2014年第二期アウトドアの学校の第一回を先日開催しました。
掛川市、さくら咲く学校に受講生14名アンバサダー5名、講師・スタッフ陣11名と合計30人での第二期になります。
午前中はアウトドアの基礎講座を教室で、
お昼に校庭でランチとデザート、
午後からは八高山に登山と盛りだくさんの内容。
登山初体験の方もいらっしゃってドキドキの登山でしたが全員無事に登頂成功!たくさんの笑顔を見れた一日でした。
これから半年間、毎月講座は続きます、たくさんの気付きと学びを、教えている僕も頂ける大切な機会。精一杯頑張ろうと思います。
『アウトドアで遊ぶ「野遊び」にはこれからの新しい「生活の仕方」のヒントが沢山隠れていると思います。』
と、じんせいの大先輩、僕の敬愛する法政大学ワンダーフォーゲル部OBの中山御老公も素敵なエールを送ってくれました。
(※余談ですが、僕は八ヶ岳を縦走しながら、「50年前に、御老公もこの道を歩いたんだ…」と天狗岳から硫黄岳へ向かうトレイルで感無量になった事があります。縦走は無事に成功し、赤岳の山頂の祠で、当時体調を崩していた御老公の無事を祈りました、50年前に訪ねて来た青年のコトを、八ヶ岳の神様はきっと覚えていてくれるはずと心から思いました)
さくら咲く学校のみなさんも協力してくれました。
僕にフライフィッシングの楽しさを教えてくれた、掛川スローライフカレッジの関係者、井村さん・佐藤さんから珠玉のような先達の知恵とエールをくれました。原動力となった小松さんとも御会いしてお礼の気持ちを御伝えすることが出来ました。
なにより、力を貸してくれる仲間。
登山部、去年の受講生、頼りある方達が笑顔で協力してくれたから開催することが出来る今があります。
心から感謝しています。
アウトドアを覚えて、学んで、何が実際に役に立つか?
それは、とても感覚的な事だし、個人差もあります。
同じことを同じ時に同じ場で体験しても、感じることは個人差もあります。
疲れて不快なばかりで、まったく役になんて立たないかもしれません。
でも、僕は信じていたりします。
いつも同じ仕事と家と住む街にいるだけ…よりも
緊張しながら慣れない仲間と挨拶し、知らない土地に出かけ、
厳しい自然の中、自然を屈服させるなんて絶対出来ないことを感じて、
体中に汗をかいて、つらかったり苦しいこともあるけれど
ドカンって青空と、ぶわーって風に身体を包まれちゃったりしたら
今まで、全然感じたことの無い事をその身で体験しちゃったら
今まで、テレビの中に「見る側」だったのを「する側」に変われば
明日は今日と少し違うはずだと。
僕は、アウトドアの学校の、今年のコピーは、
「じんせいを、すこし変えてみませんか?」
としました。
ちょっとだけ週末を変えれば、ちょっとだけ、じんせいが変わるかもしれない。
なんだか、そーゆーのって素敵じゃないかなと思うのです。
ザックを背負って旅に出よう。
自分の経験でしか話せないけれど
僕のじんせいは、街を出て野に出て、旅に出たおかげでたくさん変わりました。
とても素敵な人出会い、笑顔と言葉と想いをもらいました。
それは、デザインの仕事をする今、本当に役に立っているし、
僕のじんせいのタカラモノです。
アウトドアの学校 公式ホームページ
http://www.md-f.jp/outdoor/