炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場のキャッチ&リリース管理釣り場に、この夏にしてはカラッと晴れて素晴らしい気候。
流れからフライを目指して「バシャッ!」と迫力ある出かたをするネイティブ(天然)のアマゴはサイズこそ20センチ前後ですが体高があってパワフルな引きで楽しませてくれます。
流れの中からスィーっと出て来て、フライを咥えるおっとりさんのアマゴは、この初夏に僕らが放流した25センチ前後の育ちの良い放流魚、自然の川にも慣れて立派に生きているのを見てとても嬉しく思います。
どちらも綺麗な魚、半日でチャーハンさんとネイティブと放流魚半々で二人で20匹づつくらい釣って満喫。
魚を護り増やしたいという願いで、今年からスタートした「炭焼の杜明ヶ島キャンプ場 キャッチ&リリース管理釣り場」一年目にして確実に魚が増えている事を確認し、これならやっていけるかも…、と思えました。
昨年からずっと準備をしてきて、今年オープンしましたが、今はまだ、フライをやる人に知られておらず、全然お客様も少なくて、正直、今年は放流したり保護するだけで赤字です。でも、確実に魚は増えています。
綺麗な魚がたくさんいて、釣って殺して持って帰らずに護り、卵の設置、稚魚放流などを続けていけば、この川は、きっと全国から人が訪れる、地域の誇りになる程の素晴らしい川になると信じています。
https://www.facebook.com/matsuyama.takuya/videos/1765417783535944/
釣り終わってキャンプ場で管理人のおじさんと話していたら、車で親子がやって来ました。地元の方でした。
小学生の女の子が「夏休みの宿題で『地元の良いところ』を調べて書かなきゃいけないからキャンプ場を見せて下さい」と言ってノートを持ってやって来たのでした。
快くオーケーした管理人のおじさんの横で、僕は静かに感動していました。
僕が色々悩み考えてプロデュースしたキャンプ場が、小学生の女の子の夏休みの宿題で、地元の良いところの取材先に行こう!と思ってもらえた。1時間以上、ノートを片手に歩き回り写真を撮った女の子のレポートになるなんて…。なんだか、やって良かったなぁ…としみじみ思ったのでした。
キャンプ場はなんとかなりつつあります、管理釣り場はあと少し、焦らずコツコツ、約100年前、僕の祖母が見た、魚で溢れるほどの川に戻す事を夢見てプロデュースを頑張ります。そうしたらきっとこの川だって、いつか地元の誇りになるはずです。
近く、魚を保護し増やす為の基金やクラウドファンディングなども開設する予定です。その際はぜひ皆さまお力を貸して下さい。
管理釣り場を始めた目標の、僕のおばあちゃんが子供の頃の僕に言った「魚の頭を踏んで歩けるほどだった川の話」を載せてある「炭焼の杜明ヶ島 キャッチ&リリース管理釣り場」公式ホームページはこちらです。釣りをする人も釣りをしない人も良かったらぜひ見てみて下さいね。
http://www.bt-r.jp/smf/
「炭焼の杜明ヶ島 キャッチ&リリース管理釣り場」公式ホームページ