カメラマンと御神体を足すと13名である）

霊験高らかな秋葉の神に
火災消除・家内安全・厄除開運・商売繁盛・工業発展
震災の復興はもちろん
明日のカヤックの無事まで祈るのである

さて、祈りが終わったら
本日のハイライト
祭の一番の盛り上がり
「サトウの火祭り　大回転！」の時間である！！！

やる事はいたってカンタン！
サトウさんを大きな掛け声と共に回すのだ！
縁起を担いで東から！ソリャ！とばかりにぶん回す！
（信じられないかもしれないが、これでもサトウさんは寝ているのだ）

ソリャ～！！！回せ～！！！（ここから連続写真でご覧頂こう）


回せ回せ～！！！



あまりの回転で写真がぶれるほど！我々も必死である（寝ている一名を除き）


まだ回せ～！！！！！！！



ブンブン回し
ソリャ！ソリャ！ヨイショ！ヨイショ！と掛け声をかけ
息も切れよ、腕もちぎれよ
とばかりにブン回した御神体（サトウさん）を地面に降ろし
もう一度見てみる

まだ寝てる…

熟睡している

最後に皆で三本締め
これにて「サトウのゴハン」、「サトウの切り餅」に並ぶ三大サトウと言われる
「サトウの火祭り」の儀が滞りなく行われたのである

当然ながらサトウさんは、これで起きるわけも無いのである
重くてキャンプ地まで持って帰るのは、途方も無い労力である

「このまま朝まで置いておこうか…」と誰かが言ったが
それだと「死体遺棄みたい」という事で、
皆でまた持ち帰り、テントの中に配置した
遊んだらキッチリ片付けないと昔お母さんに叱られたものである

長くなったが以上が2011年度の秋葉山「サトウの火祭り」のご報告である

翌朝、ベッドの上で目覚めた彼は

「しまった！また寝ちゃったか！？」

と思ったらしいが後の祭り（文字通り）

全く昨夜の記憶は無いまま
元気にカヤックに乗り込んだのであった
（カヤック編の写真参照）

翌日のサトウさんの体力は満点（しっかり寝たからね）
なんともスサマジイ熟睡力である
僕達は結構筋肉痛でカヤックを漕ぐ腕が痛かった…

（この「サトウの火祭り編」の写真（僕は担いでいて撮れない）を撮ってくれたのはzekiさん。普段はステキな被写体を撮っているのだけれど、僕の友人なばかりにこんな馬鹿馬鹿しい儀式を撮る運命になってしまった悲運のカメラマンである、真っ暗なキャンプ地の闇の中、臨場感溢れる写真をありがとう！しかし、プロカメラマンに撮影してもらって行う深夜の儀式…思えば贅沢なイベントである。）

その3カヤック編に続く