2016年11月25日
アウトドアの学校レポート 11月17日 【大庭】
マツヤマ・デザイン新人のオオバです。 10月より開催しております【アウトドアの学校】に、サポートとマツヤマ・デザインの社員としてアウトドアに関する基礎知識を学ぶため、研修兼アシスタントとして参加させていただいております。
2016年度の【アウトドアの学校】は全4回の構成ですが、11月5日に行われました第2回目の講座「アウトドアカメラ講座」「登山体験」「ギア・キャンプ講座」の内容をレポート致します。
第1回目の講座の際、私はあまりサイズの合っていない街歩き用のスニーカーで参加したため、足を痛めてしまいました。なので、第2回目の講座を受ける際には靴だけは必ず新調しようと心に決めておりました。
しかし、
靴を買うなら、ザックも持ってないから買おう。
レインウェアも必須だから、これも買わねば!
と欲張ったため、私の【アウトドアの学校】第2回目は、ほぼ全身新品装備での参加となりました。
『AM』
11月5日 早朝「さくら咲く学校」にて受付開始。
私は名簿を手に生徒さん方を待っていたのですが、新しいウィンドブレーカーやザックを背負っている方がちらほら。前回の講座で学んだウェアやザックの知識やフェイスブックでのコーチ陣との情報交換が役に立っているようです。
また、前回3つのチームを編成し軽い登山を行ったため、すでに同チームの方同志で仲良くおしゃべりされている姿が見受けられました。自己紹介動画や名札の効果もあり、顔や名前もスムーズに覚えられたみたいですね。そんな和やかな雰囲気のなか、午前中のオオゼキ講師による写真講座が始まりました。
オオゼキさんの撮る素敵な写真は、仕事を通して何回も目にしておりました。
こんな素敵な写真、私の安いカメラではきっと撮れないんだろうな。
設定とか難しくて、理解できないかもしれないな。
そう思っていたのですが、
今回の講座での重要なポイントは、たった【3点】
●露出補正
●ISO
●ホワイトバランス
何だか私でも出来そうです。
説明を聞いた後は、みんなで屋外へ。
前回講座の日も晴天でしたが、本日もお天気に恵まれ快晴のアウトドア日和です。
そんなきれいな青空を、さらに濃く美しくとるコツをご教授頂きました。
太陽を背にして撮る。露出補正を少しプラスに。
そんな簡単なコツで、空がずっと深い色に。


太陽の方を向けば白く・・・背を向ければ青が濃くなる。
そんな簡単なコツがあったなんて、私を含め今回の講座で初めて知った生徒さんがほとんどでした。また、今まで避けがちだった【逆光】こそ、女性の顔や料理をきれいに撮るためには必要だったなど、目からうろこのお話しでした。
私は数年前に一眼レフカメラを購入したにもかかわらず、あまり上手く撮れなかったためずっと放置している状態でした。今回この簡単なコツを教えて頂いたおかげで、またカメラにチャレンジしたいなという気持ちが生まれました。いきなりオオゼキさんのような写真は撮れなくとも、今までと違った写真を少しずつ、撮れるようにしていきたいと思いました。

教えて頂いた通りにWBをいじってみました。水の中のような青い写真になります。
『PM』
本日の午後は、八高山への登山です。
前回の大尾山より少し距離もあり標高も高くなります。前回の登山で見事な筋肉痛になってしまったので、足の使い方に注意して登りました。途中で写真を撮りながらのゆったりペースもてつだい手伝ってか、前回より足はだいぶ楽になったと感じました。
とはいえ、前回よりも急な勾配もあり、登山初心者の私は何とか後についていく状態でした。なんとかついて行けているつもりでも、思いのほか疲れていたようで、そういう時にはつい注意力が散漫になり、普段の気の利かなさが表れてしまうものでした。体調の悪そうな生徒さんへ臨機応変な対応もできず、マツヤマさんの指示も聞き洩らし・・・
自分の足元ばかり見ていたなと感じます。スタッフとしてもっと周りをちゃんと見ていなければいけませんし、出来る事が無くてもせめて邪魔をしない様つとめなければなりません。その時々の状況で、最善を判断しなければなりません。それに美しい景色も楽しめません。
後にマツヤマさんから、屋外・アウトドアではその人の本質が出てくるものなんだよ、というお話をして頂きました。外では自分を取り繕うことができないから、だから普段から当たり前の様に周囲を見て、状況を判断できる様な人間にならなければなりません。アウトドアとはただ楽しみに行くものだと思いがちですが、そうやって自己を見つめ直すきっかけにもなるのだなと思いました。

山頂からの景色 右奥に富士山が見えます!
『夕方』
戻ってからの、おやつタイム。
マツヤマ校長がケーキを用意して下さっていました!色とりどりのケーキにはしゃぐ生徒さん方がとてもかわいらしかったです。甘いケーキに疲れが癒されていくのを感じます。
第1回講座の中で、マツヤマさんが【ご褒美】の大切さをお話しされていたことを覚えています。良い景色はもちろん、頂上であれを食べて、麓ではソフトクリーム、帰りの途中で温泉。そんな一連の流れをひっくるめてアウトドア。難しい山に登るだけが登山やアウトドアではないのだと。
【アウトドアの学校】も同じく、山歩きだけでなくこういった楽しい時間を含めて【アウトドアの学校】なのだなと思いました。
少し時間が推したため、暗くなるまで【キャンプ・ギア】のついてのお話がありましたが、皆さんとても興味がある部分ようで熱心に聞いていらっしゃいました。
色々な道具を見せて頂くと、次々と欲が出てきてしまい、あれも欲しいこれも欲しいと思ってしまいますが、一歩ずつ・一つずつ、自分の実力に合わせて徐々に時間をかけてアイテムをそろえていけたらなと思います。時間はかかると思いますが、その分長い時間をかけて楽しめるのがアウトドアの良いところだと感じました。
まだ講座は始まってたった2回ですが、生徒さんも私も様々な情報を与えて頂きました。私自身のことで言うと、アウトドアの学校+マツヤマ・デザインでの(=浜松に越してからの)約5か月間で、今までゼロに近かったアウトドアの知識と経験が徐々にですが増えております。
上にも記した様、アウトドアとはただ外で遊ぶだけではありません。遊びながら、外の空気に触れ、今の生活や自分のことをふと考える。見つめ直す。そして、日常の生活にも活きる状況判断や立ち振る舞いを学んでいく。
よく「自然は先生だ」という言葉を聞きます。直接何か言われるわけではないけれど、自然と触れ合う事、その日の気候に対応すること、その日その時の状況を適切に判断すること。またその時々に何かを思う事、考える事。それらの経験から何かを受け取れる、学びの時間だと感じます。
【アウトドアの学校】はそういう自然から与えられる何かを、上手に受け取る方法を教えてくれる場所でもあるなと感じています。回を追うごとに、生徒さん達と少しでも多くのものを受け取りたいと思います。そして受け取ったものが少しでも自分の身になるように、成長できるように、意識しながら参加したいと思います。
小さい事でも丁寧に教えて下さる講師・コーチの皆様に感謝するとともに、皆さんの遊び上手・学び上手な所を是非見習いたいと思っています。アシスタントとしてはたいして役に立てていませんが、次回またアウトドアの学校が開催される頃には、もう少し使える人間になっていたいと思います。
次は寒い時期の富士山で講座となります。フリースも欲しいし、ウィンドブレーカーも欲しいし、新しい手袋も欲しいのですが・・・欲張らずに一つずつ揃えていきたいと思います。アウトドアも、仕事も、浜松での生活も、一つずつ一歩ずつ、時間をかけて長く楽しめるようにしていきたいです。
2016年度の【アウトドアの学校】は全4回の構成ですが、11月5日に行われました第2回目の講座「アウトドアカメラ講座」「登山体験」「ギア・キャンプ講座」の内容をレポート致します。
第1回目の講座の際、私はあまりサイズの合っていない街歩き用のスニーカーで参加したため、足を痛めてしまいました。なので、第2回目の講座を受ける際には靴だけは必ず新調しようと心に決めておりました。
しかし、
靴を買うなら、ザックも持ってないから買おう。
レインウェアも必須だから、これも買わねば!
と欲張ったため、私の【アウトドアの学校】第2回目は、ほぼ全身新品装備での参加となりました。
『AM』
11月5日 早朝「さくら咲く学校」にて受付開始。
私は名簿を手に生徒さん方を待っていたのですが、新しいウィンドブレーカーやザックを背負っている方がちらほら。前回の講座で学んだウェアやザックの知識やフェイスブックでのコーチ陣との情報交換が役に立っているようです。
また、前回3つのチームを編成し軽い登山を行ったため、すでに同チームの方同志で仲良くおしゃべりされている姿が見受けられました。自己紹介動画や名札の効果もあり、顔や名前もスムーズに覚えられたみたいですね。そんな和やかな雰囲気のなか、午前中のオオゼキ講師による写真講座が始まりました。
オオゼキさんの撮る素敵な写真は、仕事を通して何回も目にしておりました。
こんな素敵な写真、私の安いカメラではきっと撮れないんだろうな。
設定とか難しくて、理解できないかもしれないな。
そう思っていたのですが、
今回の講座での重要なポイントは、たった【3点】
●露出補正
●ISO
●ホワイトバランス
何だか私でも出来そうです。
説明を聞いた後は、みんなで屋外へ。
前回講座の日も晴天でしたが、本日もお天気に恵まれ快晴のアウトドア日和です。
そんなきれいな青空を、さらに濃く美しくとるコツをご教授頂きました。
太陽を背にして撮る。露出補正を少しプラスに。
そんな簡単なコツで、空がずっと深い色に。


太陽の方を向けば白く・・・背を向ければ青が濃くなる。
そんな簡単なコツがあったなんて、私を含め今回の講座で初めて知った生徒さんがほとんどでした。また、今まで避けがちだった【逆光】こそ、女性の顔や料理をきれいに撮るためには必要だったなど、目からうろこのお話しでした。
私は数年前に一眼レフカメラを購入したにもかかわらず、あまり上手く撮れなかったためずっと放置している状態でした。今回この簡単なコツを教えて頂いたおかげで、またカメラにチャレンジしたいなという気持ちが生まれました。いきなりオオゼキさんのような写真は撮れなくとも、今までと違った写真を少しずつ、撮れるようにしていきたいと思いました。

教えて頂いた通りにWBをいじってみました。水の中のような青い写真になります。
『PM』
本日の午後は、八高山への登山です。
前回の大尾山より少し距離もあり標高も高くなります。前回の登山で見事な筋肉痛になってしまったので、足の使い方に注意して登りました。途中で写真を撮りながらのゆったりペースもてつだい手伝ってか、前回より足はだいぶ楽になったと感じました。
とはいえ、前回よりも急な勾配もあり、登山初心者の私は何とか後についていく状態でした。なんとかついて行けているつもりでも、思いのほか疲れていたようで、そういう時にはつい注意力が散漫になり、普段の気の利かなさが表れてしまうものでした。体調の悪そうな生徒さんへ臨機応変な対応もできず、マツヤマさんの指示も聞き洩らし・・・
自分の足元ばかり見ていたなと感じます。スタッフとしてもっと周りをちゃんと見ていなければいけませんし、出来る事が無くてもせめて邪魔をしない様つとめなければなりません。その時々の状況で、最善を判断しなければなりません。それに美しい景色も楽しめません。
後にマツヤマさんから、屋外・アウトドアではその人の本質が出てくるものなんだよ、というお話をして頂きました。外では自分を取り繕うことができないから、だから普段から当たり前の様に周囲を見て、状況を判断できる様な人間にならなければなりません。アウトドアとはただ楽しみに行くものだと思いがちですが、そうやって自己を見つめ直すきっかけにもなるのだなと思いました。

山頂からの景色 右奥に富士山が見えます!
『夕方』
戻ってからの、おやつタイム。
マツヤマ校長がケーキを用意して下さっていました!色とりどりのケーキにはしゃぐ生徒さん方がとてもかわいらしかったです。甘いケーキに疲れが癒されていくのを感じます。
第1回講座の中で、マツヤマさんが【ご褒美】の大切さをお話しされていたことを覚えています。良い景色はもちろん、頂上であれを食べて、麓ではソフトクリーム、帰りの途中で温泉。そんな一連の流れをひっくるめてアウトドア。難しい山に登るだけが登山やアウトドアではないのだと。
【アウトドアの学校】も同じく、山歩きだけでなくこういった楽しい時間を含めて【アウトドアの学校】なのだなと思いました。
少し時間が推したため、暗くなるまで【キャンプ・ギア】のついてのお話がありましたが、皆さんとても興味がある部分ようで熱心に聞いていらっしゃいました。
色々な道具を見せて頂くと、次々と欲が出てきてしまい、あれも欲しいこれも欲しいと思ってしまいますが、一歩ずつ・一つずつ、自分の実力に合わせて徐々に時間をかけてアイテムをそろえていけたらなと思います。時間はかかると思いますが、その分長い時間をかけて楽しめるのがアウトドアの良いところだと感じました。
まだ講座は始まってたった2回ですが、生徒さんも私も様々な情報を与えて頂きました。私自身のことで言うと、アウトドアの学校+マツヤマ・デザインでの(=浜松に越してからの)約5か月間で、今までゼロに近かったアウトドアの知識と経験が徐々にですが増えております。
上にも記した様、アウトドアとはただ外で遊ぶだけではありません。遊びながら、外の空気に触れ、今の生活や自分のことをふと考える。見つめ直す。そして、日常の生活にも活きる状況判断や立ち振る舞いを学んでいく。
よく「自然は先生だ」という言葉を聞きます。直接何か言われるわけではないけれど、自然と触れ合う事、その日の気候に対応すること、その日その時の状況を適切に判断すること。またその時々に何かを思う事、考える事。それらの経験から何かを受け取れる、学びの時間だと感じます。
【アウトドアの学校】はそういう自然から与えられる何かを、上手に受け取る方法を教えてくれる場所でもあるなと感じています。回を追うごとに、生徒さん達と少しでも多くのものを受け取りたいと思います。そして受け取ったものが少しでも自分の身になるように、成長できるように、意識しながら参加したいと思います。
小さい事でも丁寧に教えて下さる講師・コーチの皆様に感謝するとともに、皆さんの遊び上手・学び上手な所を是非見習いたいと思っています。アシスタントとしてはたいして役に立てていませんが、次回またアウトドアの学校が開催される頃には、もう少し使える人間になっていたいと思います。
次は寒い時期の富士山で講座となります。フリースも欲しいし、ウィンドブレーカーも欲しいし、新しい手袋も欲しいのですが・・・欲張らずに一つずつ揃えていきたいと思います。アウトドアも、仕事も、浜松での生活も、一つずつ一歩ずつ、時間をかけて長く楽しめるようにしていきたいです。
Posted by マツヤマ at 19:42│Comments(0)
│アウトドアの学校2016 第三期
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