マツヤマデザイン研修の旅2016、
まさ研修レポートです。
いつもの研修では
松山・ゼキさんが素敵な写真を撮ってくれるので、
ヘタッピな僕は撮影は遠慮していますが、
今回は一人旅。
レポート用の写真撮影もがんばって来ました。
折角なので写真が綺麗に見られる
専用ページにレポートをまとめて見たので、
下のリンクからご覧ください。
2016年の今作るなら
スマホで見る人に最高の状態で見れるのが「ベスト」と思い、
スマホで見たときに一番素敵に見れる様に作ってます。
(というかスマホで作りました…)
ぜひスマートフォンのタテ長画面で、ご覧ください。
【まさ研修レポート 特設ページはこちら>】
https://spark.adobe.com/page/Ba16P/
上記ページは外部サイトになるため、
控えとして以下にも同内容を記載しておきます。
(折角なので上の特設ページをスマホで見てくれるとうれしいです。)
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masa. surf trip
2016 IN HAWAII
行って参りました。
6泊8日のサーフ研修
「なにより本物を経験しなさい」
「いつかは夢の○○(聖地)へ行きたい」ではない。
「行ったからこそ見える事がある」
「行った人としてこれから生きていくのか」
「行きたいと思っているだけの人として生きていくのか」
等々
松山の想いを受けてサーフィン研修行ってまいりました。
ヒロトも言ってました
「夕刊フジを読みながら老いぼれてくのはゴメンだ」って
松山:「今回の研修は各自、好きな事の聖地に行かせます」
松山:「まさは、最近サーフィンしてるから海外でサーフィンして来なさい。」
の言葉で決定した今回のサーフィン研修
【最初に整理しておくと僕はあんまりサーフィン上手ではありません。】
最近はじめたサーフィンは今年で4年目
兄弟に誘われて毎週末楽しんではいるものの、
サーフィンが楽しいって言うよりもサーフィンによる副産物が心地良くて
サーフィンを続けてる感じ
何でサーフィンしてるのか?
ランキングにしてみるとコンナ感じ。
1.早起きすることで矯正される生活リズムが気持ち良い
2.海に入る事で得られる心地の良い疲労感と共に過ごすスローな休日の心地よさ
3.普段の生活では感じる事の出来ない早朝・日中・日没の変化、風、波、自然の移り替わりや
温度・匂いの感覚を感じている瞬間の気持ち良さ
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【体を動かしお腹がすく、ご飯を食べて、家族と話す】
無駄な事をちゃんと削ると本当に楽しい事が見えてくる感覚があります。
キャンプにも似た“生きる行為”の楽しさ
「食べる事」「話す事」「暮す事」
あたりまえの生活行動が楽しい事になる感覚が気持ち良いんです。
、というように
「サーフィンが上手く出来た気持ちよさ」とか
「レベルアップしていく気持ちよさ」や「○○って技が!」とかランキングに出てこない。
サーフィンのレベルとは関係ない所で楽しんじゃってるので、
「上手になりたい」って気持ちがあまりないんです…
上手くなって競争していく楽しさもあるとは思うのですが、
僕の中でサーフィンといまいちマッチしないのです。
【ローカルガイド】
今回の研修で何より大きかったのが「ローカルガイド」の存在
国内ではあまり多くない海外の本物の「ローカルガイド」です。
見たことのない景色を見る為に、冒険やチャレンジを求めて遠くからやってくるゲストに対して
ゲストのレベル(技術レベル・生活レベル)や出身地、を見て
危険や不快感は与えずに、満足できる程度の「良い塩梅」の冒険・エキサイティングを体感させてくれる。
ゲストが冒険に必要な現地の「食」「環境」「仲間」と繋ぐだけでなく
演出をして最高の冒険へと昇華させてくれるガイド
地元でユル~く楽しんでいるサーフィンですが
大事なポイントをちゃんと抑えておかないと結構危なかったり…
海外まで行ってまったくやれないなんて可能性もあるスポーツ
風や波のうねりにあわせたポイントを選ば無いとまったく遊べない可能性があるのはもちろん
ポイント毎に異なる、沖に流される離岸流の特徴を知っておかないと
気づいたら海から出られないなんて危険も…
海外だと日本のビーチ(砂)と違ってリーフ(岩・サンゴ)だったりするから、
干潮・満潮や場所選びを間違えると、体中ウニの棘だらけなんて話も…
そんなことよりもっと怖いのがローカルのお兄ちゃん達、
前乗り(乗る波に対して優先権を持ってない人が波に乗っちゃう事)なんてルール違反しちゃったら即パンチアウト…
「ローカルガイドを探したい」って僕の相談に松山はすぐに答えてくれました。
「サーフィン」の事なら「オリンピックサーフィン誘致もしている伊豆下田」
「伊豆下田」の事なら「前下田市長の応援部隊 隊長の西林さん」って事で西林さんに電話相談
西林さん:そーいう事ならアンリーデイビスとも付合いのある直人プロだな
ってな事ですぐに紹介してもらって
直人プロ:今の時期ならハワイでカービー福永っていうプロガイドが最高だよ
ってな具合で松山・佐藤さんからのつながりで「カービー福永さん」を繋げてくれました。
上手くなりたい欲求のあまりない僕は
「直人プロ」も「カービー福永さん」も聞いた事は無かったのですが、
サーファー仲間は皆が驚くほど 実はサーフィン界では凄い人達だとか。
(直人さん・カービーさん本当にわかってなくてゴメンナサイ…)
伊豆下田の鈴木直人プロのお店
real surf shop
http://realsurf.jp/
カービー福永さんの立ち上げた
ハワイとサーフィンを旅するwebマガジン
http://go-naminori.com/
そんなこんなで決まったハワイ研修は僕にとって初体験が盛りだくさん。
初めての一人サーフィン
初めての単独海外
初めてのリーフ
初めてのプロガイド
初めてのオーバーヘッド(大きい波)
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・
いろいろと調べたり、予定を立てたりしようかとも思いましたが
加工された情報を元に自分の行動予定を決めるよりもロコの意見をしっかりリスペクトして、
すべて身を委ねようと心に決めて
「サーフポイント本(ハワイのポイント毎の注意点が載ってる本)」以外は無視!
変に調べず飛び込んできました。
色々と感じたこと、学んだこと
試して成功だった事
失敗したこと
色々とありましたので
書き記します。
【プロガイドという存在】
日本でガイドさんと言うと
説明を読み上げながら一緒に歩いてくれる人
というイメージがありますが、
海外のローカルガイドを良く知る松山から
本物のローカルガイドは日本の“それ”とは大きく違うという話を聞いていましたが、
僕は今回が始めての海外ローカルガイドの経験。
カービーさんのガイドから本物のガイドという物、存在意義を存分に感じてきました。
・危険な時間・場所はどこか?
・波に対して自分が何処にいるべきか?
・波の速さに対してどの程度のパワーで漕ぐのか
・今来ている波の優先権は自分にあるのか
色々注意しなくちゃいけない事を想像している僕にカービーは言います
「僕の横にいてね。」
「波は見なくてOK。僕がGOって言ったらGOだよ、考えなくて良いからね。GOだよ。」
「ハワイは前乗りOKだから」
サーフィンのプロであり
ローカルサーファーからも信頼を集めるカービーに促されるまま、
ただただ僕は波に乗る事を楽しむだけ…
GOって言われたら漕ぐ
そして波にのる
ただ楽しむ
ただそれだけ…
楽しむだけ…
でも本当は全部必要な事、
ただカービーがやってくれてるだけ
(やってる姿を見せない様に気を使いながら)
「危険すぎない」かつ「ちょっと冒険、エキサイティング」な場所選び
ローカルとのコミュニケーション
波の優先権取り
(【これ凄い!!】僕の隣でカービーさんが乗るポーズをして優先権Get→僕に優先権を渡してた!)
サーフィンに精通し、ローカルに精通しているからこそ出来る事。
でもそれだけではないから凄い!
僕に合わせたハワイの行くべきスポット
プロサーファーとしてのアドバイス
褒められると嬉しい!
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カービーさんのブログにガイドの事やハワイの事が綴られているけど、
僕の事も書いてくれてます。
(僕の変な癖を叱ってくれた事はあまり書かずに、素敵な記録に仕上げてくれているあたりもニクイ!)
【1日目:LOOK FORWARD!!!(KIRBY FUKUNAGA BLOG)】
http://go-naminori.com/kirby/?p=61295
【2日目:UNAGI PIE SURFING(KIRBY FUKUNAGA BLOG)】
http://go-naminori.com/kirby/?p=61434
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たぶんカービーさんは「サーフィンで波に乗らせてあげればOK」とは思っていないと思います。
単なるサーフィン先生ではないんです。
「サーフィンをもっと好きにさせてあげたい」
「ハワイという地を好きにさせてあげたい」
「今回の旅を最高の思い出にしてあげたい」
サーフィン普及の代表であり
ハワイのローカル代表として
僕の旅の記憶を最高の物に作り上げる、ある意味エンターティナーとして接しているのだと感じました。
日本に帰ってきて僕は思いました。
日本は日本でハワイには無い良さがあり、ハワイも素晴らしかったけれど、
日本もやっぱり大好きだという事。
ハワイとは違うけれど日本だからこその景色・空気・仲間があって
ハワイを見てきたからこそ色濃く感じる“地元の素晴らしさ”
サーフトリップに行くと言った僕に皆「海外は良いぞ~」「日本でのサーフィンが馬鹿馬鹿しくなってヤル気なくすぞ~」
なんて言われましたが、
そんな事は無く
ハワイと遠州灘は全然違うけどどっちが良いって話ではなく
それぞれ違いがあって、
違いをちゃんと知るとそれぞれの良さが見えてくるのだと気づきました。
カービーさんは、
日本はもちろん、世界各地、
良い波があればスグに旅をしちゃう事で有名なガイド。
現地(ハワイ)を知り尽くしている事はもちろん
ビジターの出身地(日本)にも精通し、ハワイと日本の“違い”を正しく認識しているからこそ
日本から来た僕に、ハワイの魅力を正しく提供できるのだと気づいた今回の旅
【旅をする事】
それは旅先を見て感じる事で旅先と地元の違いを知り、
地元の良さを再発見する行為なのかも知れません。
以上2016年まさのハワイサーフィン研修レポートでした。
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以下今回のハワイでの雑記もドーゾ。
海外の楽しみ方
【ちょっとデリカシーが無い位の勢いで人と絡んだほうが楽しくなる】
ノースショアのスケートボードパーク
やってみたいけど
怖そうなお兄ちゃんばっかり…
だけど同じ趣味の仲間
怯まず、遠慮せず
飛び込んでみれば
やっぱり楽しい
慣れないチップにドキドキ
初めて生で見るチューブライド、プロカメラマンが撮影にきてた!
一人でサーフィンするのは、実は今回が初めて
サーフィンも早々に
ロイヤルハワイアンでマイタイ
そして夕暮れ
【実は出発前夜に38度の発熱】
ノースショア到着直後にゲリピー
ホテルの朝食のパンが一番…
慣れない土地のカーステレオから聞きなれた曲が聞こえてくる安心感
買い物帰りのぼくのレンタカーに
誰か乗ってる!?
やっぱり海外は危険だ!
盗難か!?
強盗か!?
よく良く確認すると助手席のヘッドレスト
サーフボードを積む為に僕が前倒ししたのを忘れてただけ…
ハワイ研修に向けての情報収集
たった一冊だけ用意した本
実はカービーさんが監修した本だった…!
スタッフの姿勢からブランドの底力を思い知る
飛行機で初めての非常口席で帰って来ました
下田、掛川、袋井、磐田、浜松
そしてハワイののローカルのあんちゃん達のお陰で充実した研修が出来ました。
カービーさんありがとう御座いました。
「ハワイに行きたい」では無く
あなたと一緒に海に入りたいから
またハワイにいきます!
2016鈴木真広