2016年タカノの研修の旅レポートです。
6/22~29の一週間
昨年に引き続き北海道へ研修へ行かせてもらいました。
今回の研修のテーマは、
『各自が好きな場所へ行き、自分の好きなコトする』
マツヤマ・デザインでも特に釣り好きの松山さんと僕の2人が、
「北海道でとことん釣りをしよう」のテーマで旅をしてきました。
【自分にとっての釣り】
僕にとっての釣りは、子供の頃からの日常の遊びで、
物心ついた頃、最初に父からもらったプレゼントは釣竿でした。
学校が終われば、その釣竿をかついで友達と近所の川で遊び、
父の休みの日にはいつも釣りに連れて行ってもらう少年時代をすごしました。
免許をとってからは地元だけではなく、
各地の海・川・湖・池など様々な場所で色々な釣りをする様になり、
結婚してからは、山間の田舎にある妻の実家に帰省するたびに、
妻の父と渓流に足を運んでいます。
そんな僕がマツヤマ・デザインに入社して、
松山さんに教えてもらったのが「フライフィッシング」。
思い通りにフライを投げられないもどかしさと、
そんな中でも自分が投げたフライに魚が飛びついた瞬間の光景が
なんとも言えない感覚で、一気にこの釣りが好きになりました。
そして、この釣りをとおして旅をしたコトで
体験出来た北海道やイエローストーンの豊かな自然。
同じ目的で仲間と一緒に旅をするコト。
フライフィッシングが繋ぐ縁で出会う素敵な人たち。
この釣りに出会えたコトが本当に幸せだと思っています。
【北海道でとことん釣りをしたら】
北海道へ出発する前、
「二人だけで釣りだけしてたらどんだけの魚つれるかな?」
「今回は海でも釣りしてみよう!」
「一週間の旅で、川でも海でも、どんな魚でもあわせて100匹釣ってみよう!」
なんて話を冗談まじりに松山さんと二人でしていました。
昨年の研修で北海道の魚影の濃さを体験していたので、
一週間かければ、目標達成できるだろうと考えてはいましたが、
そこはさすが北海道の豊かな自然。
海ではガヤ(エゾメバル)が入れ食い。
その他カジカやソイなどが沢山釣れました。
川では、フライを水面に落とせば、
オショロコマが次から次へと釣れてくれる状態。
最初に滞在した知床羅臼の二日間で目標の100匹を達成する事ができました。
北海道の無邪気な魚たちを沢山釣らせてもらったコトで、
あらためて自然の中で遊ばせてもらっているコトへの感謝と、
「もっと腕を磨いて丁寧な釣りをしなくては」と言う次なる課題、目標が見えてきました。
【今回の旅で学んだコト】
今回の研修でも沢山の魚が遊んでくれました。
豊かな自然がすばらしい光景を見せてくれました。
新たな出会いもありました。
会いたかった人にも再会できました。
一緒に旅するコトもできました。
社会に出て仕事をはじめると、
1週間も会社をあけて何処かへ出かけるのは、
ホントに大変な事だと思います。
きっと誰もがやりたい事や、行きたい場所があって、
夢に見て、でも、あきらめてしまう事の方が多いんだと思います。
マツヤマ・デザインに入るまでは、自分もそうだったから。
今はインターネットを使う仕事をしています。
スマホやノートPCなどを持って出かければ、
ネット環境がある所ならどこでも仕事ができる時代です。
旅に出る前に仕事を詰めたり、調整をとるのは当然だけど、
旅先からも仕事の状況把握はできるし、連絡を取りあう事も可能です。
たまに圏外になる場所にいたりもするけど、
1週間まるっと音信不通になる事はありません。
家族も安心です。
極端な話チャンスが来たら、
旅に出る事ができる。
時間は待ってはくれないし、
出会うことが出来ない人もいる。
その時を逃したら見れないモノがある。
いい時を逃したらそれで終わり。
マツヤマ・デザインにも新しい仲間が増え、
新しい展開へ向けて進み出しました。
そんな中での松山さんとの二人旅。
一番いいタイミングだったかもしれません。
遊びだけではなく、チャンスを逃さないライフスタイル。
まだまだ自分に足りない部分。
旅するコトで見えてきたコト。
旅する為にやるべきコト。旅先でもできるコト。
いい勉強になりました。
以上、タカノの研修レポートでした。
〔ここからは旅の記録です〕
【静岡→札幌→中標津→羅臼】
静岡空港から新千歳までは、1時間45分のフライト。
あっと言う間に北海道に到着です。
次のフライトまで時間があるので、
まずは腹ごしらえ。
そして温泉。
ここからプロペラ機で中標津空港を目指します。
機内からプロペラが回ってる所を
二人でジッとみながら会話していたら
「飛行機お好きですか?」って
CAさんに声を掛けられました。
よっぽど、はしゃいで見えたみたいです。
帰りにポストカードとか入ったおみやげを貰っちゃいました(笑)
中標津からレンタカーで最初の目的地、羅臼を目指します。
あいにくの雨ですが、北海道の広い道を走るのは楽しいです。
気温11℃とにかく寒い。
羅臼到着。
昨年も泊まった思い出のコテージで、コクブンさんミナトヤさんと再会。
初日から大勢の皆さんにお会いして楽しい夜になりました。
ありがとうございました。
【知床羅臼】
釣り開始です。
オショロコマです。
毎回驚かされますが、ホント北海道の川は魚影が濃いです。
コクブンさんに教えてもらったやり方で、
海でも釣ってみます。
ガヤ(エゾメバル)が沢山つれました。
ぜ~んぶ、ガヤです。
こんなでっかいカジカが釣れました。
子猫ぐらいの大きさです。
羅臼の港で2日連続で会った
おじちゃんとおばちゃん。
なかよく大きなカレイやコマイを釣ってました。
この日はテント泊です。
ここは森の中の雰囲気のいいキャンプ場でした。
【羅臼→釧路】
快晴です。
羅臼岳には6月でもまだ雪が残っています。
この日も朝から釣りをして、
次の目的地釧路へ向かいます。
車を止める所があれば、
どこでも釣りをしながらの移動です。
さらに進みます。
がっしかし、
運転中に腰に激痛が...。
寒さで腰がやられたみたいです。
運転をかわってもらって薬局へ。
ちなみに会社では、ガラスの腰を持つ男と呼ばれています。
腰の痛みに耐えながら、釧路の街で夕食。
美味しいモノを食べると元気がでます。
「北寄」←ホッキって読むのをはじめて知りました。
【鹿追町・然別湖】
世界71ヶ国の辺境をロッドを抱えて旅した、
フォトジャーナリストの残間さんの
トークショー&フライフィッシングイベントに参加させてもらいました。
楽しい時間をありがとうございました。
然別湖でのフライフィッシング。
迎えのボートがくるまでしばし待ちます。
初めてのボートでのフライフィッシング。
揺れる船上でのキャスティングは難しかったですが、
チビッコいのが遊んでくれました。
【十勝川・然別川】
ここからは、ハラさん、ユウコさんご夫妻と一緒に旅させてもらいました。
お二人の上手な釣りについつい見とれてしまいました。
お昼ごはんは、焼きそば弁当!
バーナーでの湯沸しもだいぶ慣れました。
ここでは、元気なニジマスが遊んでくれました。
道中、巨大な熊のフンを発見!
ちょっとビビりました。
【更別→札内川→沙流川→新千歳】
然別湖のイベントで一緒だったタメヒロさんを訪ねて
「activity centre ANDOOR」へお邪魔しました。
サイクリングとフィッシングの拠点になる施設だそうです。
なんかワクワクしますね~。
札内川に来てみましたが、
増水で、釣りを断念。
ここで、ハラさんご夫妻とお別れ、
手際のいい見事なパッキング、さすがです。
楽しい旅をありがとうございました。
新千歳に向かう途中で沙流川に立ち寄り、
この旅最後のフライフィッシング。
ここでも、オショロコマとニジマスが遊んでくれました。
新千歳で最後の夜。
充実した研修と「釣り釣り天国 北海道」に
ビールとお寿司でカンパイです。
松山さん楽しい旅をありがとうございました。